権力のおごりだ――小泉進次郎・内閣府兼復興政務官は30日、東京都内での講演で、安全保障関連法などをめぐる自民党や安倍政権の対応を批判した。安倍晋三首相が7日に予定する内閣改造に関しても「勘違いはしない」。「サプライズ人事」も取りざたされる中、入閣要請があっても受けないことを示唆した。
小泉氏は、安保関連法への理解が広がらなかったことについて「自民党にも責任がある」と指摘。自民推薦の憲法学者が衆院憲法審査会で「違憲」と指摘したことについて、「自民党が呼んだのに、一部ベテランが『国家の平和や国民の安全に責任を持つのは学者ではなく、政治家だ』と言った。『誰が呼んだんだ』という話だ。そういった姿勢が国民から権力のおごりと捉えられた」。安倍首相がテレビで模型や例え話を使って同法を説明したことも「例え話は使わない方がよかった」と語った。「安保や国防では緊急事態のときにどう動くか、すべて例示して備えることはできない。だからこそ本質を粘り強く説き続けていく努力が不可欠だ」と述べた。
内閣改造で、閣僚や官房副長官など要職に抜擢(ばってき)される可能性については「勘違いはしない。まだまだぞうきんがけの期間がある。当選回数だけじゃなく、年齢も若すぎる」と述べた。
原発政策については「30年後、40年後、その先を展望したら、リスクや不安を感じることなく、経済の成長を阻害することもなく、どう原発をやめていけるのかという方向性で考えていくべきだ」と語り、原発ゼロを唱える父の純一郎元首相と足並みをそろえた。(笹川翔平)
小泉進次郎氏が安保関連法成立について、進め方が悪い?と政権を批判しています。
朝日新聞は 人気者小泉議員のこの意見を聞いて小躍りした事でしょう。
色々意見があるでしょうが、このような事は自民党を離党してから言ってもらいたいです。
離党する気があるのかどうか知りませんが…。
衆院解散の時も批判していましたが、そんなに不満なら無所属になればいいのにね。
<衆院選>解散に批判的発言小泉進次郎氏
小泉氏の言っているのは自民党推薦の長谷部氏が
「集団的自衛権行使を違憲だ」 と言った事に対して
自民党ベテラン議員が(誰?)
『国家の平和や国民の安全に責任を持つのは学者ではなく、政治家だ。』
と言った事が失礼だと。
これは本当の事ですが、学者の主張を否定する事になるから失礼かも・・・。
だけど、元はと言えば、船田元が事前に長谷部氏の意見を聴取せず
安易に長谷部氏を推薦した事が間違いだったのです。
もっと参考人の人選に慎重であるべきだったのです。
小泉議員は自民党議員なんですから、その辺を上手く言うべきだと思いますがね。
それに小泉議員は7月頃にも「自民党は説明不足だ」と批判していましたが
ご自分は自民党議員として地元の支持者にわかり易い説明をしたのでしょうか。
小泉氏は安倍首相の例え話が悪いと言っていますが、
わかり難いという有権者にどうにかして理解してもらおうとした結果だったと思いますが
それも否定するんですね。
小泉氏は、はっきりものを言うというので支持をする人も多いと思いますが
はっきり言う視点がずれている様な気がします。
自党の批判なら党内の勉強会などで主張すべきで
公の場で批判するのは卑怯だと言ったら言い過ぎでしょうか。
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小泉進次郎氏は「なんでコロンビア大学院出身の俺様が、アベの如き低学歴に使われなきゃならねえんだ」と心の中で思っているのでしょうか。安保法制の審議は急ぎ過ぎ、総裁選を行わなかったのはけしからんとおっしゃっているようなので、安倍晋三総理に協力しようという気がないように見えます。安倍総理も自民党も来夏の参議院選挙を睨み、入閣はなくとも何か目玉となるような役職につかせたいところでなんでしょうがねぇ。
個人的な心情としては親父さんと一緒に「反原発党」でも「規制緩和党」でも何でもよいので新党を立ち上げて離党すればと言いたいところなのですが、そうなると安倍政権や自民党の支持率にも影響しそうなので、本当にちょっと困った存在ですね。
小泉進次郎さんねえ。
自分に自信があるんでしょうね。
自惚れと傲慢さがチラホラと。
と言っても、人気があるのも事実ですし影響力も大きいです。
だから党内の重鎮の反発も恐れず、好き放題言う、ってところでしょうか。
進次郎氏にある程度言いたい事を言わせて、自民党の自由さを示すとともに
安倍さんのやり方に不満を持っている自民党支持者の心を自民党に引き留める為の
安倍首相の戦略だとしたら凄いですが…。
ま、その実安倍さんは手を焼いているかもです。
絶大な人気者の進次郎氏を自民党に留め、そしてこれ以上批判させない為には閣僚にする事も考えていたりして…。
安保法制にはあまり協力的でないところは石破さんに似ている気もしますね。