【シリア情勢】菅義偉長官「懸念せざるを得ない」 ロシアの空爆で
菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、ロシアがイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を標的だとして実施したシリアでの空爆について、米国が「無差別な軍事作戦だ」と批判したことに関連、「仮にロシアがイスラム国以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」と述べた。
シリア情勢をめぐる日本政府の対応に関し、菅氏は「情勢の改善に向け、引き続き米国と連携しながら適切に対応したい」と語った。
ロシアがISIL壊滅の為、シリアへの空爆を始めました。
アメリカ中心の連合軍が反アサドを支援し、
ロシアはアサド政権を支援しての空爆ですから
目的はテロ組織壊滅ですが米側とロシアは対立しそうです。
ロシアはISILに参加しているチェチェン人が帰国後
テロ事件を起こすの恐れた為の空爆のようです。
チェチェン独立派のテロ事件と言えばモスクワでの劇場占拠事件や
学校占拠で小中高生が犠牲になった事件を思い出しますが
ロシアへの併合や独立、それに伴う紛争で多くの犠牲者を出しているようです。
ロシアのシリア空爆は最終目的はテロ集団の壊滅ですが
反アサド政権を支持するアメリカとアサド政権を支持するロシア。
それぞれ敵対していますから、アメリカとはロシアを非難し始めています。
ですから事の成り行きによっては日本として難しい立場になりそうです。
ウクライナ問題で欧米主導の経済制裁に日本も同調し
その事をロシアは日本を非難しましたが
日ロ会談に、またもや懸念材料が増えが感じがします。
国連での安倍さんとプーチン氏との握手。
いい感じだったんですが、日露首脳会談はどうなるんでしょう。
日米同盟と北方領土進展。
またもや難しい判断を迫られる事になりそうです。
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