
<生前退位>保守派が反対表明 2回目ヒアリング
【記事は省略】
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天皇の退位についての2回目の専門家へのヒアリング結果が公表されました。
渡辺昇一氏の
「皇室の最も大事な役割を祭祀とし、
国事行為などは皇室典範に規定がある「摂政」による代行が望ましい」
との考えに賛同します。
また第1回目のヒアリングで平川祐弘氏の
「ご自分で拡大された役割を絶対的条件にして、それを果たせない時は
退位したいというのは、ちょっとおかしい」
との厳しい意見にも頷けます。
平川氏は他にも興味深い発言をしています。
天皇退位:現状のままか、摂政か、譲位? 色々な意見があるようで・・・。
▼天皇家にとり「まつりごと」とは「祭事」が第一で、天皇は国民にとってまず神道の大祭司である。
▼天皇家が民族の永生の象徴であるのは「祈る」ことにより祖先へと「続く」からで、存在することに意味がある。
▼万世一系と続く天皇は民族の永生の象徴で、日本の不滅を信ずる民の心のよりどころである。
その陛下が祈ることにより死者と生者は結ばれる。
それが「国民統合の象徴」の真の意味で、いま生きている人の統合だけではない。
私は平川祐弘氏と渡辺昇一氏の意見に賛同します。
天皇陛下の公務とは本来何なのか、
その事をよく考えれば天皇陛下の公務軽減に繋がるのではないでしょうか。
※大変不敬ではありますが、次期天皇が心許ないです。
公務を徐々に皇太子殿下に移譲し、天皇としての公務に十分耐えられられるのか
雅子妃に負担にならないのか、見極める期間も必要ではないでしょうか。
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人事交代があってもこの状態である事は、意思のある処は何処か、明確に理解できます。
渡部氏のご発言に、「安倍晋三首相は国民に『摂政』の意義を訴えよ」(産経)と記事に
なってます。広く報道されることにも、ヒアリングは利点はあります。
不思議に思う事に、今上天皇が平川氏や渡部氏のお考えの立場の方々との『御進講』を、
されていらしたのか、どうかがありました。お二方共に、叙勲されていらっしゃいますし、
十分なお立場であられると思うのですが、どうであったかは知りたい事でもあります。
元々、GHQによるバイニング氏が家庭教師であったこともあり、中庸でないと気づく
発言の場面もあったと、思います。
昭和天皇は、晩年まで多くの『御進講』を受けておられたとの記述を、読みました。
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喫緊の東宮公務の岐阜では、福祉施設へは東宮妃は訪問せずでした。
東宮が摂政に就く事で、評価は必然的にされるようになり、そこを回避する事に、
主たる理由があるのかもしれないと、思えるのです。
こんな事を言うと、失礼ですが両陛下は自ら公務を増やし、そしてそれが負担だと仰っている気がします。
まさに第一回ヒアリングでの平川祐弘氏のご意見に頷けます。
陛下の退位のご意向は現皇太子、皇太子妃の天皇、皇后としての不適格さも関係しているのではないでしょうか。
秋篠宮殿下が次期天皇なら問題はないのにと思わずにはいられません。
妃殿下も内親王殿下たちもご公務をきちんとこなされていますから。
御深井さんが仰るように、東宮が摂政に就けば自ずと適格性がわかります。
その上で秋篠宮殿下に継承して頂きたいと思いますが、
残念ながら、余程の事が無い限り東宮が継承する事になると思います。
それならそうで、早い時期から天皇陛下の公務を覚えて頂き
きちんと祭祀を執り行えるようになって頂き、また外国の方にも恥ずかしくないマナーも身に付けて頂きたいですね。