
「高市早苗さんは拉致問題に興味がない」
そんな事を言う人がいます。
島田さんもそのひとりです。
こんな事をポストしていました。
複数の、信頼する自民党関係者から聞いた話だが、高市早苗氏は、これまで拉致問題の集会に一度も出たことがない理由について、「家族会、救う会はかつて野中広務、河野洋平氏らが決めた北朝鮮への食糧支援に反対して、自民党本部前で座り込みをした。あれで私は切れた」と語っているという。…
— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) April 27, 2025
「これまで拉致問題の集会に一度も出たことがない」
こんな話を聞いた事があります。
しかし集会に出るだけが活動ではありません。
野中広務氏について地村保さんが生前述べていました。
それは怒りの声でした。
では高市さんが座り込みをしていた被害者家族を非難したのでしょうか?
国会前で座り込みをするとは怪しからん、
とでも言ったのでしょうか。
本当にそうなのか。
まさか。
あれほど「国民の命を守る事、領土領海を守る事」が重要だと力説していた高市さんが?
拉致問題に興味がないって?
総裁選では発言の冒頭に必ず述べていた高市さん。
ご自身のコラムの最初にも、
高市早苗は、国の究極の使命は、「国民の皆様の生命と財産」「領土・領海・領空・資源」「国家の主権と名誉」を守り抜くことだと考えます。
北朝鮮問題について2002年09月25日のコラムに次のように述べています。
まず「日朝平壌宣言」について
日本にも問題が有るかのような表現
金正日氏が口頭で認めた拉致への北朝鮮の関与や謝罪を書面に盛り込まなかった
政府は実行犯の日本への引渡しを求めるべきです。拉致犯罪の発生現場は日本国内です。日本の刑法は「属地主義」ですから、国内の外国人犯罪として訴追すべき
日本が北朝鮮に対して「補償」すべき法的根拠は存在しません
島田氏が誰から聞いた話なのか述べていませんが、これこそデマではないのかと。
島田氏と言えば「救う会」の副会長ですから、拉致問題については詳しい方の筈です。
その方が真偽不明の事をポストするとは・・・。
議員になれば色々真偽不明の情報が入ってくるのでしょうが、上記のポストは軽率でした。
早速、島田氏に反論するポストがいくつかあります。
昨年、総裁選時の演説:高市早苗
— 柴🍑五郎子 (@shibagoroco) April 27, 2025
「これは私が足かけ4年間、総務大臣をしてきた中で
”国際放送に関して拉致問題に関する
報道をしていただきたい”旨を書いて参りました」 pic.twitter.com/NSjocNlRv3
島田氏のポストによれば
「複数の、信頼する自民党関係者から聞いた話」とあります。
複数、信頼する、自民党関係者・・・。
石破さんの駄目さ加減が露呈している今、高市早苗総理案が浮上しています。
ですから党内闘争に巻き込まれ利用されているのではと思います。
島田さんほどの方が、伝聞をポストするなんて・・・。
どれだけの人が閲覧すると思っているのでしょう。
そしてどれだけの人に影響を及ぼすと思っているのでしょう。
本当に軽率でした。
そしてあのポストで自分への評価を下げたと自覚される方がよろしいのではと思います。
参考:救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
救う会の初代会長であり当時の会長の佐藤勝巳氏の主張です。
「売国的コメ支援---コメ支援反対行動の総括」
現政権も人道的支援だと言い、高騰しているコメを海外に送っていますが、
その前に国民の生活を第一に考えてもらいたいものです。
引退しても中国ベッタリの河野洋平氏。
北朝鮮へのコメ支援に河野談話と昔から売国的考えだったのがよく分かります。
高市氏には残念ながら、そのように思わせる言動があります。
一例を言いますと、高市氏は、
それらしきことを言いますが、 「憲法改正」と「皇室護持」を明確に語りません。
ここが青山氏や西田氏との違いです。
> blueさん。... への返信
そうなんですか。
総裁選前の発言なので選挙を意識した発言なのかもわかりませんが、
憲法改正では特に9条改正は急ぐべきだと述べていました。
https://www.sankei.com/article/20240921-EXRLKO4KGVIFBLQUIJJ5TLOJT4/
また皇統については男系男子、旧皇族の復帰にも言及されています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092300331&g=pol&p=20240923ax01S&rel=pv
政治家は選挙前になれば受けの良い発言が多いですが、高市さんはそうでない事を祈っています。
「憲法改正」については、国民が発議することと、高市氏は述べています。
九条の改正を急ぐのは、時代に合わなくなっていると説明しています。
これが氏の普段の意見です。
氏はなぜ憲法改正が必要なのか。自分はどのように考えているかについては、いつも説明しません。青山氏のように、GHQによる「日本弱体化計画」という歴史に言及したことがありません。
選択的夫婦別姓の先にあるものが、皇籍の否定であり、皇室の崩壊につながることも語りません。氏が説明しているのは、自分の作った法律で通称可能となるのだから、それでほとんどの問題が解決されるという「技術論」が優先しています。
「安倍政権の継承」というのであれば、「戦後レジーム」からの脱却がその本質です。
この短い動画で私もそこまでの希望は言いませんが、時間のたっぷりある日頃の氏の主張に、安倍首相や青山氏、西田氏のような「GHQ統治」以来の日本の桎梏についての意見が、氏にはありません。
つまり氏は一番の原因となっている「同盟国アメリカ」と、その協力者である「財務省」への批判につながることを避けていることになります。
大した政治家なのか、巧妙なやり手政治家なのか、私には判断がつきません。私に分かることは亡くなった安倍氏のように、国のトップに立つリーダーは死を畏れずに、明確な「旗印」を掲げるべきでないかということです。
長々とコメントを入れましたことを、お許しください。貴方の真剣さにお答えしようとして、ついこうなってしまいました。
>動画を拝見しました... への返信
そうなんですね。
高市さんは寝る間も惜しむぐらい色々調べ、法整備もする勉強家で物知りだと思っていました。
最初の総裁選では中国の法律に詳しかったですし、言い掛かりの様な小西洋之氏の国会質問にも丁寧に答えておられました。
とはいえ高市さんの考えや発言を十分理解していなかっかもわかりません。
今後高市さんの過去のコラムを読んで、もう少しどんな考えをお持ちなのか調べてみます。