改正案は、新在留資格「特定技能」を創設し、単純労働での外国人就労を認めるもの。相当程度の知識と経験を要する特定技能1号は在留期限が通算5年で、家族の帯同は認めない。同2号は熟練した技能を要し、更新や家族の帯同を認め、条件を満たせば永住も可能とする。政府は法案成立後に受入れ人数の総量を運用方針で定める。対象業種については省令で定める。1号の受入れ業種として現在、介護、農業など14分野が検討中だ。
現行の社会保障制度では国籍要件を設けておらず、外国人も条件を満たせば日本人と同等の給付を受けられる。安倍晋三首相は10月31日の参議院本会議で「既に医療保険や年金は外国人労働者にも日本人労働者と等しく適用されている」とし、改正案に伴う社会保障制度の見直しは「考えていない」と述べた。一方、自民党厚生労働部会は党内の審査段階で、外国人材の受入れ拡大に際して、①公的保険制度への加入状況や保険料の納付状況の確認の厳格化、②他人の保険証を流用する「なりすまし」事案等への対応強化―などを柱とする決議を行っている。
根本匠厚労相は2日の閣議後会見で「外国人の医療保険の適正な利用を確保することは重要な課題」とした上で、海外に居住する被扶養者の認定方法の厳格化や「なりすまし」対策の強化などを検討する考えを示した。
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今国会は先月24日から12月10日までの48日間です。
政府はこの期間中に外国人労働者を受け入れる「入管難民法」の改正を目指していますが
この短期間で十分な議論を経て皆が納得できる法案になるのか少々心配です。
安倍首相は移民には反対で外国人労働者受け入れも慎重でしたが
菅官房長官の強い説得があったとか。
安倍政権、人手不足背景に受け入れへ 外国人労働者 保守派に根強い懸念
菅氏には介護や建設業で人手不足が深刻だとの地方からの訴えがあり
このままでは立ち行かなくなるとの懸念があり、この法案成立を急いでいるようです。
それだけ地方の人口減と高齢化が深刻だと言えます。
では地方の求めに応じ、地方に外国人労働者が増えるとどうなるでしょう。
人口減の地方に外国人の占める割合が増え、外国人地方参政権が求められ
外国人の声が強くなるでしょう。
極端な事を言えば外国人に地方が牛耳られるのではないかとの懸念もあります。
日本の経済が上向きで、9月の有効求人倍率は1.64倍で正社員は過去最高だったとか。
これは喜ばしい事ですが、その反面人手不足が深刻になっています。
これはキツイと言われる仕事や地方にその深刻さは顕著ですが
この事を外国人に頼るのは安易すぎませんか。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37100860Q8A031C1MM0000/
外国人労働者の流入で職を奪われるのではないか、
外国人に合わせて日本人の報酬が下がるのではないかとの心配もあります。
また社会保障への影響も心配ですし、反日国や民度の低い国からの労働者とのトラブル等々
心配も尽きません。
外国人は道徳観も違いますし、日本の常識が通じない場合もありそうです。
本来なら日本国内で雇用確保するのが筋です。
しかし、やはりキツイ仕事は避けられるのが世の常。
介護職、農業、漁業、建設業。。。。
特に今後更に高齢化が進み、介護職の必要性が高まります。
介護職はキツイだけでなくそれに見合う報酬が得られない為に離職する人も多いと聞きます。
ですから外国人労働者に頼らざるを得ないところまで来ているのはわかります。
しかし人手がないからと外国人に頼るのは拙速過ぎます。
その前に、介護職の給与を引き上げる為の方策を考えるのが先決ではないですか。
また治安悪化も心配です。
日本に職を求める外国人の多くは本国で豊かな生活が保障されていない人たちです。
政情不安の国の人もいるでしょう。
それに伴う民度の低さもあるでしょう。
中には中国や韓国の様に反日国からも職を求めてくるでしょう。
現に韓国では日本企業の説明会や日本への留学説明会が度々開催されています。
ですから韓国からの流入が増える事が予想されます。
テレビでは性格の良さそうなベトナムやギニア、インドネシアの人達を紹介していますが
そんな人達ばかりではありません。
日本の常識と彼らの常識は違います。
生活習慣の違いからのトラブル、そして犯罪・・・心配が尽きません。
今も外国人労働者が多く住んでいる町があります。
そんな町の声を、正直な声を聞きたいです。
住民同士でトラブルがないかどうか、犯罪率が上がっているかどうか。
また近年外国人労働者が国民健康保険を不正使用したという話や、
本国の家族にも健康保険が適用されるとも聞きます。
大量の外国人労働者が日本に来て、それに伴い健康保険や生活保護支給で
日本人の負担増では本末転倒です。
綺麗ごとでは済まされません。
ドイツは難民受け入れを表明した結果、多くの難民が押し寄せ大変な目にあいました。
安易な気持ちで、良かれと思って政策決定をした失敗例です。
今回の外国人労働者受け入れに伴う入管難民法改正。
今以上に多くの外国人が日本で就労するのです。
本当にそれでいいのでしょうか。
外国人労働者を受け入れるのなら今以上に厳しい法整備をし、
日本人の税金が無駄に使われる事のないようにしてもらいたいです。
それにしてもこの様な法案を短期間で決めるのはどうかと思います。
これはとても重要な法案です。
この2年間、モリカケ問題で国会は大騒ぎしました。
今から思えば、あの時間は無駄でした。
テレビも世論を煽り、問題を大きくしました。
しかし安倍夫妻の圧力はなかったのテレビは煽り、左翼国会議員は的外れの質問をした2年間。
あの2年間に今回の外国人労働者についてもっと議論しておくべきでした。
安倍一強と言われていますが、今回の法案など攻めどころ満載です。
にもかかわらず、左翼野党は重箱の隅を突くような質問を未だにしています。
大臣の資質について虐めにも近い質問をしたり、言い掛かりをしたり。。。
もっと攻めどころがあるのですから、今何を質問すべきか、
今、政府の何を追及すべきかを考えてもらいたいです。
与野党で充分な議論を経て、国民の多くが納得し、
そして人材不足が解消する法案の成立を望みます。