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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

武田邦彦氏のブログより 安全な食生活を目指して(4)・・・当面、どうするか?  2011.12.08

2011-12-08 14:26:32 | リンク
武田邦彦(中部大学)ブログ

これまで3回にわたって、今回の明治の粉ミルクの事件について基本的なことを書いてきました。基本的な知識も必要ですので、暇なときに読んでください。またここでは具体的なことに触れます。
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4月時点では、これからどのように汚染が拡がるかどうかが不明でしたので、1キログラム10ベクレルから20ベクレルの食材以外は買わないようにと書きました。政府はもちろん、多くの専門家やマスコミは「今だけのことでよい。食材の被曝がどのように拡がるかなど考慮する必要はない」という態度でしたが、お父さんとしてはそうはいきません。食材汚染が拡がりそうだったので、少し慎重な数値を言いました。

現在はすでに6ヶ月以上になり、おおよその傾向が判りましたので、夏過ぎぐらいから1キロ40ベクレルという数字を出してきました。先日文部科学省が給食の食材について1キロ40ベクレルにすると発表し、教育委員会が「もっと子供たちを被曝させたいから500ベクレルに戻せ(趣旨)」と反対するという事件がありましたが、1キロ40ベクレルというのはおおよそOKの値です.
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食材の汚染は空間と違って変化します.まず空中から落ちてくるもので汚染されますので、4月、5月は葉物野菜やお茶、6月、7月はそれを食べたウシなどの陸上動物の肉や牛乳なのの乳製品、8月、9月は海洋に流れてサカナが汚染されて来ました。また土にしみこみ出しますとキノコ類などが汚れます.また川魚は代謝が遅いので、川の汚れたとれたのに、まだ汚染されています.

今、危険なのは、(サカナ、乳製品、キノコ類、川魚、新米)です。地域は陸上では、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県の南部、長野県の東部で、東京、埼玉、神奈川、静岡、山梨はほぼOKでしょう。海では北海道から静岡までの太平洋側です。

静岡は汚染を測定していないですし、サカナで一番危険はストロンチウムはまったくデータが出てきません.良く平気でそんなサカナを売っていると私は不思議に思います.生産者がベクレルを発表しないのは、よほど子供に愛情が無いのですね。

また、牛乳で代表されますが、「これまで汚染された製品があったことは確実だが、ベクレルの発表がまったくない」という食材は、できるだけ「地方限定」のものを買って、大手は避けてください.広い範囲から原料を入れているところは、上記の地域を含むからです.たとえば、鶏肉、卵、豚肉なども地方で手に入れるのが大切です.

食材はあるものが汚染されていて、他のものが汚染されていないこともあり、できるだけ同じものを食べ続けず、時々、買えるのは防御として良い方法です.
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「神経質すぎる」と非難する人がいたら、「表示されていないのに、なぜ大丈夫と判るのか?」、「4月、5月にどのぐらい被曝したかわかるのか?」、「法律で内部、外部含めて1ミリシーベルトと決まっているのに、なぜ違反するのか?」、「東電社員でも1年1ミリに自主規制していたのを知っているのか?」と反論してください.特に、根拠無く「大丈夫」を繰り返す人には注意をしてください。

また単に「大丈夫」というより被曝を減らす具体的な提案が無いような場合は、あまり子供のことを心配していないのですから、もともと話をしてもすれ違うかも知れません。

今後、それほど食材汚染は拡がりませんが、日本の法律が定めてきたこと、「被曝はできるだけ低減する」の原則をいつも心に留めて、あとで悔やむことがないように頑張ってください.
                          
 (平成23年12月8日)



原発事故直後、政府は情報を国民、特に福島県民に公開せず、

その結果、無用の被曝をした住民が多くいます。

また、政府の大丈夫だという言葉を信じて

汚染された物を食べ、汚染された空気を吸い

そして被災地支援という美名の元、

何の疑いもなく汚染された食物を率先して買う真面目な庶民。


本当に大丈夫だと言うのなら、その根拠を示して欲しい。

そして隠蔽した情報の為被曝した国民に謝罪してもらいたい。


特に放射性物質の拡散地図を知らされずに被曝した多くの住民に何と釈明するのだろう。


そんな経緯を見てきた国民は政府の「大丈夫だ」とか「風評被害に惑わされるな」という言葉は信じられません。

虚しくさえ聞こえます。


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「子ども新手当」というより「児童手当」に戻したらすっきりするのでは? 

2011-12-08 13:32:13 | つぶやき
平成19年4月から拡充した児童手当のポスターです。児童手当はばら撒きでも何でもありません。子育て世代を支援するものでした。

月4000円支給案を検討=所得制限世帯の負担軽減―子ども新手当(時事通信) - goo ニュース
政府・民主党は7日、2012年度以降の新たな子ども向け手当で、所得制限の対象となる世帯への負担軽減措置として、月4000円程度を支給する案の検討に入った。この場合、支給月額は所得制限以下の世帯で1万~1万5000円、制限対象世帯は4000円となる。ただ、年少扶養控除があった09年度に比べるとほとんどの子育て世帯で実質的な手取り額が減るため、批判も出そうだ。

 民主、自民、公明3党は8月、所得水準に関係なく給付している現行の「子ども手当」を今年度で廃止し、12年度からは所得制限を伴う新制度を創設することで合意。年末までに3党で負担軽減の具体策を詰めるはずだったが、野党の対決姿勢が強まる中で再合意の見通しは立っていない。

 政府・民主党は今後3党の協議が難しい場合は、合意を経ずに予算案を年内に策定し、年明けに改めて話し合いを求める方向。所得制限世帯に月4000円を支給すれば、12年度の手当総額は2兆2700億円強となる。 




所得制限世帯に月9000円支給だったのが、今度は4000円に減額する案を提案するようです。

それでも来年度手当総額は2兆2700億円強にもなります。

しかし年少扶養控除が廃止されたのもあって年収960万円の世帯からは補填9000円でも不満の声があがっていましたが

今度は更に不満の声があがることでしょう。


でもそんな声に応えていたら予算をいくら計上しても足りません。

前年度所得制限なしに支給したことがそもそもの間違いだったのです。

財源がいくらでもあると言っていたのになかったんです。


これからの少子高齢化にも備えて、以前の児童手当に戻した方がいいのではないでしょうか?

児童手当なら所得制限もあるので、本当に困っている家庭を援助できます。


また、児童手当は3人目以上の子どもには倍額されるので少しは少子化対策にもなるでしょう。

要するに政権交代に貢献した子ども手当は無駄の極みだった事だと反省し、

児童手当に戻し、どこからか隠し財源たる物が見つかったら、徐々に所得制限を緩めたらいいと思います。

国にお金もないのにあちこちにお金をばら撒き、国民もそれに慣れ、贅沢に慣れ・・・・。

こんな事をしていたらどうしようもない事態になってしまいます。

そうならない内に気を引き締めるべきだと思いますが、如何でしょう。


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そんなことじゃ、胸のブルーリボンが泣いてるよ。 拉致被害者を救出するには覚悟と意気込みが必要

2011-12-08 11:23:11 | つぶやき
横田めぐみさんの写真展を訪れ、父滋さん(右端)、母早紀江さん(手前左)夫妻から説明を受ける野田首相=7日午後、衆院第2議員会館(代表撮影)時間を気にして時計を見る山岡賢次。嫌々来ているのがバレバレです。
胸のブルーバッジ、どういう気持ちで付けてるの? 何の思いもなく付けているのなら外しなさい。バッジが穢れます。


野田首相、横田めぐみさん写真展へ 現職では初(朝日新聞) - goo ニュース

 野田佳彦首相は7日、東京・永田町の衆院議員会館で開催中の拉致被害者、横田めぐみさんの写真展を訪れた。同展は2005年に始まり、国内外で26回目。議員会館での開催や、現職首相の訪問は初めてだ。

 野田首相は、三輪車に乗っためぐみさんの写真や、親子でスパゲティを食べる写真などを見た後、拉致問題解決を求める約3万人分の署名を受け取った。首相は「一日も早くふるさと日本に帰れるよう全力を尽くす決意だ」と語った。


野田首相は昨年まで舟橋駅前で25年間街頭演説をしていただけあって

話はうまい。

街頭演説だから臨機応変で話をつなげられる。

ある程度相手の心を読んで話もできる。


だからなのだろうか? どうも言葉が軽い気がする。


命を削る思いで、日々家族の救出を待っている横田さんたち被害者家族。

その必死な気持ちのご家族を前に「帰れるよう全力を尽くす決意だ」と野田総理。

「何が何でも絶対私の力で救出する」と言って欲しい。

進展しなくても「一応努力したけど、駄目でした。」って弁解できるよう逃げ道を作っているように聞こえる。

当然就任直後から全力を尽くしていたはずだけど、今まで具体的にどの様な事をしたのだだろう。

そして、これからどうする計画なのだろう。

何の展望もなく「全力を尽くす決意」と言われても、全く信じられない。


その決意が本物なら、本気を出して政治生命もかけるだけの意気込みがあるのなら

そもそも拉致担当大臣に「山岡賢次」というどうしようもない人物を任命するだろうか。

大臣どころか議員としても不適格者と言わざるを得ない山岡賢次。

野党の詰問を受けても、適材適所だと言いのけた野田首相。

その神経が理解できない。

山岡賢次を大臣に任命した事を反省せず、続投させるつもりの野田首相。

そこまで言い放つなら、山岡賢次も野田佳彦も大臣としての資質がないと言い切れよう。



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