普天間基地問題で日本は揺れに揺れていますが、言葉に重みの無い鳩山首相は眠れない日が続いているかも知れません。この根本問題は日米安保条約にあると思いますが、そう簡単に解決する問題では無さそうです。実際のところ僕は安保条約は堅持する態度が正解だと思いますが、そもそも外国の軍隊が他国に駐留する事自体がノーマルではありません。現在は日本に対してアメリカはプレッシャーをかけていますが、日本が開き直ったらアメリカが東アジアに睨みを利かす事が出来なくなるので、慎重に日本の動向を見守っている筈です。アメリカにとって避けたい事は、日本を始めとして東アジアが共産化して中国の影響が強まるのが困るのではないでしょうか。
長い前置きはこのぐらいにして、最近名古屋県営空港からＪＡＬが国内路線の撤退を言い始めました。
それに対してテレビは、無くなると困る利用者の言い分を取り上げていますが、これは考え物です。誰もが自分の街を便利にしたいと思うのは当然ですが、それでもって血税が無駄に使われるのは避けなくてはなりません。僕だって故郷の飯田に空港があったなら随分と便利だろうと思いますが、そんな論理が通る筈はありません。
要らないモノを造り続けたお陰で国債が増える一方になったのですから、廃止に反対する人はこの点を思い出してもらいたいデス。国債といえば、1990年頃まではそんなに沢山の国債を発行していませんでしたが、その年代を境にして一気に国債残高が増えてきました。そうです１９９０年と言えば、バブルが始まった頃じゃあないのかなァ。
我々は政府主導の借金で、バブルのおこぼれの恩恵を受けた年代です。
今日の意見はまとまりがなくなりました。