岡製麺所@綾歌郡綾川町山田上甲:ざるうどん

四国うどんツアー三日目の五軒目。このお店が今回のツアーのラスト。現地着は午後1時ちょうどの頃。1960(昭和35年)創業。もとは枌所(そぎしょ)という地名のところで玉売りのみの製麺所として先代が始めた。その後高松空港が完成した頃の1990年(平成2年)12月9日に現在の場所に移転してきたそうな。(讃岐うどんCLAPに依る)
駐車場は製麺所よりほんのちょっと、坂を下った所にある50坪以上は優にあると思われる宅地分譲地として整備されたであろう土地をそのまま駐車場としている。
店内、厨房(製麺所)にI字に面するカウンター席と、その背後に6人がけのテーブル席。名前こそ「製麺所」ではあるが、注文スタイルはフルサービス店的システムで、ご飯モノや天ぷらを取るのはセルフ方式。
ひとしきりメニューを眺めたあと「ざるうどん」を注文。
カウンター席からは釜の様子がよく伺える。店内のスタッフは全員女性でグレーのトレーナーがユニフォーム。胸部のところに正方形の赤地に白字でアルファベット大文字六文字をあしらうワンポイントがある。一見それは

U N I
Q L O

に見えるのだが、よーくみてみるとそれは UNIQLO ではなく

O K A
U D O

だったりして、なかなかシャレが利いている。
やがて出来上がってきた「ざるうどん」。讃岐で「ざるうどん」を注文するのは今回が初であるとともに、このメニュー、以前は無かったもののようである。今回はつけ麺っぽく冷たい麺の特質を味わってみたかった。
加水率は若干低めなんだろうか、角の際立つ、製麺所系ならではのかっちりとした特質を感じる麺質。今回は「ざる」でシンプルにいただくことにしたが、また是非訪れて、いろんなスタイルで味わっても見たい麺。前回ツアーで訪れた「多田製麺所」や今回のツアーで訪れた「久保うどん」に共通する、地元の根強い固定客層から愛されている様子を感じ取ることが出来るお店だった。県外の観光客が多数訪れる有名店もいいけど、こうした地元密着型店の方が「訪れる楽しみ」は、より大きいと思った次第。


岡製麺所うどん / 綾川町その他)
昼総合点★★★★ 4.0

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