俳句を詠む場合、時間の長短は、気にする必要はありません。また、言葉を知らないからと言って、恥じることもありません。
ただ、「言葉は心の使い」ということだけは、身に沁みて覚えておいてください。秀逸な句が詠みたければ、まず、心を磨くことです。
俳句をつくる目的は、「心を高めること、魂を磨くこと」にあると思います。
では、心を高め、魂を磨くには、どうすればよいのでしょうか。私の尊敬する稲盛和夫氏は、次のように述べておられます。
心を磨くために必要な「六つの精進」
①だれにも負けない努力をする
人よりも多く研鑽する。また、それをひたむきに継続すること。不平不満をいうひまが
あったら、1センチでも前へ進み、向上するように努める。
②謙虚にして驕らず
「謙は益を受く」という中国古典の一節のとおり、謙虚な心が幸福を呼び、魂を浄化さ
れることにもつながっていく。
③反省のある日々を送る
日々の自分の行動や心のありようを点検して、自分のことだけを考えていないか、卑
怯な振る舞いはないかなど、自省自戒して、改めるよう努める。
④生きていることに感謝する
生きているだけで幸せだと考えて、どんな小さなことにも感謝する心を育てる。
⑤善行、利他行を積む
「積善の家に余慶あり」。善を行い、他を利する、思いやりある言動を心がける。その
ような善行を積んだ人にはよい報いがある。
⑥感性的な悩みをしない
いつまでも不平をいったり、してもしかたのない心配にとらわれたり、くよくよと悩ん
でいてはいけない。そのためにも、後悔をしないようなくらい、全身全霊を傾けて取り組
むことが大切である。
(サンマーク出版刊 稲盛和夫著『生き方』 P137~P138)
これらを稲盛氏は、つねにご自分に言い聞かせ、実践するよう心がけておられるそうです。
氏のおっしゃるとおり、「六つの精進」は、ふだんの生活のうちに実行していくことが肝要だと思い、私も心がけるよう努めております。
ただ生きてゐるだけでいい母子草 季 己
ただ、「言葉は心の使い」ということだけは、身に沁みて覚えておいてください。秀逸な句が詠みたければ、まず、心を磨くことです。
俳句をつくる目的は、「心を高めること、魂を磨くこと」にあると思います。
では、心を高め、魂を磨くには、どうすればよいのでしょうか。私の尊敬する稲盛和夫氏は、次のように述べておられます。
心を磨くために必要な「六つの精進」
①だれにも負けない努力をする
人よりも多く研鑽する。また、それをひたむきに継続すること。不平不満をいうひまが
あったら、1センチでも前へ進み、向上するように努める。
②謙虚にして驕らず
「謙は益を受く」という中国古典の一節のとおり、謙虚な心が幸福を呼び、魂を浄化さ
れることにもつながっていく。
③反省のある日々を送る
日々の自分の行動や心のありようを点検して、自分のことだけを考えていないか、卑
怯な振る舞いはないかなど、自省自戒して、改めるよう努める。
④生きていることに感謝する
生きているだけで幸せだと考えて、どんな小さなことにも感謝する心を育てる。
⑤善行、利他行を積む
「積善の家に余慶あり」。善を行い、他を利する、思いやりある言動を心がける。その
ような善行を積んだ人にはよい報いがある。
⑥感性的な悩みをしない
いつまでも不平をいったり、してもしかたのない心配にとらわれたり、くよくよと悩ん
でいてはいけない。そのためにも、後悔をしないようなくらい、全身全霊を傾けて取り組
むことが大切である。
(サンマーク出版刊 稲盛和夫著『生き方』 P137~P138)
これらを稲盛氏は、つねにご自分に言い聞かせ、実践するよう心がけておられるそうです。
氏のおっしゃるとおり、「六つの精進」は、ふだんの生活のうちに実行していくことが肝要だと思い、私も心がけるよう努めております。
ただ生きてゐるだけでいい母子草 季 己