かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

高原にも新秋の風

2015年08月31日 | Weblog

この夏、少ない雨で格別暑かった北陸路の空にも初秋が忍び寄り、高原では随分涼しくなって来た。
ここ、勝山市「東山いこいの森」キャンプ場でも賑やかだった子供達の夏休みも終わって、ひっそりと静まり返り
管理人の源野さん夫妻が園地の清掃に汗を流していた。
この先4kmほど下り谷間に入ると、小原集落に入る。
この集落は、30年前頃までは林業に携わる村人が、急斜面に石垣で囲まれた家屋に住み、家屋の屋根近くで
覗く煙突から黙々と出る煙の風景は印象的だった。
その後、住民の高齢化が進み廃墟の道を辿ったが、近年ボツボツと修復が始まり往時の面影を残す保存が行
われるようになった。
訪れたこの日も、福井工大生のボランティア活動で、屋根や壁面が次々と修復されていく様子が頼もしく映った。

<東山いこいの森キャンプ場>

<小原集落に作られたトイレ休憩施設>

<急斜面に石垣で囲まれた宅地>

<旧土蔵だった>

<福井工大生のボランティア活動で修復>

 

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