パリ五輪は大会5日目になった。日本は4日目までは金メダル6個で世界1位になったが、あくまで目標は20個、あと14個獲得に向け胸算用は如何か。
テレビは、逆転で金メダルを取った体操男子団体、男子スケボーの秘話で持ち切り、結論はモチベーションの高さと精神力の強さになるのか。
体操団体の鉄棒で2度落下し日本に逆転を許す要因を作った中国蘇煒徳に対し、非難が殺到しているとの情報の中で、SNSで慰める人も多くいるという情報にほっとする。
蘇は、正選手が故障したため、ピンチヒッターで出場した。考えようでは、失敗も止むを得なかったかも知れない。むしろ気の毒に思うのが人間性だと思うが、人間の本性は恐ろしい。
失敗をあげつらうなら、日本のエース橋本大樹もあん馬で落下し得点を大きく落とした。最後は、予選で失敗した鉄棒で見違えるような演技をして金メダルを確定した。
若しも、蘇が失敗しないで普通の演技をしていたら日本は金メダルを逃したかも知れない。
勝負に「若しも」は無いというが、運はあるという。運、不運により金、銀の差が出たとするのなら、中国は蘇選手を責めるより労わって欲しい。それがスポーツマンシップというのだろう。「関連:7月30日」
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