TRANS.Bizより「グロテスク」の意味とは?カタカナ語と美術様式を例とともに解説 を紹介します。
- 1 「グロテスク」の意味とは?
- 1.1 「グロテスク」の意味は「気味の悪いさま」のこと
- 1.2 「グロテスク」の類語は「不気味・異様・醜悪」
- 2 美術様式の「グロテスク」(英語:grotesque)の意味とは?
- 2.1 装飾様式の「グロテスク」とは幻想的な動物や植物文様の様式
- 2.2 由来は古代ローマの人工洞窟「グロッタ(grotta)」
- 2.3 グロテスク装飾を有名にしたのは画家「ラファエロ」
- 2.4 建築様式の「グロテスク」とは奇怪な彫刻のこと
- 3 美術様式の「グロテスク」の例とは?
- 3.1 中世の宮殿の天井画や壁画に施された「グロテスク装飾」
- 3.2 「キマイラ」と呼ばれるパリのノートル・ダム大聖堂のグロテスク
- 3.3 「グロテスク」に分類される「グリーンマン」の意匠
- 3.4 ケルト信仰の「切られた頭」に由来するグロテスク
- 4 まとめ
勉強になりました。
日本で意味が変わってしまった言葉なのですね。
まとめです。
グロテスクとは、カタカナ語では異様で気味が悪い、といった意味で使われていますが、本来は古代ローマの幻想的な室内装飾の呼称でした。その装飾がほどこされたネロの遺跡が発見されたとき、埋もれた洞窟のような場所に発見されたことから、「グロッタ(grotto)で発見された古代美術」という意味でグロテスクと呼ばれるようになったのです。
美術様式から離れたグロテスクの語は、「幻想的→奇怪→滑稽」というように意味が転じてゆき、日本では「気味が悪い」の意味で定着したようです。
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