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MOA美術館へ行ってきました -2-

2017-03-12 05:50:37 | 取材・旅行
前回は、MOA美術館の3つの国宝を紹介しました。
本物が持つオーラを感じました。

今回はその他の様子です。

黄金の茶室




秀頼8歳の時の書


純金50kgの茶道具


天正14年(1586)に、豊臣秀吉が正親町天皇に茶を献じるために、京都御所内に50のパーツの組立式の黄金の茶室を運びこみ、黄金の道具を用いて茶会を行いました。
その史実に基づいて、残された資料を基にできる限り忠実に復元したものです。

使われた金は茶道具を含めて60kg。

今の価格で約3億円。

秀吉は、この黄金の茶室を、天正15年の北野茶会、天正20年の朝鮮出兵のため肥前名護屋で使用しています。
残念ながら、夏の陣で消失してしまいました。

光り輝く悪趣味と思われがちですが、実は、当時の暗さでろうそくの明かりですと、実にシックだったようです。

外観です。


中から外を見ると


外に出ると




光琳屋敷です。

もちろん復元ですが、光琳晩年の最高傑作、国宝「紅白梅図屏風」を描いた場所を再現しています。



その他の収蔵品です。
阿弥陀如来及両脇侍坐像 
平安時代 上品下生印を結んでいます。 




聖徳太子立像  鎌倉時代の木造着色。仏師は康俊の作です。


杉本博司「加速する仏」


円形ホール
万華鏡です。



時間を忘れました。

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