今年2月5日にリニューアルしたMOA美術館へ行ってきました。
2回目の訪問です。
リニューアル後は、写真撮影が可になりました。
写真で紹介します。
今回は3階から入りました。
今回は、リニューアル記念として、3点ある国宝をすべて見ることができます。
まずは、なんと言っても尾形光琳の紅白梅図屏風です。
右の紅梅が若く、左の白梅が老木と言われています。
右には、
「青々光琳」と書かれています。
左には、
「法橋光琳」と書かれています。
尾形光琳の戒名は、法橋 緒形 靑々堂 光琳
「法橋」は僧位の第三位を示す尊称です。
中世以降は医師や仏師・絵師・連歌師などにも僧位に準じて称号として与えられました。
光琳は、元禄14年(1701年)に法橋の位を得ています。
2つめの国宝が色絵藤花文茶壺。野々村仁清の作です。
江戸前期の陶工で京焼色絵陶器を完成しました。
焼き物を芸術とした最初の人とも。
均一に薄く作ってあり、その技は驚きです。
3つめは手鑑 「翰墨城」
手鑑は、名家の筆跡を集めて筆跡鑑定の見本、いわゆるオムニバスです。
ここには、奈良時代から南北朝・室町時代の各時代にわたる古筆が、表側154葉、裏側157葉の合計311葉が集められています。
「藻塩草」(京都国立博物館蔵)「見ぬ世の友」(出光美術館蔵)とともに、古筆三大手鑑と言われています。
続きます。
2回目の訪問です。
リニューアル後は、写真撮影が可になりました。
写真で紹介します。
今回は3階から入りました。
今回は、リニューアル記念として、3点ある国宝をすべて見ることができます。
まずは、なんと言っても尾形光琳の紅白梅図屏風です。
右の紅梅が若く、左の白梅が老木と言われています。
右には、
「青々光琳」と書かれています。
左には、
「法橋光琳」と書かれています。
尾形光琳の戒名は、法橋 緒形 靑々堂 光琳
「法橋」は僧位の第三位を示す尊称です。
中世以降は医師や仏師・絵師・連歌師などにも僧位に準じて称号として与えられました。
光琳は、元禄14年(1701年)に法橋の位を得ています。
2つめの国宝が色絵藤花文茶壺。野々村仁清の作です。
江戸前期の陶工で京焼色絵陶器を完成しました。
焼き物を芸術とした最初の人とも。
均一に薄く作ってあり、その技は驚きです。
3つめは手鑑 「翰墨城」
手鑑は、名家の筆跡を集めて筆跡鑑定の見本、いわゆるオムニバスです。
ここには、奈良時代から南北朝・室町時代の各時代にわたる古筆が、表側154葉、裏側157葉の合計311葉が集められています。
「藻塩草」(京都国立博物館蔵)「見ぬ世の友」(出光美術館蔵)とともに、古筆三大手鑑と言われています。
続きます。