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「ジャクソン・ポロック」とは?抽象表現主義との関係・技法も解説

2020-04-30 06:15:25 | 芸術の散歩道
TRANS.Bizより「ジャクソン・ポロック」とは?抽象表現主義との関係・技法も解説 を紹介します。

 ここから https://biz.trans-suite.jp/33502 

目次です。
  • 1 「ジャクソン・ポロック」とは?
    • 1.1 「ポロック」は「抽象表現主義」の代表的な画家
    • 1.2 「抽象表現主義」は第二次世界大戦後のアメリカに起こった美術の潮流
  • 2 「ポロック」の特徴や技法とは?
    • 2.1 ポロックは「アクション・ペインティング」の最も重要な画家
    • 2.2 新しい技法「ドリッピング」「ポーリング」を駆使
    • 2.3 無意識と芸術のつながりを追求
  • 3 「ポロック」の生涯とは?
    • 3.1 ニューヨークの「アート・スチューデンツ・リーグ」で学ぶ
    • 3.2 新しいアメリカ絵画の旗手として「アメリカン・ドリーム」を体現
    • 3.3 アルコール中毒の末に自動車事故で急逝
  • 4 まとめ

ポロックの作品をご覧ください。

《ホワイト・ライト》

作品解説です。
「ホワイト・ライト」は晩年の作品であり、1954年に制作された。1952年以降、「ドリッピング」(塗料を撒き散らして滴らせる技法)、「ポーリング」(塗料を注ぎ掛けながら線を描く技法)など「アクション・ペインティング」による表現は控えめになる。黒を基調とした「ブラック・ポーリング」へ転換し、形象が復活する。
この時期、ポロックは、「アクション・ペインティング」から新たな絵画技法への模索、アルコール依存症より混迷していた。作品では、黒色がもつ光り輝き、非常に魅力的で、刺々しく、危険な魅力・魅惑が表現されている。キャンバス上層は、白黒の顔料をチューブから直接絞り出して、巻きつる状に線描している。下層は、絵筆を巧みに扱いながら、繊細な大理石模様(マーブル模様)が描かれている。
また、ポロックは、作品にアルキド樹脂エナメル(顔料とアルキド樹脂ワニスを混ぜ合わせた塗料)を使用している。作品は、1954年に完成した唯一の作品となる。晩年、新たな絵画技法への模索、制作活動へのプレッシャー、アルコール依存症の再発などの理由で、ポロックはスランプ状態に陥っていた。そして、1956年夏、自身の運転する自動車で交通事故を起こし、死去した。
現在、「ホワイト・ライト」はニューヨーク近代美術館(アメリカ・ニューヨーク州)にて展示されている。

どう解釈するのでしょうか?

まとめを紹介します。
ジャクソン・ポロックは抽象表現主義により、アメリカの美術をはじめて国際的に重要なものにしました。存命中に作品の価格は跳ね上がり、美術界でアメリカン・ドリームを体現したはじめての画家でもあります。
現代美術に最も影響力を持つといわれるドイツの画家ゲルハルト・リヒターは、ジャクソン・ポロックが自分を感動させた最初のアーティストであると述べています。

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