すずりぶたのにっき

すずりぶたとはすずり箱のふたのこと
昔の人はこのふたを裏返して
花や果物を飾ったとか
そんな粋なくらしがしてみたい

由布院2 金鱗湖と旧日野医院

2015-08-17 | レジャー

◆早く寝たおかげで、翌朝は5時半に起きてしまい…朝日を浴びた由布岳が光ってました。朝風呂でまったりして、遅めの朝ごはん。何と、朝食で鮭の塩焼きが!予知鼻次男!?(笑)。他にもきんぴらごぼう、ひじきと蓮根の煮物、冷奴、海苔、味噌汁…とおかずが沢山で珍しく私がご飯をおかわりしました。料理長さんとお話をしていて、高台にあるこの宿からは、冬場きれいな朝霧が望めると…寒い時期に絶対来たい!宿を後にして、朝一番で再び湯の坪街道へ…9時過ぎですが、観光バスも停まって、けっこうにぎわっていました。次男と旦那が、「山下清美術館」へ…私と長男は以前に来たことがあるので、近辺をお散歩。以前に寄ったとり天のお店を見つけたりして、記憶を辿る散歩でした。合流後、金鱗湖へ。
金鱗湖は小さな湖ですが、湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖です。この湖の温度差などで、冬場は朝霧が発生するようです。魚の鱗が夕日に照らされて金色に輝くのを見て、儒学者の毛利空桑が「金鱗湖」と名付けたと伝えられていて、それ以前は「岳下(たけもと)の池」、「岳ん下ん池」と呼ばれていたそうです。湖畔のお蕎麦屋さんに心引かれながらも、隣の今泉堂で黒糖揚げ饅頭をお土産に買い、もちろん試食も。かりっとした食感が好き。あんこ苦手な次男も美味しいと2度パクリ(笑)。湯の坪街道撤収。

◆由布院でもう一箇所訪れたかったのは、国の重要文化財に指定されている「旧日野医院」。街中からちょっと離れたところで、町人すら歩いていないところ…本当に入れるのか???と思いながら入ると、誰も居らず、玄関にダイヤル式の電話が…留守のときは電話をしてくださいと携帯の番号が記されていて…次男が「初めてーー」とダイヤルを回してコール(笑)。見学しているうちに管理人さんが到着、あまり訪れる人がいないようです(寂)。旧日野医院は、1894年(明治27年)建てられた擬洋風の建物です。円弧式アーチを描いた玄関ポーチ、螺旋階段、べランダなど洋風ですが、雲竜の彫刻、戸袋のこて絵などは和のテイストが。建物の中は診察室以外は畳敷きですが、離れに床暖房(オンドル)が施されていたり、調度品も高価なものが沢山展示されていました。五右衛門風呂や手作りの窓ガラス、美しい欄間など、見所沢山ありました。大人@300円也。来て見てよかった。医院そばにあったこちらのお店が、私のツボ。
店内は雑然とした物置状態…もともと何を販売するお店だったのでしょうか?さて、由布院は終了。

つづく


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2 コメント

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穴場ですね (大津のよっちゃん)
2015-08-20 17:25:03
旧日野医院、建物がおしゃれですね。百年以上も前に建てられたこの家、当時も周りの話題をさらったんでしょうね。
黒糖揚げ饅頭もごちそうさまでした。おいしかったですね。カリカリの感触が何とも言えません。
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大津のよっちゃんさま (よっち)
2015-08-20 18:42:17
王道の観光地も行きたいけど、
空いている穴場にHITするとうれしくなりますね
黒糖揚げ饅頭、大きさもちょうどいいですよね☆
プリンどらも好きです
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