◆偽花粉症も薬でなんとか最悪の状態は脱しました。苦しんでいた先々週(建国記念日)に行こうと計画していた所へ…高速を使うと2時間弱で到着するのですが、急ぐ旅でもないので、一般道でゆったりと。途中、都城市にある「関之尾の滝」へ寄り道。
この滝は約34万年前に起きた巨大噴火で噴出した溶岩凝灰岩にかかっている滝で、日本の滝百景に3番目に選ばれた滝らしいです(むっちゃ都城訛りのボランティアガイドさんの説明による)。滝のそばに寄ると、マイナスイオンたっぷりで、花粉症の症状が和らぎました。滝の上流には甌穴郡(国の天然記念物)が広がっていて、面白い形に侵食された岩が沢山。水量が少ないときは、この岩の上を渡れるそうです。
◆さて、この辺はもう鹿児島との県境で…。やってきたのは日当山(ひなたやま)温泉。ここは、日本で初めて家族風呂を作ったところだそうで、街中あちこちに、家族風呂の看板があります。知り合いに教えてもらった温泉に昼過ぎに到着。家族風呂って始めて入るんですが、ここは1時間1部屋単位でお値段が決まっていて、一番安いお風呂は土日料金で500円(平日400円)ととても安いです。遠路はるばる来たので、ちょっとリッチなお風呂にということで、その上のランク(土日1700円/平日1500円)のお風呂、月の湯へ…。お風呂の手前に、小さなお部屋があり、テレビとテーブルとソファが、ちょっとした持込飲食休憩もできます。次に洗面所と脱衣所。お風呂と繋がっています。多分夜になると月がきれいに見えるんでしょうね~お天気もよく、開放された窓からは青空が望め、日差しが湯船に差し込んでキラキラ。湯船は半分が高くなって畳が敷かれているので、ゆったりと寝転びながら、うとうといい気分。お湯は、少しとろっとした透明な、弱アルカリ性の、ナトリウム炭酸水素塩泉。神経痛や冷え性にいいようです。1時間たっぷりお湯を楽しみました。もうワンランク上のお風呂は、露天と内風呂が二つあるもので、土日料金で2000円(平日1800円)。4人で入ればお得なので、息子たちが帰ってきたら、また来てみたいです(母さんと一緒は嫌だと言われそう)。霧島市内で遅めのお昼を食べて帰りました。山道途中に、赤い旗はためくお店を発見、道草食って(イチゴソフト食べて)帰りました。 「日本湯小屋物語」