goo blog サービス終了のお知らせ 

猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

本当に寂しい 頑張れM君

2013-12-20 03:10:57 | 理学療法
本学の卒業生は理学療法士として頑張っていますが、卒業後に成長する学生もいます。私の教え子のM君は、学生時代は本当に大変でした。決して真面目ではなく、勉強もギリギリで進級するといった学生でした。しかし、卒業時に選んだ就職先は、「凄くがんばって、教育・研究をする施設」でした。ついていけるか大変心配でしたが、卒業後のM君はびっくりするほど頑張って学会での研究発表もしっかりできるようになりました。

そのM君が急に郷里に帰ることになりました。本人も残念ですが、周りの職員も残念な様子です。私は学生時代のことを知っているので、本当に寂しい 気持ちです。

昨日、M君の同級生と私で送別会を行いました。10名ほどの会でしたが、和やかでした。色紙に一言ということでしたので、かんがえて今の気持ちを書かせてもらいました。

「本当にさみしい   鈴木」  M君は私の気持ちがわかってくれるでしょうか? 郷里に帰っても今も高い志を忘れずに頑張ってほしいと思います。

頑張れ M君



頑張っている父親をみせたい

2013-12-20 02:52:58 | 家族、仲間
私には、娘が2人がいます。長女は高校の国語の講師、介護講習の講師をかけもちしています。なかなか忙しいようであるが、身体も丈夫ではないので、心配でもある。次女は、大学生で毎日必死に英語の勉強をしています。先日も英検合格、様々な英語のテストでの高得点など・・・感心します。私より英語の能力は高そうである。

彼女たちが小さいころから家には朝に帰る毎日でした。なかなか仕事が思うように進まず、時間だけが過ぎていく毎日でした。そのため、2人の娘との会話はあまりありません。特に長女は数年前から離れて暮らしているので、今はメールだけです。

「子供たちは、私のことをどのように思っているのだろう」と少し心配さえしていました。

先日、長女が仕事のことで相談のメールがあり、そのなかで「私はパパのように頑張れていない」とか「パパと比較したら・・・」のような言葉があり、私が頑張っていることをわかってくれていたんだとすこしだけ安心しました。

これらかも同じような毎日とは思いますが、子供たちには「がんばっている父親」の背中をしっかりと見せていきたいと思います。

では・・・









関西理学療法学会 症例研究大会を終えて

2013-12-20 02:29:12 | 研究
先週の日曜日に私が会長の関西理学療法学会主催の症例研究大会を行いました。この大会では、数名の採点者によって優秀演題を表彰します。
そのため、発表者全員が真剣です。

私は、採点者ではないので、準備の段階で全ての演題の発表にコメントしています。毎年の大会で、常に優秀演題に選ばれる施設があります。
その施設は、セラピストのほとんどが研究をおこない、様々な学会に発表しています。

今年は直前までその施設の発表は苦戦をしており、私は「今年は今までの結果とは違う」と予感していました。しかし、その予感は外れ、例年同様な結果となりました。

本学の学生は就職先の選択の際に、「臨床だけでなく、研究もできる施設が良いと思います」という学生がいれば、「研究はしなくてよいです。しっかり理学療法士として臨床をしたいと思います」という学生もいます。「研究」とは難しい機器を用いたものでだけでなく、患者様をしっかり評価してその評価に基づいて治療をおこないその過程をまとめることも「研究」である。

全てのセラピストが症例をしっかりまとめる習慣をつけるべきです。  セラピストのみなさん、就職している施設の環境は本当に大切です。