猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

1年目の症例報告会でコメントをしました。

2013-03-31 14:08:14 | 理学療法
昨日、三重県の病院の1年目7名が経験した症例報告をしていただきました。

私に聞かせるために、1年目だけでなく職員全員が素晴らしい症例報告をしてくれました。感動・感謝です。

全演題にコメントを加えて、外部の学会にエントリーするようにと話しました。

今まで数回行っており、発表のレベルは毎年向上していますが、今年はステップアップした感じです。

この調子で頑張ってほしいと思いますね。

症例報告は本当に重要です。「すべてのセラピストが毎年1症例は報告しなければいけない」というような条件を理学療法士にさせてもよいのではないでしょうか。

全く意味のわからないことです。

2013-03-31 14:00:50 | 理学療法
最近、田舎の病院のリハビリテーション機能の立て直しに頑張っています。
私は直接的な関与はしませんが、今まで成功してこれたプロセスを部下に導入しています。

コンセプトは、「患者さんを治せるリハビリテーション」です。多くの患者さんに喜ばれるには、セラピストのスキルアップは重要になります。

その病院のセラピストは大変素晴らしい方々ですが、我々の卒後教育のシステムを導入しようとしますと
数名のセラピストから反論があったようです。

その内容は、「私たちはゆっくり仕事をしたいので、田舎のこの病院にきているのです」ということでした。

びっくりしますよね。

私は、「そんなにスキルアップが嫌なら別の病院で頑張ったらよい」と私の部下に話しました。しかし、その部下はえらいですね。「ゆっくり話して皆でがんばります」との答えでした。

私が直接の上司であったら皆 辞めていくかもしれませんね。

しかし、田舎の患者さんは治らなくてもよいということではありませんしね・・・・では








国家試験の合格発表がありました。

2013-03-31 13:50:44 | 教育
先日、理学療法士国家試験の合格発表がありました。
今年の卒業生は、全員合格と思いましたが、1名 極度に緊張してしまい不合格でした。
また、卒業生も全員 合格圏内の点数でしたが、ボーダーであった1名が不合格でした。

全員合格にならないと全く意味がありませんが、よく頑張ってくれたと思います。

関西医療大学 保健医療学部 理学療法学科 1期生は合格率が悪かったので、教務部長の私は様々な意見をいただきました。
「教育の方針が間違っているのではないか」というような大変ショックな意見もいただきました。

今年の結果には、本学の教育のコンセプトを守りながら、国家試験対策を強化にすることを目標にしました。
やっと、「1期生の呪縛」から開放された感じです。

来年こそは、全員合格を目指して努力したいと思います。 頑張りますよ。