すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

飽食のおごりを捨て“食い”改める時

2018年10月16日 | 本・雑誌・映画

昨日、世界オセロ選手権大会で、日本の11歳の福地啓介六段が優勝というビックニュースです。まだ小学5年生で世界最年少のチャンピオンですからスゴイ快挙です。私も下の孫とのオセロ対戦に連敗して「悔し~い」などと言っておれません。

ところでノーベル医学生理学賞の京大名誉教授の本庶先生は、お母さまは富山県魚津市でお父さまも富山県出身ということで何だか親近感を覚えます。先日、NHKで話題のがん治療薬「オプジーボ」(小野薬品)についての効果は3割で、すべてのがんには効かないと自ら述べていました。

ネットでは3割しか効果のないものに何故ノーベル賞をと疑問視ですが、もともと100%効果のある抗がん剤はなく、長年の研究からがん細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見したことが画期的ながん免疫療法に結びついたそうです。

今回の受賞は、がん細胞を除去したり破壊したりする従来の手術、放射線、抗がん剤という3本柱の現代治療法とまったくアプローチの異なる研究で、がん治療の常識を覆す希望の光となっている免疫療法で、3割という数字は高く評価されたことはいうまでもありません。

10月も早や半ばですが毎年9月は「がん征圧月間」ということもあり、先週の上京の折の会議では単行本『乳がんに負けない!あなたの命を守る食事』(発行 食べもの通信社 1,300円+税)が出版されたばかりとあって、がんについての話題が集中でした。乳がんは女性のがんの第一位で、“甘いものと悪い油をやめて自然治癒力を上げる食材で元気になれる!食事は自分でできるがん予防法です!”と帯に表示です。

また月刊『食べもの通信』10月号は“スマホで急増 若者の老眼・子どもの斜視”特集で、すぐに始める目のケアと食事の工夫を取り上げています。

今日は朝から晴れたり曇ったりで、晴れ間を見て午後から近くのファミリー畑へ・・・。夏のオクラも終わりで、その畝に青森産ホワイト六片ニンニクの植え付け作業です。上京している間に孫の根知の“じじ”が来て、薫炭(くんたん)もドカッとすき込んで耕運機で耕してもらい大助かりで、来年の収穫が楽しみです。

“食べものはいのちのもと”、食生活の欧米化もあり食品添加物で加工された食べものが余りにも多いだけに、食習慣が乱れることで病気の人が増えても仕方がないのかもしれませんが、飽食のおごりを捨て“食い”改める時で、健康寿命を延ばしたいものです。http://www.tabemonotuushin.co.jp/

※先日の亀戸の升本“和正食”について、「和正食はマクロビオッテックの考えを元としており、動物性食材や白砂糖、保存料は一切使用しておりません」と書かれた小さな紙が入っており、その裏面には“そぼろ風玄米飯”などのお弁当の配置図(?)があり見落としていました。