すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

小正月とペシャワール会村上優会長と亡き父と

2020年01月15日 | 日々思うこと

今日は“小正月”、雪国新潟はどこも雪不足でここまで来ると春の稲作など農業への水不足や、スキー場だけではなく除雪作業をお役所から委託されている建設業者も痛手であることが伝わってきます。

夕方のNHK新潟ニュース610で、昨年12月にアフガニスタンで銃撃で亡くなった中村哲さんが現地代表を務めていた福岡市のNGO「ペシャワール会」の村上優会長を取り上げていました。村上優さんは九州大学医学部卒業で中村哲さんの後輩で、上越市の国立病院機構さいがた医療センターに精神科医として勤務していることを番組ではじめて知りました。

番組では中村哲さんの意思を引き継ぎ、現地での医療活動やかんがい事業・農業支援などの取り組みを優しく語る村上会長です。国立さいがた病院といえば30年近く前、父が通院していたことで送迎のために私は免許を取得し、何度も合併前の大潟町まで行き来したことを思い出し、不思議なご縁にも驚きました。

“小正月”といえば昔々の茶の間の“繭玉飾り”で、父が神棚の下に大きな桑の木に餅をダンゴにして枝にくっ付けていたことを思い出します。その後、餅が市販の紅白の丸い玉に変わり、近年では孫たちの誕生で復活し、2015年のこの写真が見納めのようです。

次に父の思い出といえば大事に育てていた庭の黄梅(オウバイ)の鉢で、何年か前に枯らしてしまい市内の同級生のMさんから株分けしたものをいただきましたが、これもとうとう猛暑で管理が行き届かず枯らしてしまいました。

黄梅は梅の仲間ではなくジャスミンの仲間だそうで、今では香りすら憶えていない情けなさです。そして花言葉は「恩恵・優美・気高い」・・・、ペシャワール会と亡き父を思い出す今年の“小正月”です。

情けないといえば一年前の記憶もあいまいです。 古民家再生と人類の理想「憲法守れ」と訴えた人たち