すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

原発と沖縄基地と翁長知事の訃報

2018年08月08日 | 日々思うこと

今日は気温30度以下の凌ぎやすい一日で、ほんの2度位の温度差でも大きく違うもので、ご近所の家のプランターのゴーヤも元気を取り戻して、西窓のスダレと一緒に強い日差しを遮っています。

台風13号の北上で関東・東北地方へ接近で影響が案じられますが、人間の持つハイテクを駆使しても過ぎ去るのを待つばかりです。案じられるといえば去る3月、環境省が福島第1原発事故後で出た汚染土の8,000ベクレル/kg以下の放射能汚染土を、全国の公共事業で利用できる方針を決定したことです。

これにより日本は今や世界のどこよりも放射能に対して“寛大な国”になってしまい、核のゴミは全部日本へ送ればよいということで、水処理世界最大のフランスのヴェオリア社は、放射線量が低いごみの処理事業を日本で始める計画を明らかにしています。

同社はまた昨年10月、浜松市の企業連合の下水道施設の運営権売却(コンセッション)について正式契約を結び、国内初の運営権対価25億円を市に支払い、2018年4月から20年にわたり事業を担う運びです。

福島原発事故をうけてのアベ首相は、世界へアンダーコントロールと嘘を言って東京五輪を招致し、原発再稼働、原発輸出などを進めていますが、これは一体誰のためなのでしょうか。大企業や一部のお金持ちのために税金を使う政治のあり方が、次世代の環境まで狂わせてしまうことを見過ごしてはなりません。

ダイヤブロックで遊ぶ今日の主導権は一番小さな孫で、この子らの未来のために大人たちの責任が問われる夏でもあります。

夜になって沖縄県の翁長雄志知事の訃報です。2014年の知事選で、普天間基地の県内移設に反対を訴え、就任以来、政府との話し合いや国を相手取った裁判など、あらゆる手段で県内移設をやめるよう働きかけてきた知事でもありました。6月23日の沖縄戦没者追悼式で、アベ首相を厳しく見つめていたことが印象で、そのことを語っています。67才という道半ばの逝去に心よりご冥福を祈ります。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00010006-bfj-soci  

また8月6日の被爆地広島での平和記念式典で、いつも広島市長やアベ首相の言葉に注目でしたが、広島県湯崎英彦知事の「核抑止力の本質は何か。簡単に子どもに説明するとすれば、このようなものではないでしょうか」という挨拶がネットで注目です。<広島県HP>https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/52/30heiwakinensikitentijiaisatu.html