すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

暑く熱い2015日本母親大会

2015年08月02日 | 日々思うこと

8月1日朝一番に北陸新幹線で金沢まで行き、特急サンダーバードに乗り換えて大阪へ・・・、神戸市での第61回日本母親大会へ行って来ました。昨年の横浜市での第60回大会の熱気もすごかったけど、今年は安保関連法案への危機感もあり全国から戦争法案反対運動に思いをこめて大勢の人たちが参加です。

日本母親大会は「生命(いのち)を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」を掲げ、母親・女性の願いを総結集する集会で、今年は神戸国際展示場に6300人の人たちが集まりました。オープニングの兵庫のうたごえは女性だけでなく、男性もそして子どもたちも加わっての力強い大合唱団です。

一日目の全体会では二会場に分かれて、弁護士の金杉美和さんの「戦後・女性参政権獲得70年ー憲法・平和、ジェンダー平等の実現を!」と、神戸女学院大学教授の石川康宏さんの「戦後・被爆70年 日本国憲法とともにあゆみつづけるー子どもの未来・くらし・平和」の記念講演で、私は金杉美和さんの講演を視聴することにしました。

コンベンションホールのロビーには、兵庫県保育所連絡会の“ひろげよう平和へのねがい・つなげよう保育子育ての輪”など、色鮮やかなそれぞれの熱い思いが垂れ下げられており目を惹きました。 

8月2目の分科会は、神戸国際展示場・神戸国際会議場・神戸外国語大学に分かれて、私は「「原発ゼロの日本を目指してー放射能汚染と健康問題、エネルギー基本計画。再稼動反対の運動交流」に参加しました。助言者は福島県いわき市の「原発問題住民運動全国連絡センター」代表の伊東達也さんで、「原発事故の完全補償をさせよう」と、いわき訴訟原告団団長も務められています。伊東達也さんと初めてお会いしたのは福島第一原発事故直後の2011年7月、広島市での日本母親大会の分科会でした。事故から4年以上が経過した今、被災者や現地では驚くほど多くの問題が生じていることが伝わってきました。

また1日目の全体会の広い大会場で、お隣りの席の方が新潟市で20数年以上も前のフッ素集会でお会いしたことのある立石由美さんで、声をかけられ驚きました。立石さんご夫婦は放射能汚染や原発問題に専門的に取り組まれ、亡き川上圭子さんの友人でもあり偶然の出会いをとても嬉しく思いました。2日目の分科会でもご一緒になり、フロアーから新潟での取り組みなどを発言され、川上圭子さんが引き合わせたような“見えない糸”のようなものを感じる、暑い熱い2015年の日本母親大会でした。