気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

中越地震から10年か-

2014-10-23 20:15:58 | 日記
もうあれから10年経つんですね。
新潟県中越地震です。
あの後、東日本大震災があったので、ちょっと中越地震のことは記憶の影に隠れてしまいました。

一昨日、長野市から社長が、3支店合同ミーティングのために伊那支店にやって来ました。
冒頭、社長は私たちに問いかけました。
「ミナガワ ユウタ」という名前を覚えていますか?
---。
残念ながら、誰一人としてミナガワ ユウタという人物を覚えている社員はいませんでした。
皆川優太君というのは、10年前に、海岸沿いの道路をクルマで走行中に、中越地震に遭い、母・妹とともに自動車ごと土砂に埋まってしまったその人です。
4日後に、レスキュー隊により、奇跡的に土砂の中から救出され、2歳の優太君がテレビ画面に現れたときは、日本中が歓声を挙げました。
母と妹は、残念ながら亡くなってしまい、その後、優太君は祖父母に育てられました。
社長に、そのことを告げられ、10年前の記憶が鮮明に蘇ってまいりました。

 

そして今日です。
NHKの午後7時のニュースで、中学校1年生になった皆川優太君が、映し出されました。
身長が170cmもあるそうです。
友達からは、「とても優しい優太君」と評されていました。
柔道も習い、将来は「自分だけでなく、人のことも考えられる人になりたい」と言っていました。
別の報道によると、自衛隊員とか消防士になりたいんだそうです。

 

あの2歳児だった優太君がもう12歳とは、時間が経つのは早いものです。
祖父母の愛情いっぱいに育てられ、本当に立派な少年に成長しました。
涙もろいおじさん(私)は、涙ボロボロで、君の姿を見ていたよ。

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