麻生政権は1月13日に第二次補正予算案の衆議院採決を決めた。野党は当然、反発する。本来なら政治は一挙に緊張するはずだが、なんとなく間延びした感じになるのは、もういくら議論しても無能無策な麻生政権を追い詰めることができないという無力感があるのだと思う。鋭い質問というのは、その痛みを感じる相手にこそ利くのであって、学級崩壊状況の与党にはもう何を言ってもむだで、相手も、ただひたすら衆議院での再可決までスケジュールを埋めていくだけという感じになった。
こんな状況では自民党からの造反組も出てこないだろう。満期選挙だけは避けなければと自民党でも思っているのだろうが、それでも選挙に打って出るほどのエネルギーも残っていないのではないかと思う。無能無策に加えて政権の無気力がただひたすらじわじわと国民を追い詰める。
こんな状況では自民党からの造反組も出てこないだろう。満期選挙だけは避けなければと自民党でも思っているのだろうが、それでも選挙に打って出るほどのエネルギーも残っていないのではないかと思う。無能無策に加えて政権の無気力がただひたすらじわじわと国民を追い詰める。