すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

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ついに民主党復活会議発足

2012-08-31 21:57:17 | Weblog
昨日(8月30日)に民主党復活会議発足!3か月間少しずつ積み上げてきた努力がようやく実った。自民党野田派と揶揄されるような保守政策やまるで小泉時代の新自由主義的政策に、ようやく対抗軸を作り、民主党の再生・復活の第一歩をスタートすることができた。今後は勉強会や活動を通じて、民主党を結党時の自由で活発な組織に戻していく。しかしそれにもまず、目前の代表選というハードルを乗り越えなければならない。マスコミの報道はまさにその一点だけで、中には、「野田総理の解散を阻止するための野合?」みたいな酷評もある。開催はまさに会期末で、問責決議の参議院、連続して開かれる部会や駆け込み審議の委員会など衆参共に超過密なスケジュールの中で開催して果たして議員が来るのだろうかと疑心暗鬼だったが、なんと44名の本院出席があり、新規に申し込んでくる方もいて、事務局としては正直、胸をなでおろしました。連日の事務局会議のあと、記者ブリーフをするのだが、記者の多くがこのような新しい企てに冷淡で、「ほんとにできるんですか?」「対抗馬や代表選挙までのスケジュールが決まらないと信用できない」などと言っていたが、これで評価が変わるのかと期待したが...実際には今朝の朝刊を見ると、候補者が一本化できてないとか、予備選など意味ないとか、会場で批判があって内部統一すらないとか、空席がって出席者が少ない...なんて斜に構えたコメントばかりでがっかりした。こちらは結党の原点に立ち返って、愚直なまでに草の根民主主義的に候補者選考を開示し、推薦者5名というきわめて低いハードルにして一期生にも代表選参加への道を作ろうとしているのに、残念なかぎりだ。記者ブリーフに来ている皆さんは、実態をしっているはずだけど、社のデスクにあげると紋切り型の批判記事になるのだろうか?
おかげさまで、この復活会議が刺激となって、昨夜から今日にかけて、さまざまな会合が開かれている。色々な情報が入ってくるが、つくづく感じるのは推薦人集めの苦労だ。復活会議は予備選だから推薦者5名ときわめて低いハードルのはずだが、その5名ですら、最後の1名が集められないという沈痛な叫びが聞こえてくる。そうだよな、だから代表選挙というと結局は現職だけの無風になったり、資金力のある派閥のボスしか手を挙げられなかったのだと思う。その結果が、国民の政党への不信につながっていると思う。だからこそ、この再生会議は民主党だけではなく、日本の民主主義の再生になるようにしなければならないと心に強く刻み込んだ。
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末期的終末国会

2012-08-29 23:13:40 | Weblog
自民が参院で問責決議案を提出することが予定されていたので、今国会で例のACTA(海賊版やコピー製品の規制条約)が成立することはあるまいと考えていたが、参院先議のこの条約が突然、衆議院でも外務委員会に提出されてきた。昨夕に理事懇が開催されたときには「まさか」「よもや」と思ったが、まさにその「まさか」で急きょ今朝の外務員会で質疑するという。半信半疑で14委員会室に行ったら、全野党欠席で、右側半分の与党席しか議員がいない。こんな状況で、ACTAやさらにハーグ条約まで審議するという。冗談じゃない。こんな議場には居れないと思ったが、与党だけでは定数ぎりぎりなので、一人抜けても委員会が構成されず流会となってしまうから、トイレに行く時も理事の許可を得よとか、二人同時にトイレに行くな...なんて理事が跳ね回って勧告している。
それでも連日の抗議が功を奏したのか、今日中のACTAの採決だけは見送られることになった。
正直言って、この条約が春に参議院先議で議論され始めたころ、あまり注意を払わなかった。当時は断片的に条文が取り上げられるだけで、海賊版やコピー商品の問題だとしか理解していなかった。しかし、ヨーロッパではインターネット規制による表現の自由制限や知財特に医薬品問題で批判が高まり、初めてこれがTTPの提灯持ちになる可能性に気付いた。何度も外務省の担当者に聞くのだが、通り一辺倒の紋切型説明。それならなぜヨーロッパで250万人といわれるデモやヨーロッパ議会での圧倒的多数による否決があるのかと問い詰めても、問題ありませんの一辺倒。
ともかく反対であると、外務省にも党にも、外務部会でも明言するのだが、暖簾に腕押しというか、問答無用というかまったく議論にならない。
今日はついに外務委員会から外されることになってしまった。おい、こんなことがいつまでも許されると思うなよ。
しかし、午後には参議院で問責が出され、夕刻に成立。明日はどうなるのだろう。ひょっとしたら末期的な国会のおかげで、採決は先延ばしかも。
どちらにしても、心は晴れない。やるせない思いだ。
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浜岡原発視察

2012-08-27 23:37:55 | Weblog
苦しい国会日程と緊張する政局の間隙をぬって掛川から浜岡原発の視察を強行した。浜岡1号2号はそれこそ最も古いタイプのBWRでそれぞれが福島第一の1号2号に対応する。1号はすでに停止して長年が経過しているので、2号格納容器と燃料プールを視察。原発は過去に何度か訪れたが、すでに停止中の原発なのに、ホールボディカウンターを通され、靴下も4枚もはいたり脱いだりで汗みどろになった。それでもすでに経年した燃料棒が青澄んだ水の中に収まっている光景はそれなりに廃炉にむけてのゆっくりとした着実な歩みを感じさせた。これだけの巨大施設でも空間は極端に狭く、格納容器前でヘルメットをぶつけてしまい、頭は石頭だからどうでもよかったが、あやうくヘルメットを奈落の底に落とすところ。
施設側としては建設中の万里の長城といおうか浜岡長城といおうか、砂丘にそりたつ防波堤を自慢していたが、これは正直言って感心しなかった。アチェの津波被害視察した体験からすれば、あるいはまた今回の三陸津波被害の惨状を見れば、いくら津波の高さと防御壁の強度をシミュレートしても、実際の自然の脅威に、人工物は耐えきれないと思う。その意味で浜岡原発の停止は正解だったと思う。しかし、すでに停止から長時間が経過した2号機であれほど多数の人々が働いている事実を見ると、原子力施設の廃炉は、技術的にも、経営的にも、そして社会的にも容易でないことを改めて実感した。
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「モンサントの不自然な食べもの」上映会とシンポジウム開催

2012-08-25 23:18:57 | Weblog
前回、新横浜オルタで開催された上映会に続いてセンター北の歴史博物館で「モンサントの不自然な食べもの」を上映。言わずと知れたレイチェル・カーソン賞受賞のマリー・モニク・ロバン監督の話題作だ。9月からは劇場で一般公開されるが、それに先立って、反TPP・食の安全に取り組むグループということでDVDを貸していただいた。
食の安全を脅かす遺伝子組み換え農産物特に、日本にも直接の影響がある大豆の、農薬ラウンドアップ耐性(ラウンドアップレディ)を持たせた大豆の危険性に警鐘を鳴らしている。アメリカへ調査に行ったとき、アメリカでは大豆の9割がすでに遺伝子組み換え種子なのに、小麦には遺伝子組み換えが行われていないことを質問したら、専門家に「そんなことはあたりまえじゃないか。大豆は家畜が食べるからいいが、小麦はパンなどで人間が直接口にするので遺伝子組み換えなど危なくて使えない」と鼻であしらわれてしまった。しかし、我々は納豆、豆腐、味噌などさらにそのまま枝豆として食べるわけだから、遺伝子組み換え大豆を見逃すわけにはいかない。おそらく皆さんもスーパーで買うときは必ず裏返してみて、遺伝子組み換えされていないとか、北海道産で安全です...という表示を見て選んでいると思う。こうした消費者の安全を守る当たり前の表示が、アメリカ産品の販売を低迷させている非関税障壁だ...と、TPPでは禁止されることになっている。冗談じゃないよ!TPPはまさに「まさか!そんな馬鹿な!」と言いたくなるような無理筋要求の宝庫で、食の安全だけでなく、知的財産や保険・医療分野でも日本の基本的な安全制度が脅威にさらされることになる。
実はこの映画は議員会館でも二度にわたって上映され、小生は実の5回目なのだが、それでも見るたびに以前には気付かなかったTPPと食の安全の問題点を発見して愕然とする。会場はすでに予約だけでいっぱいになっていて、当日お見えのみなさんには整理券を発行したり、ぎっしりの会場で見えにくい席だったりして、ご迷惑をおかけした。次回の反省材料としよう。
上映後に食の安全とTPP問題のシンポジウムを行った。「サルでもわかるTPP]の著者でもある安田美絵さん、それにJA全中、生協のパルシステムからパネリストとして協力していただきました。専門的なコメントも参考になりました。また、往々にして、映画上映のあとのシンポジウムというと、聴衆の半分ぐらいが帰ってしまって、がらんとした会場でがっかりすることもあるが、今回はフロアとの質疑でも最後まで多くのみなさんが残られ感動しましたね。
実はこの上映も、TPPなんてまだ知られていない...とか、硬すぎる...とか、企画段階ではかなり悲観的な意見があったのですが、どうしてどうして、ほんとうに多くの市民がチラシやフェイスブックなど新旧メディアを経て、これほど多くの熱い聴衆として参加していただきました。官邸前の市民デモと同じように、ここでも新しい民主主義政治の息吹が感じられましたね。スタッフのみなさん、パネリストのみなさん、そして何より猛暑の中を長時間参加いただいたすべてのみなさんに「アリガトウ!!!」
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8月15日を挟んで

2012-08-19 21:46:47 | Weblog
地元はやはり若いビジネスマン層が多いせいか、故郷でお盆をすごす家族が多く、お盆休み前後から急激に人口が減少する。まあ束の間の一息という感じなのだが、今年は政局が緊張し、つぎからつぎへの重要案件が発生して、結局、自宅と永田町を往復することになってしまった。8月15日には全国空襲被害者連絡会の会合があり、空襲議連会長としてあいさつ。空襲被害者援護法案の趣旨や法制化の進捗状況などを説明した。真夏の猛暑の中会場いっぱいに詰めかけた被害者・関係者のみなさん、すでに高齢となっている皆さんも一年一年、年をとられていく様子が目に見えて、心苦しい。今年はついに名古屋の杉山さんの姿も会場になかった。会場で、政治混乱で各党での法案審査が進まず、それどころか、これまで共に進めていた同志が別の政党に移ってしまい、最初から組織もやり直さなければならないことなど、みなさんに謝罪した。会場からの拍手はそれでも暖かいが、小生の心の中にはぽっかり空いた穴に冷風が吹く。会場で、中山弁護士から近著「未解決戦後補償」(創史社)の紹介を受けたが、この空襲被害賠償と同じコンテキストで
発生しているのが、周辺領土問題であり、慰安婦問題であり、アジア各地の反日運動だ。やはり冷戦後の今、歴史を逆転させても、本来67年前に解決すべきだった課題をしっかり認識し、解決を図る必要がある。
まさにこの時期、李明博韓国大統領の竹島訪問、そして尖閣諸島不法上陸事件が発生した。しかし、この時期に発生するのはわかっていたことじゃないのか?8月12日に香港を出港した侵入船をなぜ海上で追い返さず、わざわざ上陸させて問題を複雑化し、あげくのはてに前例主義で無罪送還したのか理解に苦しむ。実は、党側でも抗議声明を出そうということで急きょ関係部門の議員が集められたのだが、肝心の政府側も副大臣が一人でてきただけ、議員も最初はパラパラという感じだった。抗議というのは部屋いっぱいに怒れる議員が詰めかけて初めて盛り上がるものだろう。何も聞いても内閣府は「対策は閣議できまったことですから」と官僚的黙秘答弁。外務省にいたっては、竹島は日本の領土で、国内問題だから、外交問題ではない?!という驚天動地の珍解答。皆、唖然として足早に会場を去った。
実はこの間、終盤国会対応などいくつかの重要会合があった。もはや猶予はならない、来週からはいよいよ水面に顔をだして泳ごう。
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オリンピックが終わった

2012-08-13 20:45:59 | Weblog
テレビ画面を占領していたオリンピックが終了。いつも見ているBSではそれこそほとんどの時間帯が競技の実況と録画だったような気がする...とは言っても、結局釘付けになってみてしまいますよね。サッカーは時計の針が深夜12時を回ってからだから、ついつい翌朝に影響が出てしまう。メダル史上最多とニュースでは言っているが、金が少ないので、多少ディスカウント感が残る。
第三者的に言えば、伝統に依存した団はだめで、伝統に立脚しつつも、創造的な努力を傾注したところが、結局、金メダルまで到達したのだと思う。一度限界や引退に直面したのに再起して勝利した人の言葉は本当に一言一言に重みがあった。
選手のインタビューで一番心に残ったのは、ボクシングのミドル級で金メダルを獲得した村田諒太選手の準決勝後のコメントだ(この試合は実はすごい接戦で、もしかしたら相手が決勝に進んだかも知れなかった)。彼は「相手が自分の技をよく研究してそれを封じる手を打ってきたので苦しかった。これまでは自分が相手の研究をしていたが、いまや対戦相手が自分を研究していることがわかった。自分もまたそのような地位になっていることをこの試合で自覚した。同時に、自分のボクシングというものが、いまだに狭い範囲にとどまっていることも認識した。この準決勝での体験を次の決勝に生かしたい...」というようなコメントを試合直後に喋っていた。それを見て、私は彼の決勝での勝利を確信した。実際に彼が決勝で勝利したシーンも、決勝後のコメントも知らないが、その準決勝後のコメントどおりの試合を展開したのだと思う。「敵を知り、己を知れば百戦するも危うからず」という孫子の言葉があるが、本当にそうだよな。
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ようやくブログに戻ってきた

2012-08-10 22:26:33 | Weblog
本会議後、夕刻に横浜での会合に向かったが、残務があるので、結局それも途中で切り上げ、車に飛び乗って,ようやく永田町にもどってきた。品川をすぎるあたりから長い渋滞...あらためて今日はお盆の連休前日だと実感する。しかしまあこの二週間はまるで手漕ぎボートで嵐を乗り切ったような感じ。今、ようやく時間ができてブログでも書こうかなとキーボードに向かうと、この間に取り組んだ仕事や議論の一つ一つ思い出されて、あらためて大変な時期だったなと思う。
国会は不正常の連続で委員会も開かれないが、政局が極度に緊張して、朝から深夜まで会合の連続。TPP/原発/消費税の三点セットに次々と新しいテーマが出てきて対応に追われる。その多くが政府や同じ政党の執行部からでてくるのでかなわない。「執行部はまるで俺たちに喧嘩を売っているみたいだ...」と同僚が嘆くが、ほんとにそうだよな。
原子力規制委員会の人事では、「なんでこんな原子力村の住人」を選んで出してくるのか?と憤るが、我々の怒りが執行部に伝わっているのかどうかもわからない。無力感と疲労感の複合疲労みたいだな。
それでもTPPと食の安全をテーマに地元で開催した「モンサントの不自然な食べ物」の上映会では、多くの皆さんと意見交換もできて、精神的にも蘇生した。
昨日の野田総理と谷垣総裁とのトップ会談は、予想したとおりの同床異夢・玉虫色決着。直前の会合で情勢分析を皆でおこなったが、意外にも攻撃側の自民党が不信任案と三党合意の矛盾の谷間に挟まって選択肢が乏しいことが理解できた。執行部側の余裕も、なるほどなと思う。会談の後で伝えられた消費税法成立後近いうちに選挙を行うという合意だが、谷垣総裁のひきつった作り笑いを見ると、やはり早期解散の言質は取られていなくて、今国会での解散はないのかと思う。
今日は消費税法案が参院で成立。ヨーロッパ各国が20-25%の消費税水準になっている国際社会で、日本だけが5%で済むわけではないから、消費税率上昇は是認せざるを得ないというのが深層理解なのだろうが、社会保障との一体改革や歳入庁創設、景気条項などは不透明なまま...反対票を投じる同僚の苦悩がよくわかる。本来、政局化せずに議論して合意形成すべきテーマが、けっきょくは最も政局的なツールとして使われてしまった。
まあ、連日のさまざまなグループの会合でも、すべての問題は9月の代表選に収束していくように思う。議員の中の意見も次第にそこに結集しつつある。
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