すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

収穫の秋に獅子柚子のマーマレード

2010-11-21 21:54:13 | すとう信彦の料理談義
今年は夏の猛暑と急な冷え込みで、庭のナナカマドが紅葉した。収穫の秋という時期だろうか、農業関係の行事が多い。昨日は川和の農場の収穫祭。今年はほとんど協働農作業に貢献できず、収穫祭だけ参加というのは気が引けたら、そこはまあ仲間内だ。暖かく迎えていただいた。次に予定があるので、背広でネクタイという場違いな服装だが、ひさしぶりにリラックスして今年の作物の出来具合などを聞いた。もっとも、皆さんは今の政権の運営に一言も二言もありそう。肩身が狭いよな。
朝には横浜北部の農協祭りに出席。例の環太平洋パートナーシップ(TPP)問題で小生の名前も農業新聞に登場したり、にわかに農林水産関係者との接点が多くなったと思う。ようやく国民的にも農業問題の解決が最重要課題だということに認識が生まれつつあるし、実は小生も首都圏農業や都市農業のテーマで活動してきたのだが、農業問題にも多少は専門知識のある政治家と認められたようだ。会場で獅子柚子を買った。写真(シクラメンと大きさを比較してください)にみられるごとく巨大で、普通の柚子の10個ぶんぐらいありそうだし、外見も名前のごとく猛々しい感じがする。ジャムにして食べるのだと聞いたので、ネットを調べれば、けっこう調理法が載っている。四分割して、果肉部分から種と皮をとり、耐熱ガラスのボールにいれ、次に黄色い外皮を切り取り、幅2mmぐらいで細切り。まあ蕎麦を切る要領だ。これもボールにいれ、砂糖を入れてかき混ぜてなじませる。それにラップをかけて電子レンジ600wで6分。ラップを外すと、綺麗な黄色に色づいた獅子柚子がなんともいえない香ばしいにおいをはなっている。うん、こりゃいけるかも、と成功を確信した。クローバーの蜂蜜も入れて、甘みを調整し、再度ラップをかけて6分、そのあと、ガスコンロで暖めながら甘みの最終調整。空のビンに入れると、完全無添加「獅子柚子のマーマレード」が完成。風邪気味で頭が痛い。熱くした獅子柚子のドリンクでも飲んで早く寝よう。
コメント

引き延ばし戦術としての不信任案否決

2010-11-15 23:23:54 | Weblog
やっと本会議が終了。仙谷官房長官・馬淵国交大臣に対する不信任案提出を受けて、それぞれ1時間かけて否決議決となった。民主党が307もの議席を占めている以上、いくら不信任案を提出しても、否決されるのは道理だが、要するに補正予算案の本日中の成立を妨害するというのが野党戦略なのだろう。ほとんど意味のない党利党略の議決に、延々と名前が呼ばれて投票。民主主義のコストといえばそれまでだが、あまりにも無意味な儀式化した手続きには疑問を感じないわけにはいかない。本来、専門委員会で議論・議決が進められるはずの国会運営が、いつのまにかまた国対政治になってしまって、密室での国会対策が本会議での議決を事前に決定し、本会議を虚妄なものにしている。すでに結論が決まっている議場で、ただ形式的に数をそろえるだけの本会議にいかなる意味があるのだろうか?毎年、国会ごとに繰り返される不毛な不信任案提出こそ、現在の形骸化した民主主義の実態を表現している。
ご存じのとおり、小生は「民主主義のフロンティア」研究会を始めたが、民主主義の進化のためにもこの研究会のペースを上げていかなければならないと思う。
コメント

プライムニュースで中国漁船衝突ビデオ流出にコメント

2010-11-06 23:03:19 | Weblog
木曜夜までかかって、APEC対応の閣議の直前になってようやく、TPP(環太平洋連携)の党内議論が16回もの会合を経て、一応の妥協案が成立し、政府に提出されることになった。一時は執行部批判が激昂し、政局となる寸前まで緊張が高まったが、TPPそのものへの理解も進み、玉虫色の決着とはいえ、現実的な対応のガイドライトができたものと思う。しかし、この16回もの連続議論で、新人議員の活躍はすばらしかった。これまでの沈黙した集団ではなく、一人一人が自分の経歴や専門知識・実体験などを元に激しい議論を展開して、ひさしぶりに「民主党らしい」民主党になったと感じたね。
さて一夜明けて金曜となり、ほっと一息、TPP関連の書類の整理をするかと思っていたところに、尖閣諸島での中国漁船衝突と拘束のビデオがネットに流出。一服気分も吹き飛んで、ユーチューブの映像に見入った。夕刻にフジテレビのライブ・プライムニュースから危機管理専門家として出演依頼が来て、久しぶりにお台場のフジテレビへ。小泉政権の元官邸スタッフの小野参議院議員や元海保の石橋氏、山田教授などの専門家とビデオ流出やその影響について議論。
一日中、テレビでは流出映像を放映し、政府を揺るがす大事件と報道されているが、危機管理を専門としていた立場としては、そうした日本社会の対応に疑問を感じないわけにはいかない。情報漏えいという点では、この事件の直前に露呈した警視庁公安部からのテロ関係情報の流出の方がはるかに深刻な事件である。ネット流出の外事3課作成資料の中にはテロ対策の方向性や外国政府からの情報も含まれているといわれ、まさにAPECを目前にした状況において絶対に起こってはならない事件だ。これまでも日本政府からの機密情報流出が止まらず、もはや日本に機密情報、セキュリティ情報は流さないという態度を表明した国もあったが、これから、さらにその傾向は強まるだろう。そうなると日本政府は事実上「情断」になってしまう。どうしてこれほどの深刻な事態があまり報道されず、本来、最初から公開されてもおかしくはない海保のビデオがこれほど大々的に取り扱われるのか?まあ日本全体がワイドショーモードだといえばそれまでだが、情けない思いだ。すでにネットの世界では、ウィキイリークスが米軍のイラク・アフガンでの掃討作戦の実態を9万件もサイトに公開しており、それこそ国家反逆罪として重罪を課せられてもしょうがないほどの故意の情報流出・機密情報漏洩ですら一定の価値を認められているような現状の中では、今回の海保ビデオ程度の情報流出はいつどこで起こってもおかしくない。それこそたくさんの関係者がこのビデオを見、コピーを取れる環境にあったはずで、ある意味で、これまで流出しなかったのが不思議といっても過言ではない。実は、こうした日本政府の体質は、検察の村木事件の証拠改ざんにもつながるものがある。政府全体もまた犯罪捜査に当たる警察・検察、海保や消防などの現場なども、今回の事件を教訓として、一刻もはやく情報管理の体制を現代化してほしい。
コメント