5月17日の今日、事故原発安定化へむけての工程表が改定された。今日は朝から断続的に検討会議。一号機では津波直後の燃料棒の完全露呈とメルトダウンが明確になり、工程スケジュールの遅れが予想されたが、政府はあまり大幅な修正もなく工程表を改定した。作業員が内部に入れなず、高度の湿度のために実情不明の2号機、MOX燃料を抱えた3号機、大量の燃料をプールに貯蔵したままの4号機など、とても工程スケジュールどおりに行くとは考えられず、議論が百出した。夕刻には細野補佐官が説明にPT会合に現れたが、はしょることなく丁寧に質問に答えていた。
ただ、政府側および東電の説明を聞いていると、4月の時点と異なり、かなり自信を持っていることがうかがわれた。まあ、そうした楽観的なシナリオが合理性を持っているとしたら、一つには、我々が知らない、また知らされない情報が先行していること(我々には一歩遅れて公開されていること)たとえば仮設住宅建設には民間アパートの活用で仮設住宅必要数が半分になっていたりするような情報があること。そして、対策本部近くに技術者を送り込んで情報を正確に把握しているはずのアメリカとフランスが静観していること...などがあるかも知れない。
ともかく連日の会議の連続で、地元に帰る時間も取れない。地元事務所では状況説明してほしいとの電話が数多くかかってくるそうだが、皆さん新聞のメディアや扇情的なワイドショーの情報では不安にかられるのだろう。近々、地元でも説明会を開催する予定だ。
ただ、政府側および東電の説明を聞いていると、4月の時点と異なり、かなり自信を持っていることがうかがわれた。まあ、そうした楽観的なシナリオが合理性を持っているとしたら、一つには、我々が知らない、また知らされない情報が先行していること(我々には一歩遅れて公開されていること)たとえば仮設住宅建設には民間アパートの活用で仮設住宅必要数が半分になっていたりするような情報があること。そして、対策本部近くに技術者を送り込んで情報を正確に把握しているはずのアメリカとフランスが静観していること...などがあるかも知れない。
ともかく連日の会議の連続で、地元に帰る時間も取れない。地元事務所では状況説明してほしいとの電話が数多くかかってくるそうだが、皆さん新聞のメディアや扇情的なワイドショーの情報では不安にかられるのだろう。近々、地元でも説明会を開催する予定だ。