すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

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U2の ♪I still havn't found what I'am looking for♪ はゴスペルだったのか!

2014-08-29 13:34:12 | Weblog

インターネットの時代はありがたいもので、宗教問題やパレスチナ・シリア・イラクの出来事を追っていく間に、別に検索するわけでもなく、なつかしいU2の♪I still havn't found what I'am looking for♪ にめぐり合った。
U2のファンの皆さんには申し訳ないが、この曲がゴスペルだったとは初めて知った。そしてリリックの意味も!
確かにアルバムはジョシア・トリーだから、シナイ半島に生えている樹だということぐらいは知っていた。それでもこのアルバム全体にそうしたメッセージがあったとは知らなかった。そしてそのことがこのアルバム、U2というバンドそしてボノをあのような世界的な活動の舞台に引き上げたのだろうことも想像できた。
インターネットにはU2が、このオリジナル曲が生まれたハーレムの教会でゴスペルと一体となって歌う映像もあった。この瞬間はシンガーしかわからない至福の一瞬なのだろう。
調べてみれば多くの黒人歌手がこの歌をカバーしていた。Friend N Fellowもその一人。なんでメローなジャズ歌手がこの歌を歌うのかなともおもったが、別のアルバムではジョニーミッチェルの♪Both sides Now♪をカバーして歌っていた。案外、小生とも波長が合うのかな?
宗教は深い、その深さは人間そのもの深さと思い知った。
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イスラム/仏教対立から宗教について考える

2014-08-29 13:03:02 | Weblog
ここ2-3年、宗教について深く考えるようになったきっかけは、実はイスラムと仏教の対立だ。そのいずれもが、その始祖において、教えにおいて、平和な社会、慈愛に満ちた社会を求めている。これまで、イスラムとキリスト教とは十字軍遠征に見られるように、激しい衝突と殺戮を繰り返した。むろん、そのような人々の殺し合いはイスラムもキリスト教もその宗教としての成り立ちから、決して認められるものではない。それでも現実は中東の歴史と現実が示すとおりだ。これに対して、イスラムと仏教とは最近まで深刻な衝突は皆無ではないにしても、きわめて稀であったと思う。
それは一つには信徒の生活圏が異なることから、宗教以外の格差や土地をめぐる争いが宗教的対立にまで発展しなかったのかも知れない。
しかしながら、現在の南アジア、東南アジアで、仏教とイスラムの対立は地域によっては激化し、バングラデシュ、ビルマそしてタイなどでは深刻な事態を生みつつある。ロヒンギャ問題やタイの「テロリスト僧侶」などは映像として取り上げられることもあったが、それはあくまで「こんな不思議なことが起こっている」という映像にすぎなかった。これまで、まがいなりに共存していた地域で、どうしてこのような暴力的な対立が広がるのか?無論それを導いた現代世界の格差や貧困そして政府の政策があろう、しかし、これほどの対立が発生するのはそれぞれの教義に対立の原因があるのかも知れないと思い、私なりに研究を進めてみた。当然のことだが、双方の教義に現実の衝突を生み出すものはない。
イスラム圏でも、私と同じ問題意識を持っている人がいると思う。以前、幾多の過激派なかでもオサマ・ビン・ラーデンを生み出したサウジアラビアのジェッダにあるキング・アブデルアジズ大学で、若手の教授陣と宗教について話したとき、宗教指導者とみなされていた若い教授が、仏教に関心を持ち、「自分は仏教に共感し、特に禅の教えはイスラムと似ている」と主張したので驚いたことがある。
多くの地域で仏教とイスラムとの摩擦が激化しつつあるなかで、我々はイスラムどころか、仏教の考え方すら知らない。
日本では宗教は公的教育から外れているが、特定の宗教に基づく教育を行うのでなく、世界の人々が信じ、行動のよりどころとしている宗教がどういうものであるかをしっかりと若い世代にも教育していく必要があるとおもう。日本が世界の中で生き、アジアに活路を見出すということはそういうことだ。

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ISISの登場から宗教について考える

2014-08-29 11:45:57 | Weblog
この浪人生活の期間に、余裕のある時間の中で何度か、宗教について深く考えることがあった。それは同時に、自分について深く考えることにもつながっただろう。
その間にも世界では宗教の揺り籠といわれた中東を中心にさまざまな事件が起こる。そのたびに、新たな接点から再び深く考えることになった。
シリアとイラクに突如出現したISISから、この地のことをよく考えてみた。ISISは人類が初めて呪術の世界から、全と悪との対立を原点とする宗教世界を作り出したゾロアスター教の信徒の末裔ともいうべきヤシディの人々を追い、また旧フセイン体制で政権中枢にまで信徒がいたアッシリアの人々を追放し殺害している。シリアといえばパウロだ。当初はキリストを弾圧していた彼が突然改心するのはなぜか?12使徒でもなく、キリストから教えを受けるどころか、会ったこともないはずのパウロとその考えがなぜ今日、キリスト教はパウロ教だと批判されるほどその宗教哲学の中核となったのか?アレッポやダマスカスという地名がでるたびに、そのことを思い出す。
ダビンチコードの影響か、あるいは西欧社会の初期キリスト教検証があの本を生み出したのか、その因果関係は知らないが、最近、めざましい宗教考古学の研究というか、そのもととなる死海文書、ナグハマディ文書、グノーシスやクムラン教団遺跡などの考古学的解明から、初期キリスト教というものがどういうものであったか、次第に明確になってきたと思う。
この年になって、初めて知ったのは、西欧社会においてキリストとブッダとの類似性について以前からそして考古学的発見から深く広い研究が盛んに行われてきたことだ。伝説研究のケンベル教授の「千の顔をもつ英雄」で、彼がキリストの体験をブッダのそれとをまるで同じもののように表現しているのに驚嘆したが、最近、仏教あるいはヒンドウ哲学が遠くエジプトのアレキサンドリアに伝わり、拠点も存在したことがいわれるようになった。
浅学非才の表面的な読書ではそのへんが限界だろうが、ヨハネやキリストが所属したとされるエッセネ派教団の存在はこれまでとはまったく異なる宗教観の糸口になると思う。
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サイパン引揚者の戦争体験

2014-08-20 10:09:27 | Weblog
 大倉山の朝食会で、港北在住のKさんの戦争体験談があった。サイパンは東京空襲の拠点で、米軍はこの日本軍の飛行場のある島に大規模な攻撃をしかけた。そのなかで当時9歳のKさんは攻撃が始まった空港のある南部から一家6人で北部に逃避行をするのだが、聞いているそしてスライドをみている私には、69年前じゃなく、今、シリアで起こっている現実のような気がした。逃避行をリードしていた父親ともう一人の親戚が潜んでいた洞窟をでたあと、しばらくしてパンパンと二発の銃声が聞こえ、そのあとしばらくして米兵が洞窟に来たという。米兵は「デテコーイ、デテコーイ、ミソアリマース」と呼び掛けていたということだが、Kさんが真似するその巻き舌のアメリカ訛りの英語が本当にリアルに聞こえた。きっとその音は今でも脳裏にこびりついているのだろう。
 「味噌あります」というのは「水あります」の発音があやふやだったから、そう聞こえたのだろうが、逃避行で一番苦しかったのはやはり水がないことで、水の入ったヤカンを子どもが手放さないのを母親が鬼の形相で取り上げる漫画の挿絵が胸を打った。米軍はよく研究していて、だから「水がある」といえば隠れている住民がでてくることをよく知っていたのだろう。アメリカは戦場にも社会学者や心理学者の卵を動員していて、捕虜や負傷兵や避難住民へのヒアリング分析を早い段階から執拗に行っていた。このへんがアメリカの科学性で、竹やり精神主義のどこかの国と違ったところだ。
 一家は21年に浦賀に帰国したそうだが、その時は幼児2人を収容所で失い6人の一家は半分の3人になっていた。しかし、一家の逃避行をリードした父の姿が現れないことと、洞窟に米兵が現れる直前の二発の銃声との関係を母と子どもはいつ理解したのだろうか...
今日の朝食会がこのような話になるとは実はよく理解していなかったが、会場はいつになく一杯で、多くの人が「あらためて戦時のことを聞きたい」という気持ちそして、戦争の再来に漠然とした不安感をいだいていることがよくわかる。
 驚いたことに最後のスライドで天皇がサイパンで「バンザイクリフ」を慰霊している写真で、天皇を元首と書いてあるところに、クレームがついた。この会合はどちらかというと平均年齢が高く、保守的な雰囲気だなあと日頃感じていたが、それでも戦争を体験し、またおぼろげながらも戦争体験を子どもの時に聞いた人にとって、やはり戦争の実態、靖国神社と戦争責任、集団的自衛権行使を進める現政権と憲法問題に多くの人が、立場や信条を超えて現状の日本に強い危機感をいだいていることが感じられた瞬間だった。
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日本版PMCかあ?! ついにきた「こんな時代」

2014-08-18 09:54:37 | Weblog
シリア軍・反政府勢力・ISISの三つ巴の戦闘が続くアレッポで日本人が武装勢力に拘束されている映像が流れた。
  自称日本版PMCかあ............
 もう30年前になるかな?南アフリカでPMCが産声を上げたとき、まだイラクやアフガンでのPMCの大発生なんて想像もつかなかったが、やがてこういう時代がくると軍事問題の専門家と話たことを思い出した。日本でも軍事産業や自衛隊退役者などを含め、着実に欧米PMCのサポート組織が広がっていると思う。
 今回の事件はこれとは違う流れだろう。いまの政権、政策、マスメディアの堂々たる流れにのって、この問題の複雑さも深刻さも危険も理解していない人も組織も金もそうした方向に動きだしている。彼のブログを見ると田母神氏とのツーショットもあって、ああ、そういう膨張を続ける母集団の一員なんだなあと納得させられる。
 イラク・アフガンでは悪名高いブラックウオーターなど10万を越えるPMCが活躍したのだが、彼らのほとんどは退役直前まで戦闘の現場で「同じこと」をしていた人たちで、戦闘に熟達しているだけでなく、現地情勢にも、言語にも、情報経路にも明るい。それこそ命がけでサポートする現地人もいる。そして外見は欧米人でも。多くは親族やはるか昔の出身などこの地ともつながりがある人も、自分の行動が自分が信じる神の摂理に従っていると信じる者も多い。
 そう考えると、捕まったら瞬時に命取りになる写真をブログやフェイスブックに載せている今回のケースは何ともコメントのしようが無い。要するに素人なんだろう。
 日本政府も何をしていたのだろうか?いま、ISISだけでも各国から数百人といわれる外国人参加者が国際社会で深刻な問題となりつつあるが、日本政府が対策を講じたとは聞こえてこない。まさか、安倍総理みたいに「だから、集団的自衛権発動で海外の日本人を救出しなければ駄目なんです」とでも言いたいのだろうか?
 軍事の民営化は国際政治にとって凄まじいリスク要素だ。しかし、今回のような事件の背後にある日本社会の状況はそれと同時だけどまったく異質なリスク要素だ。
暗澹たる気持ちで、今日一日をスタートした。
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アベノミクスの看板の裏でぼろぼろになりつつある日本社会

2014-08-11 11:40:48 | Weblog
http://digital.asahi.com/articles/ASG843SQ1G84UTIL00M.html

アベノミクスの看板自体、株価暴落や貿易収支の悪化じゃやないが、表面には錆び、亀裂がめだつようになってきたが、その看板の裏側ではほんとに深刻な状況がでてきている。
福島原発の汚染水対策ほどではないが、「うまく行ってます」という話とは裏腹に、ますます深刻化しているテーマが日本社会の各分野で表面化し始めた。
この奨学金の問題も、まったく手がつけられないまま、経済の低迷でますます絶望的になりつつある。多くの大学が定員割れを起こす状況で、貴重な大学生をしっかり教育して次の日本の基盤をつくらなければならないのに、現実の奨学金は消費者ローンと変わらない。日本学生支援機構(旧日本育英会)がすべきことは、取立ての厳格化や民営化ではなく、日本の次世代の育成のために過去の累積した問題を解決し、これからの育成制度を提言することのはずだが、現実は奨学制度まで安っぽい新自由主義にのっとられてしまった。
もっとも安倍氏自身が大学では高度な知識教育ではなく、即戦力となる職業訓練を目指せといっているようだから、改革提言のやりようがないのかも知れない。一刻もはやくこの政権を終わらせないと、日本がぼろぼろに崩れていく。
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恐ろしい勢いで進む情報の上塗り

2014-08-11 10:13:12 | Weblog
停戦に失敗した(最初から停戦は考えていない)ガザでイスラエルの空爆が再開され、地上では同じ惨状の情景が繰り返される・・・A。ウクライナ上空でのマレーシア機撃墜事件の真相解明は進まず、ドネツクでの戦闘が激化している・・・B。エボラ出血熱の脅威・・・C そしてイラク北部でのヤジディとアッシリア(キリスト教徒)の難民化とアメリカ軍の空爆・・D ・・・
いまこの時点でこのグローブ(玉)の上で同時代的に起こっている大事件はA+B+C+Dだ!しかし、日本のテレビをみていると今週はこれ、先週はこれみたいに、そのときそのときの情報が流され、同じ瞬間に発生している惨状は上塗りされた情報の下に埋もれていってしまっていると思う。だから国民一般には、世界で起こっている悲惨な事件はAかBかCかDというふうに何分の一かに矮小され、深刻な痛みを感じさせないのだと思う。
何をいまさら言っているんだ、民放というのは商業放送で、ようするにコマーシャルの合間に番組を流す放送のことだ...ということは頭ではわかっているが、この日本の状況は悲惨ではないが醜い。そんな商業主義にとらわれないのが、公共放送のはずだが、それが政府コマーシャルの合間に情報を流す放送局に堕してしまった。ネットは商業放送に対抗するどころか、商業放送の補完やアンテナショップになりつつある。せめて世界ではA+B+C+Dが起こっていると伝える方法はないのだろうか?


















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