すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

こんな時はサバカレー

2008-09-30 23:09:57 | すとう信彦の料理談義
リーマンブラザーズの破綻を受けて75兆円もの政府救済をする法案だが、民主・共和党の大統領候補まで巻き込んで成立した合意が、下院で否決。とたんにアメリカ株の暴落、それを受けて日本株も一時は580円も暴落し、株価はついに1万円切れまで目前という水準まで下がってきた。有効求人倍率も下がり、大恐慌前夜のような雰囲気。こんななか、にんまりしているのが、暫定予算で金をばら撒きたいが、予算委員会を開けばあっというまに政権が火ダルマになることを恐れていた、政府閣僚。本人は客観的に言っているつもりだろうが、唇の端から下卑た笑いがこぼれる。テレビカメラは残酷なまでにそれを表現していた。
まあ、これで3日の解散はなくなったかな。
どうしようもない閉塞感の夕方に、何を作ろうかとスーパーに行ったら、サバが旬らしい。そうだこんな時はサバカレーを作ろうと思い立った。もう25年も前の話だが、アルジェリアに赴任していたころ、日本人エンジニアが来ると真っ先にサバサバという言葉を覚えた。むろんフランス語のca va?(ごきげんいかが?)だが、それの答えが、アルジェリアの植民地フランス語ではいつもサバサバという風に聞こえるので、日本人は何か問題があると、サバサバ(まあ、こんなもんだ...)と言って辛い気分をしのいでいた...もう昔のはなしだなあ...
作り方は簡単で、普通のスリランカカレーを作るように、ニンニク、しょうが、玉ねぎ、鷹の爪など(そうそうクミンシードを忘れずに)を炒めて、ルーを入れてカレーができたところへ、ぶつ切りのサバを入れる。今日は長崎のマサバがあったが、ゴマサバでもカレーにしたら同じようなものだろう。10分ほど煮て、チリなどのスパイスを入れて出来上がり。
まあ、今日一日、ばっとしない日だったが、まあ、サバサバだ!

こ、これが所信表明演説か?!

2008-09-29 22:33:12 | Weblog
臨時国会冒頭で麻生首相の所信表明演説。聞いて絶句した。所信表明とは政府を荷なう者がそのビジョンを国民に表明するためのものだ。ところが、国民ではなく、民主党にむかって質問するという、前代未聞の、何のための所信表明かわからぬ内容。首相が政府運営のビジョンも示せないのに、野党が質問できるはずがないではないか?呼びかけの対象ともならなかった民主党以外の野党は、どう対応すればいいのか?すべての野党は少数とはいえ、国民の代表のはずだが...
この政権はもう所信表明から破綻している。

道徳教育は必要です、ただしまず自民党議員から

2008-09-28 22:17:22 | Weblog
中山国土交通相が辞任。誰が考えても狂気の自爆だ。麻生政権に恨みでもあるなら別だが、いくらなんでも馬鹿げた話なので、後で真相が出てくるかもしれない。本人は国士にでもなったつもりなのか?それにしては攻撃する相手がへぼい。これで総選挙を早期に行うのを止めた捨て身の高等戦術という見方もあるそうだが、幾らなんでもそこまではね?
ただ、中山先生の発言にも一理ある。ゴネ得がダメだ、道徳教育が必要だというくだりで、まったく同感だ。ただ対象は一般生徒ではなく、まず誰よりも道徳教育が必要なのは、自由民主党の族議員だ!むろん中山氏も例外ではない。まず自らの政治献金の問題もクリアしていただかないといけないだろう。河村官房長官や目玉閣僚の小渕大臣含め、しっかりと道徳教育してあげてください。

幼児化する政治家:中山国交相

2008-09-27 22:14:52 | Weblog
中山国交相の妄言、失言、虚言がとまらない。昨夕は発言を陳謝したはずだが、今日はさらにエスカレート。昨日の陳謝はないそうだ。陳謝めいたことを言ったのは国土交通省の中だったから、まともなことを言ったが、今日は国交相から外にでたので、一政治家だから、個人の信念にそって言う....だれが考えても論理が破綻しているとしか思えない。日教組をぶっ壊すと言ったって、別に日教組が反政府暴力集団でもあるまいし、好き嫌いは別としてもそれなりに機能している組織を、大臣が勝手に抹殺することなど民主主義国家でできるはずがない。そのうち特定の新聞社やテレビ局も名指しで攻撃してくるのかな?
中山氏の確信失言を聞いていると、ようするに駄々っ子の台詞で、とても分別ある大人の発言とは思えない。簡単に言えば、政治家が幼児化・幼稚化しつつあるのではないだろうか。

息子への世襲:これが小泉利権政治の本質

2008-09-26 22:58:54 | Weblog
最初は唐突に思われた小泉元首相の引退声明、だんだんその背景が明らかになってきた。要するに次男への世襲を可能にするという目的だけだ。選挙直前でなかったら、我も我もと手を挙げてくる希望者がいるだろうし、選挙後となれば野党となった自民党ではひ弱な三世候補者は勝てまい。まあ小泉さんの見上げた「親心」と言っておこう。
しかし、これが小泉改革の本質なのだ。結局、勝組はインサイダーに等しい小泉との利益共有グループで、きゃつらが濡れ手に粟の金儲けをしただけで、国民の大多数が負け組みに沈み、そして自由化で頑張った人も結局、骨折り損のくたびれ儲けとなった。
ところで誕生したばかりの麻生政権もうスキャンダルの嵐。中山国土交通相にいたっては失言というか、虚言、妄言癖で、普通の会社なら「君しばらく休暇とって」といわれるような人物だろう。官房長官から目玉女性候補まで不正政治献金。これで本当に予算委員会開けると思います?また早期解散に舵を切りなおすかなあ..

小泉元首相辞任

2008-09-25 23:26:47 | Weblog
まあ、よほどメディアに載るのが好きな人だと思う。自己露呈最大化行動とでも言おうか、別にやめるのはいつでもいいし、次男を後継とする準備は進められていたのだから、いつ辞めてもおかしくなかったが、麻生政権誕生に合わせて辞任声明というのは、メディアの取り上げ方の大きさを勘案したにちがいない。
しかし、まだ「改革」が売り物の自民党政権にとっては、大きな打撃だろう。改革の本家が不満を見せて辞めた様に感じられるからだ。しかしまあ、どうでもよい。つまらぬ茶番×茶番だ。

中小企業貸しはがし=米証券・銀行へ投資?!

2008-09-24 23:33:44 | Weblog
リーマンブラザーズの破綻救済の政府資金投入はアメリカ議会で総すかんを食らってペンディング。各国政府そして在米各国銀行支店への支援要請も反発を受けている。そんななか、日本の証券・銀行大手が大挙してアメリカ銀行証券への支援投資に踏み切るとの仰天ニュース!
今日は民主党神奈川県連の企業・団体の意見を聞く会で、銀行の貸し渋り貸しはがしで、経営破たん寸前だという大合唱の中で身を固くしたが、夕方のニュースでは、まだリスクの総体も分からない段階でアメリカへの融資・投資。日本の銀行はどうなっているんだろうか?経営者の頭の中は何を計算しているのだろうかと思う。ひょっとしたら銀行経営者の頭の中も安倍化・福田化しているのかもしれない。
100歩譲って、日本の銀行にそれだけの資金的余裕があるということだろうが、その元は庶民の税金をつぎ込んだ公的支援にあったことを、よもや忘れてないでしょうな銀行屋さん!

ついに秋か

2008-09-23 21:15:37 | Weblog
名残の残暑というか、昼は久しぶりに暑かったが、それでも確実に日の入りが早まった。街宣していて、紅い夕日が丹沢に沈むのを見るとおもったら、次に見たときはもう姿を消していた。そりゃそうだ、今日は秋分の日だもんな。
夕刻に王監督の引退宣言。監督としての思い出より、やはりホームラン王のころの思い出が脳裏をよぎる。当時アメリカのジョージア州に行ったが、アメリカのホームラン王だったハンクアーロンとアタランタブレーブスの控え室であったとき、アーロンがさかんに王選手のことを聞いてきたことを思い出した。ご苦労さまでした。

麻生自民党総裁誕生に冷たい無関心の風

2008-09-22 23:10:36 | Weblog
ようやく茶番の自民党総裁選が終わり、スタートからきまっていた着順とおりとなった。昼過ぎからのニュースを各所で見たが、皆さん画面に感心なく、バックグラウンドニュース程度のものだった。さあ、これで問題は総選挙への決断のカギとなる世論の支持率だが、常識的にはきわめて平凡な数字のはず。というのも、自民党県連の投票率でも5割をきったのが7県連というていたらく、これで世間一般の支持率が5割もある結果がでれば、それは完全にメディアの捏造というもの。しかしまあ、支持率が低かったら、どうするのかね?政権も維持できず、選挙にも打ってでられず、けっきょくずるずると追い詰められて麻生新政権も「福田化」するのだろうか?それでも公明党の絶対期日がせまるから、11月には踏み切らざるをえなくなるのだろう。まあ、1-2週間の余裕はできそうだから、小生の方も新たなキャンペーン企画でも考えるかな?

臨時党大会

2008-09-21 21:01:11 | Weblog
あいにくの雨で新幹線が遅れ、どたばたいそいで東陽町のホテルで開催された民主党臨時党大会会場へむかった。こんな不便な会場を決めたのはやはり福田首相の辞任が想定外だったのかな?小沢代表の就任演説も長時間で気合が入っていてよかった。そのあと国のかたちのグループで会合。次回は選挙後だとさ。10月26日はさすがに早いのではないか、一応補正予算は審議するのでは?という意見も多かった。いずれにせよ皆、気合が入ってきて明るい雰囲気だった。