すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

亀田一家のボクシング

2007-10-11 22:50:49 | Weblog
亀田三兄弟とオヤジのボクシング劇場には正直言って、いい気持ちがしない。今日は遅めの食事を作りながら9時のNHKニュースまでの間、漠然とタイトル戦を見ていたが、劣勢の亀田選手が疲れてきたのかチャンピオンの内藤選手を抱き上げてリングに叩き付けたのには、ビックリ!これはキックボクシングかマーシャルアーツか?大差の判定になったが、もうこの時点でレフリーは反則負けを宣言すべきでなかったか?
ボクシング自体、あまり好きなスポーツではないが、それでも貧しさや周囲の無理解の中で、厳しい練習を耐えて鍛え上げられた肉体とその躍動には、時には尊敬の念すら生まれる。しかし、それを種に芸能界デビューみたいなものには辟易せざるをえない。政治や外交をワイドショーで論じるお笑い芸人みたいなもので、真剣で厳しいスポーツが何か芸能化している現状を憂う。ああ、いやな世の中だ。

250円で堪能、イカ・イタリアン

2007-10-08 22:55:29 | Weblog
イカがともかく旬で安い。正直言って、やはりヤリイカの方が繊細で旨いと思うが時期が違う、しかし肉厚のスルメイカも捨てがたいね。ララポートのスーパーでスルメイカ一山300円のところが5時過ぎなので、250円!それも昔のように「かっては生きていました」みたいな白変したものでなく、トロ箱から出てくるイカは黒光りが残っている。
今日は、半分はイカスパ。イカはワタをとり(神経質に言えば、皮をむくのだが、小生は気にしない、何でも皮に旨みがあるとか勝手理解)、細切り。ボンゴレソッソと同じ手順で、スパゲッティがアルデンテになったころを見計らって、トマトソースに投げ込む。そもそも、刺身用として売っているのだから、生でもいいくらいだ。
残りというか、イカの大部分は大雑把に輪切りし、ニンニク、鷹のつめ、玉ねぎスライスをいためて、これまたころあいをみて、処理したイカをばさっといれる。くれぐれも火を通しすぎないように。シシリアワインがうまい!

いじめは日本の国技か!?

2007-10-06 22:38:55 | Weblog
時津風部屋のいじめというかリンチ殺人というか、新入りに対する稽古の名を借りた暴行殺人が問題となっている。実態は少しずつ明らかになってきており、おそらく刑事告発に発展するのだと思う。しかし、この事件の前にも、今回の事件と同様な死因不明の若手力士の死亡事故(?)は報告されているはずだ。集団暴行が常態化している相撲の稽古ははたして、国技なのか、スポーツなのか?相撲が国技だとしたら、集団暴行は国技だということになろう。実際、テレビはそうした光景を何度も好意的に放映していたではないか?
組織内リンチは日本の国技か?実はそうだ!今回の事件は、決して兄弟子たちの暴走ではなく、組織ピラミッドの頂点にいる親方の「おい!かわいがってやれ!」という意向をうけて、ピラミッドの下位のものがつぎつぎと暴行に参加し、下へ行けばいくほど、上位者の目を気にして、激しい暴行を加えるのではないか?これはかって旧軍の内務班のビンタにも見られる、日本社会伝統の国技ではないか?運動部の暴行から企業内のいじめ、そして落ちこぼれ集団のリンチ事件まで、まったく同じ構図が見られる。今回の問題は単に相撲部屋だけの問題ではなく、日本社会そのものの病癖だと言えよう。ちなみに、親方は「暴行しろと言ったのではない、あくまで可愛がれ=善意の愛の鞭..であった」ということだろう。ここでも日本のお家芸、最高責任者の究極無責任がある。