すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

いよいよ年度末

2008-03-31 23:22:31 | Weblog
ガソリン暫定税率期限、年金5000万件整合期限の3月31日となりました。世の中には真冬のような寒風が吹き渡ると同時に、何かもう政治の虚しさのような風が心の中を吹き抜けていきます。
ガソリンがほとんど空になったので、行きつけのガソリンスタンドで現金で1000円を入れてレギュラーガソリンを買いました。夕刻のIC前のスタンドなので、いつもは車をいれるのに苦労するぐらいですが、今日はまったく車がいない。ガソリンを入れている間にも一台も入ってきませんでした。事務所では現金でガソリンを買っていることがわかるのでしょうか、店の人が寄ってきて、現金じゃなくてカードにすれば安くなるからカードにしなさいと説得にかかりましたが、小生は「いや、この店のカードは持っているけど、明日からガソリンが下がるので、今日は現金で1000円だけ買っているのだ」と告げると、悲しそうな顔をして、「うちは高い税率のガソリンの在庫が多いので、明日は値下げできない」と下を向いてしまいました。機敏に対応しようにも、税率だけでなく、石油大手や元売企業などの締め付けでがんじがらめになっているスタンド業界自体の問題も痛感しました。

花冷え

2008-03-30 22:17:28 | Weblog
もう5月中旬の気候だなんて言っていたのに、今日は典型的な花冷えで2月中旬の温度だそうな。日曜なのでお花見を予定した家族も多いと思うが、午後からは空模様も崩れ始め、寒い一日となりました。ちかくのせせらぎ公園では朝からブルーシートを持ち込んでは花見気分の人もいたが、風邪をひかなかったろうか?今日は横浜地下鉄グリーンラインの開通だったが、あいにくの天気でしたね。来週に期待しよう。
午後に何気なくテレビをつけたら福田総理が延々とNHKを電波ジャックして独演インタビュー。これで明日は新聞全紙が首相の新提案を国民が評価していて、民主党も歩み寄るべきだ...という記事になるのだろう。「あ、またやってらあ!とは思うが、けっこう国民にもそうした見え透いた情報操作になっとくする気分もある。まるで面白くもないお笑いにつきあって笑わされている観客みたいなものかな。花冷えどころか、心も冷え込んだ一日だった。

ホワイト家のお兄ちゃん

2008-03-29 00:21:40 | Weblog
28日の金曜に、新横浜に出来たばかり(3月26日)の駅ビル「キュービック」を見学がてら見て廻った。もとから新横浜にあったビックカメラ店はさして新鮮味はない。まあ有楽町店の横浜版という程度か。期待された高島屋の食料品フロアに足をいれるとその混雑はさておき、ともかく中高年が多い。特に高齢者や中年のカップルなどに驚かされる。若い人はあまり目立たないほど、中高年がたむろしていている感じで、通路が停滞して先に進むのが難儀。まあ、自分もしばらくするとこうなるのとは思うが、定年退職者どころか、まだ中年のカップルなどはウイークデーにわざわざ会社を休んで来ているのだろうか?日本も変わったものだなとつくづく思う。
開店セールを期待するむきにはちょっとがっかり。イベントとしてはビッグカメラで携帯電話のコーナーにソフトバンクの例のアイヌ犬の出てくるコマーシャル「白戸家(ホワイト家」の黒人爽快青年役のお兄ちゃんが来ていて、例のパネルの前で希望者に握手して写真を撮っていた。いやあ、小生もぜひ...と思ったがなんと長い行列で、さすがに若い女性や子供の間で長時間並ぶのは恥ずかしい気がしてギブアップ。しかしまあ、ソフトバンクもビッグカメラもプロモーションが上手いと言うか現代的(イマイ)というか、こんなものも宣伝ツールにしているのだが、その着目点に感心したな。
正直言って、全体的には期待していたほどではなかったが、その話題性、集客性は大したもので、隣接するプリンスペペの食品売り場は閑古鳥がなくという感じのがらがらというか寒々した雰囲気だった。競争はきびしいものだなとつくづく思った。特色を打ち出して激しい競争になるように奮起を期待したい。

ななんじゃ福田首相緊急会見?!

2008-03-27 23:14:54 | Weblog
福田首相が緊急会見ということで、辞任か解散かと思ったが、またまた空手形発行で暫定税率廃止を食い止めようという安直で姑息なパーフォマンス。福田さんは本当にこれが国民にむけてのメッセージだと思っているのか?!少なくとも表情的には自信ありそうだから、ひょっとしたら,これが国民のために選択だと当人は本気で考えているのかもしれない。自民党側は、こんな声明は党内手続きがないから、福田政府のかってな発言で、党はあい知らぬ...という雰囲気。しかし、日本は大統領制じゃないし、責任政党内閣制なのだから、自民党の了承がない提案は空文に等しいのでは?自民党側はいくら福田首相が公約しても、選挙は別な顔でおこなう覚悟をしているのだから、福田さんにはいくらでも空手形をきっていただいていいということか?ガソリン税を一般財源化することを是認するなら、なぜこれまで民主党の質問をぼろくそに批判していたのか、まず福田総理の反省や謝罪があるべきだろう。まあ、福田政権もいきつくところまで行き着いたかな。しかしこれじゃあ日本経済は救われないね。

岡田克也元代表とのかけ合い街宣

2008-03-26 22:50:54 | Weblog
日吉で岡田元代表(現副代表)を迎えてかけ合い街宣。岡田さんと会うのも、あの2005年の911選挙以来だ!当時、民主党は総力をあげて年金やイラク政策などを盛り込んだ政策マニフェストを作り、「郵政民営化は改革の本丸」なんていうでたらめなスローガンの下、マスコミを総動員した小泉首相と対峙したが、ホリエモンまで登場させた劇場選挙によって、小生も議席を失い、岡田氏は代表を辞任した。今、世間では岡田さんの評価が高まっていると聞くが、小泉政治がもたらした格差社会と政治腐敗を見れば、当然だろう。
今回は、聴衆から岡田さんへの質問を受けて、その場で回答してもらった。日銀総裁人事、医療改革から民主党の内部分裂まで、実に的確なするどい質問が出て、感心した。別にサクラや動員ではない。朝の街宣でチラシを受け取ったビジネスマンや、たまたま授業の帰りにとおりかかった慶応工学部の学生さんなどが陽が落ち寒さの身にしみる駅頭に残って熱心に聞いてくれた。こういうシーンを見ると、日本もまんざらでないなと思うし、民主党らしい街宣ができたと自慢したい気になる。
しかしまあ、永田町のありさまは何だろう。福田総理はまるで紅白の紐のように、強気と弱気が交差して、ガソリン暫定税率問題にも的確な方針が出せないようだ。
岡田さんは一時間の街宣のあと、それこそ老若男女の聴衆と写真をとったり、握手したりして、次の応援に出かけたが、最後に握手するときに「選挙は近いかもしれないよ」と言い残して行った。早く選挙になって、岡田克也の名で失った議席と名誉を、岡田克也の名とともに取り返したいものだ。

シャリアピン風焼肉

2008-03-25 23:09:10 | すとう信彦の料理談義
忙しいのか精神的に余裕がないのか、はたまた政局が気になるのか、およそ料理に気合が入らない。材料も良質なものはやはり高い気がする。そこで安売りの切り落とし牛肉を使って、シャリアピンステーキ風焼肉を作る。と言っても、要するに玉ねぎとニンニクを摩り下ろし、 料理用酒、調味料に漬け込んだが結構いける。焼く肉の定番メニューになってもおかしくないくらいだ。ボールに残った漬け汁を使って菜花をいためて着き合わせ。スープはヤリイカのオルガニックトマト煮込みで、まあヘルシーな一品になったかな。
明日は岡田克也元代表が日吉にきて、掛け合い漫才ならぬ掛け合い街宣をすることになっている。天候も国会情勢も気がかりだが、久しぶりに盛り上がるか。

PCリユースの疑問

2008-03-23 22:53:40 | Weblog
ベアボーンで組み立てたパソコンがどうにも調子悪く、ついに立ち上がらなくなった。やむなくすべてのソフトと過去ログを捨てる覚悟でOSを入れなおそうと色々やったが、これもダメ。まあもう老眼鏡をかけながらマニュアルを食い入るように見るような時期は過ぎたのかなと、多少悲しい思いがする。そこで最近流行の古いパソコンを検査、修理するサービスをたのもうと都筑のPCショップに持ち込んだのだが、長い間受付までまたされたあげく、立った一言「メーカー製でなく、自分で組み立てたものは、まず一通りの検査で、初期費用2万円」ということで、その場でギブアップ。OEMでOSを入れ替えれば、それだけで最低で4万円になろう。5万円でビスタの入ったPCが通信販売で買える時世に、それはないだろうと思うな。まあ、他のゴミリサイクルやリユースと同じで、商売ベースなら実態はこういうものだなとつくづ思い沈んだ。この欺瞞社会の行く末を悲観するね。

労組の定期大会に思う

2008-03-22 23:33:03 | Weblog
1月の新春のつどいラッシュのあと、このころから労組の定期大会が行われている。ちょうど春闘の真っ最中ではあるが、今年は例年になく緊張感がひしひしと感じられる。一つには一応、成長が継続してきて、今年こそは経営陣も含め、ベースアップに理解が進んだかのように思えた矢先、株下落、原油・原材料高騰、円高のように好調輸出企業の先行きが暗くなり、さらにまたアメリカのサブプライムローンの直接間接の損失やアメリカ市場の縮小の可能性などから、経営側が一挙に渋い回答に傾いたことであろう。しかし同時に、一蹴遅れで来た民営化や合理化の嵐のまえに労働側が一掃の経費削減努力を迫られている状況もあると思う。定例大会に招待で参加した各労組の代表からはまるで労使対立が激しかった60年代のような厳しい発言がつぎつぎと繰り出されて驚かされた。また大手労組がパートや派遣社員との協力に真剣に取り組もうとしている姿勢も見られた。労組も一時期のような労使協調路線から、対決路線にシフトしようとしているのではと思う。難しい時代に突入しそうな予感がする。

修正協議だって?

2008-03-21 23:33:25 | Weblog
いよいよガソリン暫定税率期限切れが目前までせまってきた。福田総理は野党に擦り寄って道路特定財源の一般財源化を将来の税制抜本改正のときに検討するというような修正案で協議に入りたいようだが、民主党も空手形に踊らされるほど馬鹿ではないし、いやそれどころか10年前の金融国会で与党の抱きつき、丸呑み戦術のリスクは十分にわかっているから、安易に乗るはずがない。百歩ゆずって野党案を丸呑みしても、政権与党はあとでいくらでも法案を換骨奪胎できるし、法律がどうあれ、官僚が本来の趣旨をゆがめて政策効果をいくらでもゆがめることができる。
まあ、自民党も貧すれば鈍すで、恥も外聞もなくなってきた感じ。
横須賀でタクシー運転手が殺害され、逃亡米兵が犯人の可能性もある。事件の展開によっては、またまた国会審議はストップしてしまうだろう。福田さんじゃないが、「もう、どうなっちゃてんでしょうね」と言いたい気分だ。

大河原雅子参議院議員とのミニパネル

2008-03-20 23:08:51 | Weblog
小生が代表を勤める民主党神奈川県第7総支部の定例大会。選挙がいつあるかも分からないので明確な方向性を出せないのが残念。第二部として先の参議院選挙において東京でトップ当選した大河原参議院議員とのミニパネルディスカッション。民主党も組織が大きくなるにつれて、市民活動から政治に参加したり、リベラル勢力の総結集の呼びかけに駆けつけてきた市民政治家がどんどん姿を消していく傾向にあるが、その意味で生活者ネットワークから立ち上がってきた大河原議員の存在は本当に貴重。食の安全のテーマを中心に、最近のミートホープの食肉偽装や中国冷凍餃子の問題などするどい視点で、小生個人的にも得るところが大きかった。これからは種子(穀物や野菜などの種子そして人間の種子=子供)を国家プロジェクトとしてしっかり守っていかなければならないとのご意見はまったく同感。フロアからも沢山の質問がでて有意義な会合だった。実は大河原さんは港北の出身ということで、これからも協働してゆきたい。