高校無償化法案のあと、文科委員会のつぎのテーマは低レベル放射線廃棄物処理法の問題だが、今日は法案審議の前に、委員会で東海村の視察を行った。中性子やニュートリノなどの放射線実験装置の見学や核融合実験炉などは大変優れたもので、世界各国から研究者の訪問が絶えないというが、そうだと実感した。東海村には宿舎設備がほとんど無いので、わざわざ水戸から往復くる研究者もいるという。こういう問題は結果的に日本側も実験成果という形で利益を受けるわけだから、しっかり施設を完備する必要があると思う....と思うが、施設側からは民主党の仕分けによって広報活動費などが減らないようにと注文あった。まあ、ごもっとも。
しかし、実験炉を廃棄する段階で出る汚染コンクリートの処理など、低レベル廃棄物のクリアランスは大変だと実感した。コンクリート片を粉砕し、木片・金属などを除去する作業が大型テントの中で手作業で行われていたが、他に手段はないものかね?これまで核廃棄物というと高レベル廃棄物の処理だけが議論対象だったが、膨大に排出される低レベルの処理も待ったなしだと思う。法案審議でも与党側からも問題をしっかり議論提起したい。移動途中で例の核燃料をバケツ(ヒシャクだという説あり)ですくって被爆したJOCのそばを通ったが、人家にかこまれたビルでそんなことが行われていたのかと思うとぞっとする。課題とチャレンジの両側面を視察することができ、有意義だったと思う。
しかし、実験炉を廃棄する段階で出る汚染コンクリートの処理など、低レベル廃棄物のクリアランスは大変だと実感した。コンクリート片を粉砕し、木片・金属などを除去する作業が大型テントの中で手作業で行われていたが、他に手段はないものかね?これまで核廃棄物というと高レベル廃棄物の処理だけが議論対象だったが、膨大に排出される低レベルの処理も待ったなしだと思う。法案審議でも与党側からも問題をしっかり議論提起したい。移動途中で例の核燃料をバケツ(ヒシャクだという説あり)ですくって被爆したJOCのそばを通ったが、人家にかこまれたビルでそんなことが行われていたのかと思うとぞっとする。課題とチャレンジの両側面を視察することができ、有意義だったと思う。