すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

次第にヒートアップ参院選

2010-06-30 22:27:26 | Weblog
複数の陣営からつぎつぎと街宣車が港北区・都筑区に入るようになった。参院選も後半戦に入り、人口の少ない郡部から、ヨコハマそして北部へとターゲットをシフトさせてきているのだろう。
反応はおどろくほど良かった。でも道場のウグイスさんが、「ここは皆さん暖かい感じだが、つらい地域もあった...」みたいな話をしていて、複雑な気持ち。
夕刻に千葉候補も参加してヨコハマ西口街宣。さすが法務大臣、SPが沢山来ていた。
しかし、実は、昨日のパラグアイ戦を見ていて睡眠時間が少なく、眠い局面もあった。まあジャパンは本当によくがんばったと思う。デンマーク戦で負けていても不思議はなかったが、勝つたびに組織としての効率が高まり、ついに8強を狙うところまで来たが、試合を見ればわかるように、ドリブルやボールの扱いで、レベルの違いを見せ付けられた。それでも失点せず、ペナルティキックに持ち込めたのは、ジャパンがこれまでとは異なる新しいサッカーを展開したからだと思う。ちょうど、個人技のアフリカ勢が登場したのと同様に、これからは全員参加型の新しいサッカーを開発するチームがでてくると思う。なんにせよ、選手の皆さん、スタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。

福島でびしょぬれ

2010-06-29 11:15:30 | Weblog
参議院は候補者が多くかつ多様(地域、全国比例)なので応援も頭の切り替えが必要。週末には福島に入って比例候補の応援をしたが、感触はよかった。でも福島まで行くとやはり3度ぐらい温度が違う感じがする。加えて土砂降りの雨で、結構濡れて服がまとわり付く。17日間の選挙戦、全国区の候補は本当に大変だなと思う。選挙区なら知人も多く、反応があって気合も入るが、はたして投票日まで名前を覚えてくれるかどうかわからない比例区候補はまさに霧中を行くような感じがするのだろうな。地方を回ると、商店街は多くシャッターが閉められていて、郊外のショッピングモールは駐車場ばかりだだっ広い。一体どうゆう街宣が有効か、首をかしげる場面が多い。
各地から応援要請の電話があるが、とても回れない。特に二人目の候補は地盤もなく、県連もつめたかったりして、その窮状は手に取るようにわかるが、誰も地元で精一杯という感じかな。それでも民主党への支持は回復しつつあると実感する。

ブルーリッジ艦上にて想う

2010-06-26 22:20:25 | Weblog
ツルネン参議院議員と一緒に、朝一から比例区候補の石井茂候補の応援。選挙戦は始まったばかりだが反応は悪くない。しかし、比例区候補というのは、ポスターもないし、掲示板にも貼っていないし、有権者ははたしてどう判断できるのだろうか?
夕刻に東京湾に出て、ヘリコプター搭載護衛艦DDHの日向を視察。1分以内に底まで降りる大型リフトや最新施設を見学した。オペレーターが女性なので担当将校に聞いたら、日向が女性海事自衛官の正式採用の最初だという。時代は着実に変わりつつあると思った。
視察の後、第七艦隊期間のブルーリッジ艦上のパーティに参加。ルース大使もきていた。挨拶の皆さんが強調するのは「日米同盟」だが、複雑な気分だな。外国軍艦から見る東京の夜景はまた日ごろと違って感傷的な気分になる。しかしまあ、日向との違いは明らかだ。一方では機関銃をはずし、一方ではカバーをかけたまま実装。周囲をおそらくセラミックの防弾版で囲み、実戦対応。外側の表面に字が書いてあるので見たら、「ENEMY SIDE」と書いてあった。なるほどね、これが現実の軍艦というものだろう。

別れて三日、まさにカツ目して待つべし

2010-06-25 23:47:22 | Weblog
確かにイギリスとの練習マッチ、カメルーン戦、そしてオランダ戦と、ジャパンの成長の片鱗をみせるシーンは多くなってきて、そこそこやってくれると確信していたが、まっさか3-1とはね!それ以外にもすばらしいシュートシーンやディフェンスがあって、ほんとに内容もレベルの高い勝利だった。各国メディアが絶賛したのは、本田の活躍だけでなく、ジャパンのサッカーが新しいサッカーの姿を切り開いたという感覚をもったのだと思う。それにしても、本田の無回転のボールがゆっくりとゴールに吸い込まれるシーンは美しい。これからもサッカー番組で、何度も何度も再放映されると思う。
ジャパンがこれほど強くなったのは、これまでバラバラだった個々の選手が、敗戦の危機感やワールドサッカーのスタジアムという場で、融合というか、アマルガメーションをはじめて、いつの間にか共通コードのように、それぞれが連携してまるで一つの有機体のようになり始めたのだと思う。これが各国のチームにはなかったことだ。ある意味で島国日本の独特の文化構造が貢献しているのかもしれない。ともあれ、この新しい運動体がさらなる進化を見せて、個人技のアフリカサッカー、組織のヨーロッパサッカーそして南米サッカーとも異なる新しいサッカーのかたちを作り出していってほしい。

参議院選挙始まる

2010-06-24 23:02:39 | Weblog
ついに参議院選挙が始まった。例年この時期の選挙は暑さとの闘いでもある。前回、千葉景子議員の選対本部長を務めたときには、連日の街宣でついに声が出なくなってしまった。油断せずにしょっちゅう水分補給しなければと思う。
掲示板位置の抽選や証紙・鑑札の受け渡しなどがあって、どの候補者も10時に出陣式、10時半ごろから一斉に街にでて第一声となるので、候補事務所銀座の関内などはあちこちで同時に街宣をしている。しかしまあ、こんな時間にそんなに街を人があるいているわけではないから、結局は支援組織の動員というのが一般的かな?
神奈川の参議院議員候補の出陣式に岡田外務大臣が来て、応援演説をしていた。正直言って、2005年の911選挙では岡田さんが代表で惨敗した記憶がまだ残っていて、岡田さんの演説を聞きながら複雑な思いがあった。千葉候補、金子候補と出陣式を出た後で比例候補の石井茂事務所へ。石井さんはツルネン・マルテイ議員の政策秘書を務めた方で、同じく有機農法や環境問題をテーマに今回出馬した。地味だけど、長い活動暦、テーマなんてまさに本来の民主党の候補者だと思うな。何か最近は美女軍団とかイケメン軍団とか、ほとんど社会活動暦のない若手が、外見だけで候補者になって当選していくのに疑問を感じることが多い。石井さんのような人をなんとか当選させなければと心に期するものがある。
午後から地元で公営掲示板ポスター貼りのチェック。なんと夕方になっても、「みんなの党」の候補者ポスターが貼られていない掲示板が多い。テレビ報道ではメジャーでも、現実にはポスター貼りに繰り出せる人員が足りないのだろう。虚像と実像のギャップかなあ?同時に驚いたのは、自民党はまだ大量の二連ポスターを残していた。候補者の名前が書かれている二連ポスターは公示前に撤去して政党ポスターに張替えないと違反だが...前はこんなことは無かった。事務所で地方議員とも話しあったが、やはり組織力が弱まって、貼りかえられないのか、違反を承知でわざと名前入りポスターを戦術的に残しているのか、見解は二つに分かれた。どっちだろうね?まあ、それもここ2-3日でわかるだろう。ともかく、豪雨の中での出陣式やポスター貼りは回避できた。ラッキーというべきだね。

ヨコハマ西口で菅直人総理演説

2010-06-20 23:20:50 | Weblog
ヨコハマ西口高島屋前に菅総理がくるというので2時過ぎに横浜駅へ。千葉景子法務大臣、金子洋一参議院議員への応援ということだろうが、総理が実際に来るにはまだ1時間もあるというのに、多くの人が待っていた。政治集会で何千人来たなんて報道があるが、ほとんどは関係組織や宗教団体の動員で、見知った顔ばかりの時がある。今日はまったく知らない顔ばかりで、やはり関心と期待が高まっていると実感する。
菅さんがくるまでに時間があるので、国会議員リレートークの一番ということで話をした。やがて時間となったが、千葉議員の話が終わってもなかなか車上に姿を見せずやきもきする。総理になると前に3台後ろに3台の車列になるので、混雑していると動きが取れないと嘆いていたが、本人も気が気じゃないだろうな。それでも、暑く蒸した路上で1時間を待っていただいた皆さんに、菅さんもワイシャツ姿で手を振り熱弁をふるっていた。突然持ち上がった消費税議論で、反発が強いという報道が多く流される中なので、多少トーンダウンした感じはする。
野党時代は演説の後も、それこそ「群集の中に分け入って」握手してまわっていたが、さすが総理となると、柵のこちらから手をのばすだけだった。それでも警護の皆さんの緊張した雰囲気顔の中で、街頭演説もあっというまに終わった。この猛暑の中で、数箇所を演説して回るというのは、まさに市民政治家、菅直人の面目躍如たるものがあるが、今や日本のリーダーなのだから、体力気力を十分に余裕をもって活動してほしいと思う。
明日からは選挙準備に総力だ。時期だからしょうがないが、雨がうらめしい。

これぞ善戦! 

2010-06-19 22:48:24 | Weblog
国会が閉会となり、一挙に選挙ムードになってきた。決起集会がつぎつぎと開かれ、連日、街宣車の往来も目耳にわかるようになってきた。幸いなことに、菅直人新政権の登場で、まるで憑き物が落ちたように、民主党に対する国民の評価が変わってきた。先日は予定候補の支援で駅頭街宣をしたのだが、配るチラシが無くなって、時間を切り上げざるを得なかった!何たる変化だろう。以前にはなかなかチラシを受け取ってくれる人も少なく、やっと受け取ってもらったら、わざと下に落としたり、踏みつけたり、破いたりするひともいたし、そのつど「あの人がやめなきゃだめよ」「普天間のテイタラクは何だ」なんて台詞をぶつけられたものだが...
しかし、この時期にワールドサッカーがあり、しかも思ってもいない(失礼)カメルーン戦勝利ということで、どうもそちらに目が向いてしまう。評価しているのは何たって松井だ。グルノーブルでヨーロッパ選手にもまれて苦労しているのだろうが、サッカーのセンスは抜群だ。カメルーン戦でもマスコミは本田一辺倒だったが、本当のMVMは右サイドから切り返して左足でセンタリングをした松井だと思う。今日のオランダ戦でもいい仕事をしていた。これでは中村Sの出番がなくなり、途中出場でも感覚がつかめないのもよくわかる。
しかし、今夜のオランダ戦はすばらしかった、これぞ真の善戦で、これだけランクの違う相手に互角の試合をしたことは、夢物語だった本戦出場の可能性もでてきたと思うな。一刻もはやい体力回復とデンマーク戦での勝利を期待したい。

はやぶさ君お帰り!

2010-06-14 20:32:29 | Weblog
何と言っても「はやぶさ」帰還だな。「もうだめだ」「宇宙のモクズ」「ついにギブアップ」みたいなニュースを何度聞いたろうか?世の中には人気と実像が乖離したものが多く、「ほんとにあんたは偉い!」と言えるのは手塚治虫とかジョンレノンとか限られていると思う。オバマもこのカテゴリーのはずだったが、最近はねえ....
その中でこの「はやぶさ君」は誰が見ても「アンタはえらい!」と言うだろう。貧しい予算、育て見守る方の献身、幾多の困難をぎりぎりで克服して、立派にパラシュートを開き、自分の位置をビーコンで知らせた。金属の塊にこれだけ魂をひきつけるなんて、ホントに鉄腕アトム以来の快挙だ...と興奮してしまう。
実は、小生の文部科学委員会の科学技術チームでも「東洋文化に根ざした技術開発」なんて主張していて、欧米のキリスト教文化でない研究開発を提唱しているのだ。日本であれほどロポット開発が進むのは、人を神が創造したという聖書世界と無縁な日本ならでは、との解説もあるが、ともかくこの「はやぶさ」がジャパニーズなるものの塊であることは間違いないと思う。ひさしぶりに心が満杯だ!

体感する民主党支持のカムバック

2010-06-13 17:37:07 | Weblog
今朝は民主党県連の街宣車で都筑を広報活動。政党にとってはもう目前でも、一般の国民からすれば参議院選挙はまだまだ先なので、休日の朝を邪魔しないように、控えめな街宣となる。それでも驚くほど好意的な反応がある。多くの市民の皆さんが手を振ってくれたり、車からクラクションをならしたり、まるで選挙期間だ!小生が地元に帰ってきて会うのも久しぶりなのか、はるか遠くから車の中の小生にがんばれとサインを送ってくる方も多く、早く地域に戻って地域活動をしなければと思う。
すべてが鳩山代表・小沢幹事長辞任でまるでつき物が落ちたように、逆転して明るい雰囲気になった。デッドロックに乗り上げている普天間問題でもあまり激しい批判は影をひそめた。いや、それに安心してはならない。新生内閣もほとんどが居ぬきの態勢で、菅さんがいうような民主党の原点にもどるような新しい政策展開はまだまだだと思う。望むらくは、この支持の勢いが参議院選挙まで持つこと...それが政治の現実。そして明日からは、薄氷を踏むような国会が待っている。心して来週に臨もう。

菅首相所信演説

2010-06-11 23:46:14 | Weblog
菅首相の所信表明演説があった。ともかく自民党席のサボタージュがひどく、議長が来ているのに席に着かない、演説が終了して議長がまだ席にいるうちにどんどん退出してしまう。途中も野次がひどかった。あれほど温厚な議長が注意するのも珍しい。野次も演説中のテーマや主張にやじるのはそれなりに意味があるのだが、最初から最後まで意味のないことをわめくのはどうかね。野党に転落して、それこそ御得意の矜持(きょうじ)も無くした自民党の将来を心配する。
演説内容は鳩山前総理ほど後世に文章として残るように格調を高めたものとちがい、自分の政治の原点、今の社会に対する政治のあり方などの思いのたけを述べたものだった。官僚チームとの合作と聞くが、おそらく固有名詞が含まれている部分が菅総理が追加したものだろうと思う。これを聞く限りは、普天間基地問題も、アメリカの豪腕に追い詰められた合意からゆり戻しがありそうだ、多少ほっとした。それでもまだ韓国哨戒艦沈没は韓国政府の主張のままで、外務官僚の呪縛から抜け出ていないようだ。
ともかく、最終盤の国会が始まった。来週は月曜から5時間の国会だと聞く。一瞬も気を抜けない日々が続きそうだ。