会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1436

2017-05-31 20:44:05 | Weblog
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山鳩・第7首(会津八一) 2013・4・25(木)  解説

 ふみ よむ と ただに こもれる わが いほ に
          はべりて すぎし ひとよ かなし も 
    
  (文読むとただに籠れるわが庵に侍りて過ぎし一世悲しも)

 学者八一は学問と芸術のために一人部屋に籠ることが多かった。その東京での生活の身の廻りを14年間支えたのはきい子である。亡くなってから初めて気がついたことは、きい子の献身であり、また彼女の心根だった。