会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

兵隊さんの悲劇

2005-05-31 01:58:55 | Weblog
 赤紙一枚(徴兵制)で戦地に行き、戦後60年、今なお故郷に帰れない人がフィリピンにいる可能性が出てきた。帰れなかった理由はいろいろあるだろうが、徴兵と言う有無を言わせない方法で戦地に送られた人たちの悲しい現実だ。送ったのは当時の日本の指導部、そこにはA級戦犯といわれる人たちがもちろん入る。
 こんな兵隊さんや事情があって戦地に残った民間人たちの痛みを理解しないで、靖国参拝を主張する愚かな政治家達がいることに暗澹とする。イラクに傭兵(職業)として行った人の死とは全く意味が違う。死者を追わずがあるとしても、マスコミが「傭兵」を全く批判しない状況も解せない。
 それはともかく、子犬にハトを追わせているのん気な日常をもらっているのも今の日本なんだけどね。

ハトを追う

2005-05-30 01:17:38 | Weblog
 我家の子犬・うらら(8歳)は遊び盛り、散歩に出かけるとハトを追い回す。1.4kgの軽量でもハトには勝てる。ハトは飛び立って逃げる。仕方が無いのでカラスに挑戦したが、さすがに相手は余裕がある。追うと1mほど移動してかわすだけで平気な顔をしている。うららも本当はカラスが怖いのでそれ以上は追おうとしない。
 保護者としては遊ばせたいので一計を案じ、うららのおやつを撒くことでハトを呼び寄せた。計画は成功、餌の欲しいハトを追って、しっかり走ったうららは舌を大きく出してゼイゼイ、お家に帰ると言う。
 子育ての方針が決まった。ハト追い犬に育てて、ハトで困っているNさんに先々貸与することにした。

ベニカミキリ

2005-05-29 01:03:47 | Weblog
 友人から電話があり、庭にあった虫の死骸で相談を受けた。色は真っ赤で、蜂に似ているが、今までに見たことが無いので気味が悪いと言う。大きいものならカミキリムシと思ったが、体長が15mmぐらいなので電話では想像できなかった。
 名前は「ベニカミキリ」 全身が赤色で、胸に黒班があるカミキリムシ。クリ、ネギなどの花によく集まり、幼虫はタケ類を食べて育つらしい。
 友人はあちこち相談した結果、虫を持って図書館に出かけた。司書が親切な方で一緒になって名前を探してくれたという。

法隆寺

2005-05-28 02:28:26 | Weblog
 「和をもって・・・」は太子の憲法17条最初にある。親族同士が血で血を洗うような時代に祈るような気持ちで摂政として憲法を作った。商店街の仲間に争いは全く無いが、この言葉を選ぶ新理事長の柔和な人柄がおのずと出ている。
 会津八一は太子建立の法隆寺の歌を沢山作っている。若干28歳、失恋と甘酸っぱい青春の思いの中で荒廃した寺を八一は初めて訪れる。宿で深酒をして女将にたしなめられたりしたそうだが、名歌を多く残している。

 法隆寺村にやどりて 

  いかるが の さと の をとめ は よもすがら
        きぬはた おれり あき ちかみ かも(八一)

   (いかるがの里の乙女は夜もすがら衣機織れり秋近みかも)

和を持って貴し

2005-05-27 01:08:41 | Weblog
 後藤洋介新理事長に一言新任の言葉をお願いしたら「和を持って貴し」と返ってきた。そして「就任を固辞したが、理事さん全員が協力すると言われたので全員の力で進みたい。1理事1仕事(特色ある)が良いかな」と言う。
 頭の回転の速さ、信念、経験、人柄で増原前理事長の後は彼しかいないと言うのが衆目の一致するところ、受けていただいて良かった。就任おめでとうございます。
 長としての公務と家業や個人との調整は大変だと思うが、後藤カラーでの大活躍を期待しよう!

油を売らずに

2005-05-26 01:28:12 | Weblog
 どこからかお湯が漏れる疵物の湯飲みを千両にした油屋もある。落語「はてなの茶碗」の油屋さんだ。夢があって面白く、落ちもいいので好きな話の一つだ。
 売り歩く油屋さんは話の上で知っているだけだが、SUの小さい頃は醤油や灯油は容器持参で購入したものだ。今の大量の使い捨て容器を見ていると「もったいなく」 古いそんな時代を懐かしく思う。

注 はてなの茶碗 
 京都一の目利き茶金さんが茶屋の安物の湯のみをためつすがめつして「はてな」と言って置いていく。それを見ていた油屋が茶屋から二両で買う。茶金はただの茶碗だが、どこからかお湯が漏れるので「はてな」と言っただけなのだが、この茶碗を三両で買いとる。この話を面白がって関白が和歌を添え、時の帝が箱のふたに「はてな」と書く。この「はてなの茶碗」を鴻池善右衛門が千両で買い、油屋は五百両もらう。数日後、油屋がやってきて「ワアー、茶金さんか、十万八千両銭儲けや、水つぼの漏るやつ見つけてきた」

油を売る

2005-05-25 01:39:49 | Weblog
 犬を飼って気がついた。夕方の散歩の時間は飼い主達のお話しする時間なのだ。いわゆる井戸端会議、忙しい人には油を売っているように見えるかもしれないが、どうも立派な情報交換と町内交流のようだ。
 油を売るとはそもそも油商人が、婦女を相手に長々と世間話をしたことから転じたとされるが、粘り気のある油を移すのに時間がかかったから仕方がない行為だったようだ。
 一見無意味に見えるような行為にも意味があるということかな?ポンスケやうららや草花と暮らしているSUの生活にもなんか意味があるといいんだけど!!

月の土地を売る

2005-05-24 00:44:02 | Weblog
 今夜の月は丸く大きい、明日が満月なのだ。この月を「月の土地は、1エーカー(約1200坪)の広さが2,700円です」と言って売っている会社がある。「土地のオーナーになりませんか?プレゼントにも最適!」と煽る。値段が安いから、夢を買うあるいはお遊びで手に入れるということもありそうだがほとんど詐欺だろう。
 だけど月はやっぱり眺めて愛でる物、明日も天気が良さそうだから、満月の中のウサギの餅つきを楽しみましょう。

  注  米国には月の土地を売る、と称する会社が10社ほどある。
    最も古いものが「ルナエンバシー社」。米国やロシアの政府や
    国連に書類を提出したが、返事が無かった(黙殺された?)ので、
    見切り発車で勝手に売り出したんだとか。(ネットより引用)

ホリデー

2005-05-23 01:03:27 | Weblog
 「おはよう!プリモプエル♪プリモプエル♪」とぽんすけが叫び、うららが睡眠中のSUの頭の上を歩く。SU家の習慣に合わせて「おはよう」のしゃべり始めが10時、遅くなったので助かる。そして「ホリデー、ホリデー」と叫び続けて「ハッピーウィークエンド」と歌うように言う。
 睡眠を削られて「ハッピー」ではなく、ホリデーも夜は仕事なのだ。外は雨、部屋に夕方まで籠もる。「サッカー日本負けたよ!ゴルフ藍ちゃん勝ったよ!」とうららハハから報告あり。こうしてホリデーが過ぎていく。

食事会とお店

2005-05-22 01:50:28 | Weblog
 PPSがとてもお世話になったTさんと食事の約束をしたのが3月、やっと今日実現した。男2人では寒々とするといけないので、美人のJさんがご一緒してくれた。
 積もる話をあれこれ、やはりパソコン関連の話が多くなるけど、健康の話も間に入る。感心したのは、Tさんが診断結果を手帳に貼り付けて見えたことだ。中性脂肪などの数値の推移が良くわかる。数値が良くなっているから、随分努力されたようだ。
 ご褒美?に辛口の冷酒を頼んだら辛丹波と言う名前入りのお酒セットが出てきた。感じがよく、代替わりした若い経営者の工夫が感じられ、楽しい時間を快く過ごした。

ポンちゃんのバラ園

2005-05-21 01:56:31 | Weblog
 見事なバラ園のご主人は昨日旅行にでかけた。主の居ないバラ達を慰め、愛でるために昼過ぎに進入した。同伴はハサミと袋を持った我家の切り花好きの住人。バラ達は「ご主人様に愛でていただけないので、どうかSUさん連れて行ってください」と言う。咲き誇るバラ園で一時を過ごし、何本かを我家に連れ帰ってきた。皆、我家で喜んで咲いている。
      (注 ご主人から事前に切り花の許可はいただいている)

ミス

2005-05-20 00:46:55 | Weblog
 ノートパソコンを知人に一日だけ貸すことにした。深夜、パソコンを閉じて、SU家の朝番・Oさんに「知人が朝一番で取りに来るのでパソコンを渡して!入り口に置いておく」とメモ書きして帰宅した。
 朝「パソコンがありません」と自宅に電話があったが、もちろん寝ていたので知らない。知人は「ありません」と言われてすごすごと帰り用を足せない、Oさんは盗難にあったと心配する。
 店の奥にあるパソコンの接続を切って入り口に置くのを忘れたのが原因。パソコンや機械が苦手なOさんと遠慮深い知人だったから起こったことだが、全くSUのミス、謝、謝。年齢と共にミスが多くなって迷惑をかけることが多くなった。不老長寿の薬はいらないけど、若返りの妙薬が欲しい

スイカ

2005-05-19 00:53:31 | Weblog
 季節感あふれる美味しいスイカが食卓に乗るようになった。好物ではなかったが、皮をとって一口大にして出してくれること、種を気にせずに食べるようになったことで好きになった。(「種を食べると盲腸になる」は迷信)
 最近、鉄道会社でも「スイカ・Suica」を売っている。こちらのSuikaはずいぶん便利なものらしい。ただ、時節柄利便性の向上だけでなく安全対策の強化もお願いしたい。
 ところで我家のスイカの皮は鈴虫の子供達に大喜びで迎えられている。気温が低いので例年より一週間遅れて一昨日孵化した。

ひまわり

2005-05-17 00:59:37 | Weblog
 ひまわりの種を蒔いて15個ほど芽が出たのに、車のタイヤで半分つぶしてしまった。残念だが15個も植える場所が無いのでちょうど良かったようだ。今日庭に定植した。どれだけ背が高くなるか楽しみだ。
 とうもろこしを見ると鳩の餌を思うのと同じで、ひまわりの種を見るとリスを思い出す。昔、駅西で営業していたとき、室内で手乗りリスを放し飼いして可愛がっていた。ところが、ある日突然いなくなり、半月後に換気扇の中で見つけた。回る羽で命を落としたのだ。生き物の死は悲しい。今日、めだかの子供達が死んだと奥さんが沈んでいた。
 大輪のひまわりが咲けば悲しいことは吹き飛ばしてくれそうだ!