会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1417

2017-05-11 20:09:14 | Weblog
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観仏三昧(会津八一)第19首 2013・3・2(土)

 この日醍醐を経て夕暮に京都に出で教王護国寺に詣づ 平安の東寺にして空海に賜(たま)ふところなり講堂の諸尊神怪を極む(第1首)  解説

  たち いれば くらき みだう に ぐんだり の 
       しろき きば より もの の みえ くる
     
  (たち出れば暗きみ堂に軍荼利の白き牙より物の見えくる)

 
 軍荼利夜叉明王は五大明王の一。一面三目八臂(はっぴ)で武器を持ち、憤怒(ふんぬ)の相をなし、蛇を瓔珞(ようらく)とする姿に表される。