会津八一に関するブログ 333
観仏三昧(会津八一)第20首 2013・3・4(月)
この日醍醐を経て夕暮に京都に出で教王護国寺に詣づ 平安の東寺にして空海に賜(たま)ふところなり講堂の諸尊神怪を極む(第2首) 解説
ひかり なき みだう の ふかき しづもり に
をたけび たてる 五だいみやうわう
(光なきみ堂の深きしづもりに雄叫びたてる五大明王)
平安京の左京と右京を守る王城鎮護の為、また東国と西国とを守る国家鎮護の寺として、「東寺」と「西寺」が建立された。その後西寺は早い時期に衰退したが、東寺は823年に嵯峨天皇から真言宗の宗祖である弘法大師空海へ下賜され、そこからは国家鎮護の寺院であるとともに、真言密教の根本道場となった。五大明王は講堂に安置されている。
観仏三昧(会津八一)第20首 2013・3・4(月)
この日醍醐を経て夕暮に京都に出で教王護国寺に詣づ 平安の東寺にして空海に賜(たま)ふところなり講堂の諸尊神怪を極む(第2首) 解説
ひかり なき みだう の ふかき しづもり に
をたけび たてる 五だいみやうわう
(光なきみ堂の深きしづもりに雄叫びたてる五大明王)
平安京の左京と右京を守る王城鎮護の為、また東国と西国とを守る国家鎮護の寺として、「東寺」と「西寺」が建立された。その後西寺は早い時期に衰退したが、東寺は823年に嵯峨天皇から真言宗の宗祖である弘法大師空海へ下賜され、そこからは国家鎮護の寺院であるとともに、真言密教の根本道場となった。五大明王は講堂に安置されている。