今日の毎日新聞夕刊に辺見庸の記事が大きく掲載されている。彼は病魔から復帰して、この国の行く末を心配しながら左手で書く。「いまは、最終的には沈黙にいたるため、書き、語っている気がする」 さらに「ネットの掲示板で『まだ生きてやがる』なんて書かれるけど、この国では死ぬのもばからしいね。言葉のもだえ苦しみを、これほどちゃらけた調子で語る国って、他にないだろ」と言う。
全く同感である。思索などとは無縁な地平で育った輩が匿名をいいことに暴言を吐く。テレビを中心とした膨大なメディアの情報などを分析批判することなく、それらの言葉に流される。彼等はメディアが力を持った者(権力や大資本)と手を携えているなどとは思ってもいない。
全く同感である。思索などとは無縁な地平で育った輩が匿名をいいことに暴言を吐く。テレビを中心とした膨大なメディアの情報などを分析批判することなく、それらの言葉に流される。彼等はメディアが力を持った者(権力や大資本)と手を携えているなどとは思ってもいない。