昔から、政治に参加することは選挙に行き、1票を投じ自分の意思表示をする
ことだと言われてきた。あの、強固な自民党独裁政治が行われていた時代も、
それぞれの思惑の中でそれが適わぬながらも投票に行って国民総中流の生活
を謳歌していた筈だ。
しかし、その後の小泉改革という、小さな政府的なシステムや市場原理主義の
導入や更には行き過ぎた規制緩和により、貧富の差が拡大し米国に次ぐ貧困率
となり生活困窮者が増大した。益々、国民生活は内向きとなり、デフレ不況も
重なり様々な不満の中で2009年衆院選挙を迎えた。
2009年選挙は、言うまでもなく自民党政権への不満や今の生活からの脱脚を
願う国民のはけ口は「国民の生活が第一」を標榜する民主党に向かい、大勝
した民主党は政権与党となった。
そう、民主党は期待されていたはずだ、明治以来続く官僚主導政治を政治主導
に転換するはずだった。しかし、官僚の抵抗はあまりにも凄まじく、取り込まれ
マインドコントロールされ、敢えなく政権交代時の精神はなきものとされた。
前回の選挙は、政治に期待して投じた1票が政権誕生に繋がったことで有権者と
政治の約束が発生したはずである。しかし、今はその約束の殆どが反故にされ
真逆な政治が行われ、国民の意思とは違う政治が行われようとしている。
このことを見ても、政治は国民の期待には応えないし、応えようともしないし
国民の意思表示が選挙などと言ってみたところで、虚しさを感じるし、別な形
の意思表示が国民にもあっていいと思う今日この頃である。
ことだと言われてきた。あの、強固な自民党独裁政治が行われていた時代も、
それぞれの思惑の中でそれが適わぬながらも投票に行って国民総中流の生活
を謳歌していた筈だ。
しかし、その後の小泉改革という、小さな政府的なシステムや市場原理主義の
導入や更には行き過ぎた規制緩和により、貧富の差が拡大し米国に次ぐ貧困率
となり生活困窮者が増大した。益々、国民生活は内向きとなり、デフレ不況も
重なり様々な不満の中で2009年衆院選挙を迎えた。
2009年選挙は、言うまでもなく自民党政権への不満や今の生活からの脱脚を
願う国民のはけ口は「国民の生活が第一」を標榜する民主党に向かい、大勝
した民主党は政権与党となった。
そう、民主党は期待されていたはずだ、明治以来続く官僚主導政治を政治主導
に転換するはずだった。しかし、官僚の抵抗はあまりにも凄まじく、取り込まれ
マインドコントロールされ、敢えなく政権交代時の精神はなきものとされた。
前回の選挙は、政治に期待して投じた1票が政権誕生に繋がったことで有権者と
政治の約束が発生したはずである。しかし、今はその約束の殆どが反故にされ
真逆な政治が行われ、国民の意思とは違う政治が行われようとしている。
このことを見ても、政治は国民の期待には応えないし、応えようともしないし
国民の意思表示が選挙などと言ってみたところで、虚しさを感じるし、別な形
の意思表示が国民にもあっていいと思う今日この頃である。