今朝のNHKラジオのビジネス展望を聞いていたら、コメンテーター氏が、
財政再建の為には、消費税は上げなければならないし、それと併せてTPPに
も参加しなければ意味が無いと言っていた。
つまり、消費税の負担増分を外国からの安い食料品を購入することで、軽減
できる旨を述べていた。そして、日本の農業は、安い外国産農産物に対しては、
自助努力をして対抗策を立てる他ないだろうというような随分と乱暴な論調で、
朝食時だけにまさに噴飯ものだった。
何のことはない、日本の財政再建の為に、消費税を上げましょう、TPPにも
参加しましょうのプロパガンダであった。
TPP問題は、農業問題だけではないはずだし、医療、食の安全など国民生活
の根幹に関わることであり、農業問題に矮小化させ、併せて増税問題に絡める
とは、やり方が卑劣ではないか。
例えば、米の作付面積が日本の200倍以上を持つ米国とまともに勝負になるわけ
が無い。よく、付加価値で勝負すれば良いと言うが、付加価値が高い高価な物を
買える人は限られた富裕層であろうし、そのことが、日本の農業の抜本的な構造
的改善にはならないだろう。
食の安全・安心とは、安心して食べられることそして将来の世界的な干ばつに
対しても自国でまかなえるぐらいの自給率を有していることでなないのか。
米国が干ばつの時に日本に優先的に食糧を融通してくれるとは限らない。
財政再建の為には、消費税は上げなければならないし、それと併せてTPPに
も参加しなければ意味が無いと言っていた。
つまり、消費税の負担増分を外国からの安い食料品を購入することで、軽減
できる旨を述べていた。そして、日本の農業は、安い外国産農産物に対しては、
自助努力をして対抗策を立てる他ないだろうというような随分と乱暴な論調で、
朝食時だけにまさに噴飯ものだった。
何のことはない、日本の財政再建の為に、消費税を上げましょう、TPPにも
参加しましょうのプロパガンダであった。
TPP問題は、農業問題だけではないはずだし、医療、食の安全など国民生活
の根幹に関わることであり、農業問題に矮小化させ、併せて増税問題に絡める
とは、やり方が卑劣ではないか。
例えば、米の作付面積が日本の200倍以上を持つ米国とまともに勝負になるわけ
が無い。よく、付加価値で勝負すれば良いと言うが、付加価値が高い高価な物を
買える人は限られた富裕層であろうし、そのことが、日本の農業の抜本的な構造
的改善にはならないだろう。
食の安全・安心とは、安心して食べられることそして将来の世界的な干ばつに
対しても自国でまかなえるぐらいの自給率を有していることでなないのか。
米国が干ばつの時に日本に優先的に食糧を融通してくれるとは限らない。