summer diary

日記らしきページ

弦交換

2024年02月14日 | Weblog
 昨日ギターの弦交換をした。 サバレスのクリエイションノーマルテンションに交換した。 前はミクストテンションを張っていたので、その音色の違いを思ったが、ほぼ変わる事も無い気もする。 少し、音量的に弱くなった気もするが、気のせいだろう。 実際にサバレス弦をこれまでにいろいろと使用して来たが、ほとんどその違いを感じる事がない。 
ハイテンション、ノーマル、ミクスド、アリアンスでもカンティーガでも、ニュークリスタルでも、ほとんど違いが無い。 ただ、やはり少しテンションの違いだけは感じる事はある。 
弦の劣化もほとんど変わる事も無いし、弾きやすさもほとんど変わる事は無い。 
まっ、今後はあまり弦の種類を変えるつもりは無いが、結局、どの弦を使い続けるのかはまだ少し検討しようと思う。 
ただ、弦のチューニングの落ち着きの早さや、音色の安定感から考えると、やはりハイテンション弦が一番良い気もする。 
今回はCordoba45limitedの弦交換に使用した。 もう一本のEstesoSPにはハイテンション弦を使用していて、次回交換する弦もすでに購入済みで、次回はアリアンスプレミアムハイテンション弦である。 この弦も以前に使用した経験があるが、今のギターに使用した事はない? 印象はやはり音量が増す事、高音が明瞭であること。 低音に関してはそれほどの差を感じる事は無い気もした。 もちろん、ギターとの相性で音色はかなり違う物になるので、次回交換してからが楽しみでもある。 
この弦よりも今のクリエイションプレミアムハイテンションの方が良ければ、今後はハイテンションクリエイションにしようと思う。 
さて、来週にギター発表会があるので、弦をその1週間前には交換して置きたかったので、丁度間に合うだろう。 
間に合うと言うのは、弦は交換してからチューニングが落ち着くまでにはしばらく時間が掛かるし、真新しい弦よりも少し弾き込んだ弦の方が音色や音量やサスティーンの伸びなども良く成る。 
人によっては交換時が最も良いと言う人も居るが、私はそうは思って居ない。 やはりチューニングが安定する頃からその弦の特徴や良さが出てくると実感している。 これはギターと馴染む事もあるだろうし、弦自体が若干劣化する事で、本来の音色に艶が出る気がする。 ギターでもそうだが、新品のギターよりも、数年間弾き込んだギターの方がより音色はに艶が増すし、奥行きが出来る気がする。 もちろん、これも個人的な趣向の問題なので、なんとも評価は出来ないだろう。 
よく、動画でもギターの弾き比べなどで数万円のギターと数百万のギターの音色を弾き比べている動画あるが、その差はほとんど感じない。 もちろん、若干の差を聞き分ける事は出来るが、では・・・どちらが音色も奥行きなども良いのか?と評価する時に、果たして、客観的に評価出来るだろうか? 音色の善し悪しはあくまでも個人的な感性であり、個人の趣向に基づく物だろう。 
数万円のギターの音色の方が好きだと言う人も居るだろうし、数百万のギターの方が良いと思える人も居る。 楽器の音色はバイオリンなどでは良く言われるが、ストラスバリューや所謂名器と言われるような数億円もするようなバイオリンと数万円の音色の違いは果たして聞く人の耳にどの程度の差として聞こえるだろう? プロの演奏家や評論家などはその差を聞き分ける事で、なにやらその人の技量などが勝っているような評価をするが、果たして、聞き分ける事が楽器の評価に繋がるか? そして、楽器の評価と演奏の評価とは全く異なるだろう。 演奏の技量が勝っている人はどんな安価なギターやバイオリンでも音楽的にも演奏にもそれほどの差を出さない。 おそらく、一般の人には全くその違いを実感する事は不可能だろう。
少なくとも、私はある程度以上のギターの音色はほとんど変わらないと思って居る。 これまでもいろんなギターを弾いてきた経験からもそうである。 
ただ、1万円程度のギターや、5万円程度のギターと20万以上のギターとの違いは素人の私でもその違いは歴然と分かる。 
なので、やはり、ある程度以上のギターを選ぶ事はとても大切だと思っては居る。 どうしても、より良い音色のギターの音を常に聞いて練習する事はとても音楽的な感性や技術的な要素も含めて、上達するには必須条件かもしれない。 ただ、20万から30万程度のギターでも満足出来ないレベルに達するには、おそらく、プロレベルの人だろうと私は思う。 
それは、例えば、コンサートホールで弾く経験がある人や、それなりのホールで弾く人などは、自分の部屋で弾いて居る様な時には感じる事が無いレベルのギターの良さが解るのだろう。 
通常のアマチュアレベルの人なら少なくとも2~30万円程度のギターであるなら、ほとんど違いを感じる事は無いだろう。