summer diary

日記らしきページ

ちょっと気になる台風

2023年07月31日 | Weblog
 予報だと来週中頃に台風が列島に近づき、悪天候になる予報。 丁度私のバイトの日に重なって雨予報なので、ちょっと憂鬱な気もする。 
バイトは特に雨などの影響を受けるような事は無いが、それでも数分程度は雨に濡れる可能性もある。 基本的には屋内での待機仕事なんだけど、屋外にも3分程度は出る事になるので、やはり雨は嫌である。 
それと、原付で通勤する事に決めたので、当然ながら、雨なら車で行く事になるし、そうなると車が汚れるので、それもちょっと嫌な気分。 
まっ、しかし、車が汚れる程度の事なら大した事もないが、仮に原付で行ったとして、雨などが降ったりすると大変である。 原付を駐車するスペースは屋根がある場所に駐車するので良いけど、それでも横殴りの風などが吹くと、濡れるのは必須だろう。 帰宅時に乗車するときにシートが濡れているのはありがたくないし、荷台に荷物を載せるので、濡れて居る状態ではちょっと困る。 
まっ、しかし、そんな天気予報の時には原付では行かないけど。 

午前中からギターの練習をしていて、午後からもギターを弾いて過ごして居る。 夕方にはバイトに出かけるので、それまではしっかりと練習したいと思っている。 今はちょっと休憩中。 1時間毎ぐらいにちょっと休憩を取ることにしている。 指先が痛くなる事や、やはり集中力が無くなる。 ダラダラと意味も無く弾いている事は何も良い事は無い。 
常に問題意識、どうやったら良いか・・。 どのような形が理想か、どうしたら音色が良くなるか、どのような準備が良いのか・・。 準備と言うのは、曲の流れで押さえるフレットの位置を確実に押さえる為には、先にその音を意識して、押さえる為の形を取る事が必須だから。 
特に大きくフレットの移動をする必要があるときなどはよりその形を意識する必要がある。 当然だけど、譜面も常に音を出している音符より先の音符を読む事は基本だ。 さらに、指も同期して、常に次の音を出す為の形を作ることになる。 そうして、途切れないスムーズな演奏が可能になるだろう。
これが思って居るほど易しくないのである。 押さえている指の形から大きく変化するような運指などは、そんなに簡単ではない。 だからこそ難しいのであるが、それは繰り返してその動作を指に、身体に覚えさせる意外にはないだろう。 こうして繰り返している中で、押さえやすい形が見えてくるのである。 運指も無駄な動きが無くなる事も実際に弾いている練習の中で見えてくる事は常であるから。 

それにしても、ギターを再開したことは本当に良かったと思う。 仕事をリタイヤして、こうして家で毎日過ごす日々で、ギターを弾かなかったら? 果たして、今何をして過ごして居るのだろう? バイクは真夏や真冬、雨天などの日には乗れないし、毎日乗る事も想像出来ないし、筋トレだって、一日中する訳でもないし、毎日するわけでもないし。 家でのんびり過ごすと言っても、暇を持てますのがせいぜいだろう。 
そうして考えると、ギターは毎日、家で好きなだけ弾いて過ごす事が出来る。 
それこそ、毎日弾いていても飽きるなどと言うことは無く、逆に曲をマスターする為には時間が足りないほどである。 
何よりも、家の中で場所も多くは取らず、音も他の楽器に比較すると、近隣への配慮をあまり気にする必要もない。 集合住宅などはちょっと気になるが、一戸建ての我が家は近隣への迷惑などをあまり気にする事は無い。 夜遅い時間帯はちょっと気になるので、遅くまでは弾かないし、日中に十分過ぎるぐらい弾いているので、夜は寝るまえの1時間程度で終えている。 
そうして考えると、毎日数時間も時間を無駄にする事も無く過ごす事が出来るのはとても幸せだと言えるだろう。 しかも、すこしづつ難しい曲や、素敵な曲を弾けるようになる、そのために練習を続ける。 ギター上達の向上心を持てる事や、だんだんと弾けるようになる達成感や、曲を人前で披露する充実感なども持てるのはとても人生を豊かにしてくれる。 
さらに言えば、弦交換以外は特に経費は掛からない。 もちろん、ギターレッスンや講座の受講料などは必要になる事もあるが、それほどの経費ではない。 ギターもある程度高額なギターを購入したとしても、生涯使い続ける事は可能であるので、決して無駄でもないし、結果的には使用頻度などを考慮すると、とても安価な物にである。 私が今回購入したCordobaEstesoSPは30万円でああるが、仮に毎日弾くとして(平均日に二~四時間程度)、年365日で計算すると、一日当たり822円だ。 これは一年での計算で、今後10年間継続して使用した場合には日当たり82.2円。 20年使用したとして、日当たり41円となる。 
最低でもまだまだ私はこの先20年間ぐらいは弾き続ける意欲である。 
毎日を楽しく、豊かに過ごす事が出来るギターは金額では得られない物があるし、ギターを通じて人間関係やいろんな場所や仲間との交流も得られる。 
なので、30万程度の支出でこれほどの楽しい時間を過ごす事が出来るなら、とても素晴らしい買い物だと思う。 
実際に今回購入したギターはまだ弾き始めて数日も経過していないが、その音色の良さに魅了されている。 これまで弾いてきたギターと比べるのは、これまでのギターには悪いので、あまり言えないが、今後はこのEstesoSPが私のメインギターとして今後も長く愛用することになるだろう。 
もちろん、Cordoba45limitedの方も大切に長く使用する事はもちろんである。 
この2本のギターをどこまで弾き熟す事が出来るか? 自分がどこまでの曲を弾き熟す事が出来るようになるか? これからが楽しみの毎日である。 









猛暑日続く・・・いつまで?

2023年07月31日 | Weblog
 連日猛暑日が続いている。 これほどの暑さだと、少しでも屋外での作業、作業と言うほどの事でなくても、実際に洗濯物を屋外で干しているだけでも、汗が流れて、シャツが汗でじっとりとなる。 私は毎朝車を綺麗に吹き上げるのであるが、それもちょっと億劫になってきた。 
昨日も外出は全くしていない。 屋内でギターを弾いて過ごしていた。 エアコンを稼働して、日が当たる側の窓は出来る限り雨戸も閉めて、日差しを遮る事の方がエアコンの効きは良くなるだろう。 部屋は窓を閉めていると電灯は必須になるが、エアコンの稼働効果を優先した方がLED蛍光灯の電気代よりも有効な節約?かも? ギターを弾くときには窓は常に閉め切った状態なので、どうせなら雨戸も閉めてエアコンの効き目を良くした方が良いとも思う。 

朝からTVの報道番組では連日のように多くの時間を割いて「ビッグモーターの不正など」に関する状況などを報道している。 
故意に車に傷を付けて保険金を得ていた事はもちろんだが、車内のパワハラ、店舗前の植木などが枯れたり、枯れて伐採されている事例が多くあり、その原因の調査や経緯。 除草剤などで枯れた可能性についてはビッグモーターが謝罪もして、以前の環境に回復する事も言及している。 
社長や、副社長などの辞任で、新しい社長に兼任した元専務取締役の和泉伸二が、取締役副社長には取締役営業本部部長の石橋光国 が就任。
しかし、結局は社内の人事での抜擢なので、前社長との考え方は変わる事は無いし、実際にTVの謝罪会見などでも、今回の不祥事に対する、また、この会社がいかに腐敗した詐欺集団であるのかを露呈している。
LINEの全面削除などを早々に指示するなど、証拠隠蔽に躍起になる姿勢も今後もこの会社は信頼を回復するのは不可能だろう。 
新社長が当初からこうした行為を当然だとするような意思なのであるから、今後も同じ事を繰り返すだろう事は想像しなくても明白だ。 
この会社の行為に被害者となった車の購入者、車検を依頼した人、修理などを依頼した人、保険などの加入をした人など、顧客は当然だが、社員も今回の事件によって、近隣との付き合いにも影響があるし、家族にも悪い影響に繋がるのは否めない。 
親族、友達などにも車を紹介して販売しているだろうし、車検や修理などでも、友達関係や先輩、後輩、親族関係からも社員は肩身の狭い思いを続ける事になる。 社員もある意味では被害者となる人だろう。 こうした、叩上げの創業者にありがちな会社経営方針や独断的な経営理念などは痕を経たない。 
ましてや、こうした不正行為で営業利益を増やすなどと言うような指示(今回の不祥事は会社トップからの指示が明白だ)前社長がどれほど関与を否定していても、それはあまりにも見え透いた嘘だと言うことは今後はっきりとするだろう。 副社長に息子を若くして抜擢するような安易な経営もやはり独裁経営だと言うことを露呈している。 

さて、最低賃金が40円程度上がる事が決定した。 愛知県は986円から41円程度上がるので、1037円程度になりそうだ。 この改定は今年の10月頃から実施されると言うことで、私もバイト代が10月から改定されるだろう。 
これで、時給は1000円を超える事になり、月の計算も簡単になる。 もちろん、1000円以上なら余分に稼ぐ事になるので、ちょっと嬉しい。 
で、今日はそのバイトの日。 これまでは車で通勤していたが、前回から原付で通うことにしている。 もちろん、天気が良ければの話。 雨の日や、翌日の朝に雨予報なら車での通勤となる。 
何しろ、原付でも車でも通勤時間は3分程度なので、車で行く必要などは全く無い。 しかも、車を駐車している場所が砂利と言うか、砂砂利なので、車のタイヤが汚れるし、朝露で濡れるし、雨の日は泥などの跳ね上がりが車に付着するし・・・。 なので、荷物があるので当初は車で行っていたが、前回はその荷物も原付の荷台に載せる事も出来たし、他はリュックで持って行くことができる。 これで、原付の活用が出来るし、以前から時折は動かさないと再び動かす事が出来なくなるような事を避ける事も出来るだろう。 
さらに、家を空ける時に車が家に駐車していない事で留守だと言うことが分からないので、防犯にも役に立つ。 

さて、では今日もギターの練習をしっかりとする。 今日は夕方からバイトの準備として、風呂に入ったり、食事を済ませたりするので、夕方までギターを弾こうと思う。 午前中にこれから2時間、午後も2時間程度弾こう。 
EstesoSPの音色の良さもあり、ギターを弾く事がこれまで以上に楽しくなった。 まだまだ初心者レベルの私だけど、やはり良いギターは弾く意欲に繋がるし、ギターを弾きたいと思う気持ちが沸いてくる。 
今は課題曲(これは今期のギター講座の最終日に発表する曲にした)を限りなく、完璧に弾ける為に筋トレも中止して居るのである。 
ギターに専念した毎日を送っている。 



弾き比べでは

2023年07月30日 | Weblog
 CordobaEstesoSPの音色はCordoba45limitedに比較すると確かに音量、余韻、音の奥行きなど勝っては居る。(あくまでも私の感覚なので、どこまで信憑性があるのか?)しかし、それはまだ昨日、Cordoba45limitedの方の弦が古いので感じることだろうと・・。 で、今日はCordoba45limitedの方も新品の弦に交換しうて音色を比べることにした。 でも、弦の種類はちょっと違うので、(EstesoSPはハイテンションクリエイションプレミアム、一方で今回はCordoba45limitedの方にはノーマルテンションニュークリスタルプレミアム)若干の違いは否めないけど、しかし、気づいた事があった。
それは、これまでCordoba45limitedの方にも同じハイテンションクリエイションプレミアムを張っていたのであるが、テンション感が違って居る。 これはギターの特性の問題だろうと思うが、ノーマルを張った今回のCordoba45limitedの方のテンションは少しは緩めになるかな・・っと思ったが、意外とほとんど変わる事も無く、逆にハイテンションクリエイションプレミアムを張っているEstesoSPの方がテンション感は緩く感じるのである。 
EstesoSPのスケールは648mm、45limitedのスケールは650mm。 2mm程度しか違わないので、スケールの問題では無いだろう。 
ネック幅も52mmで同じだし、12弦での弦高も全く同じにしている。 この違いはやはりギター自体の特性だろう。 同じ弦を張ってもテンション感の違いがあるのは当然だろうけど。 それは音を作り出すギター全体の作りの影響など、材質の影響もあるだろう。 
しかし、この2本のギターの音色自体はほぼ同じレベルだし、音の印象もほとんど変化は無いと感じる。 違いは何度も書いているけど、やはり音色の魅力的な要素を多く含んでいるのはEstesoSPである。 まっ、これは材質の違いや、そもそも、工法の違いから来る事はわかりきっているが、私としては、少なくとも、EstesoSPの価格から考慮すると当然だと言える。 
45limitedよりも遙かに高額なEstesoSPなのであるから、音色の違いが無いなら、あえてギターを買う必要もないし、逆に45limitedの方に価格としては軍配が上がる事になる。 がしかし、やはりそうはならないのであった。 
それと、小ぶりだと言う印象のEstesoSPのボディー(実際にサイズはボディー上部で幅20mm、下部の幅では30mm以上の違いがある。)の方が抱える事が容易で、弾きやすさに繋がっている事を実感する。 
EstesoSPを弾いてから、45limitedを弾くと、とても大きく感じるほどで、EstesoSPのサイズの方が自然なサイズ感を得られるのは、私の先入観は逆に良い意味で裏切られたのである。 
足台の高さを特に変える必要もないし、腕や手首などの角度なども全く違和感を感じる事も無く、従来の私のスタイルへの影響も全くない。 
昨日届いたばかりなので、まだチューニングは安定する状態では無いが、それでも、少し落ち着いた感じ。 低温の響きはやはりとても魅力的な響きだ。 高音の方は大きな違いを感じないが、それでも、やはり良く聴くとサスティーンの伸びやかな音色はEstesoSPが勝っている。 
ギターにジャストサイズで作られているハードケース付属なので、移動時のギターの衝撃や、ケース内で動くような事も無く、安心して持ち運びも出来るだろう。 ただし、やはりハードケースはセミハードに比較すると重量もあるので、ちょっと持ち手が1カ所で、背中に背負う事も出来ない作りなので、その点は諦めるしかないだろう。 このケースが長く使用出来る事を願う。 
何しろ、このギターのサイズは小ぶりなので、ぴったり合うようなケースを他で探す事は難しいだろう。 
以前のCordoba45limitedに付属していたハードケースは同じ仕様のケースだったが、1年程度で外張りの縫い目がある部分が剥がれて来たので、セミハードに交換した事があるので、このケースも同様の作りだとするとちょっと心配な気もする。 がしかし、その時はなんとか補修して使い続けようと思う。 

さて、今日も朝から猛暑が続き、強い日差しの下では数分でも我慢出来ないほどの暑さである。 ギターをこんな暑さの炎天下で運んだら・・・。 間違い無く、ギターは壊れそうな気もする。 
ギターを保管している部屋は私の部屋で、常時エアコンを稼働して居る状態だ。 練習時も同じ部屋で弾いているので、温度、湿度なども今は問題はない。 ただし、外出時やバイトなどの日には夜間はエアコンは付けていないし、外出時は日中でも窓を開けては居るが、部屋の温度は30度を遙かに超えるような状態である。 
ギターの為にエアコンを常時稼働するのもちょっと出来ないし、これは致し方ないのかもしれない。 今日はギターケース内の入れる湿度調整剤が届いたので、早々にEstesoSPのケース内に2個入れた。 この湿度調整剤はこれまで、クラシックギターを購入した時から使用している物で、どの程度の効果があるのかはちょっと分からないけど。 実際にケース内の湿度を測定した事もないので、本当に40~60%内で湿度が保たれているのだろうか? と思うが、それでも、何もないよりは良いかな・・。 それと、レビューなどを参考にすると、実際に湿度を調べた人のレビューには確かに45%前後で湿度は保たれている様子。 気温も影響が大きいだろうが、湿度はそれ以上にギターに大きな影響を与えるので、半年毎に交換して使用している。 
Cordobaのハードケースは蓋の部分にスポンジが付いていて、このスポンジを水に含ませて置く事で、ギターを乾燥から守るように出来ているが、日本のような湿気が多い国は逆に湿度を取り除く乾燥剤の方が必要なぐらいである。 
ただし、冬場は湿度が30%を下回る事も常なので、冬場は逆に良い機能かもしれない。 私はギターを弾くようになってから、冬場は加湿器で加湿して湿度を上げている。 暖房を掛けると部屋は凄く乾燥するので、これもギターにはかなり影響が大きい。 日本のように四季がある国での楽器などの保管は結構やっかいな物だろう。 
ギター生産の世界的にも多くの工房があり、これまでも多くのルシアーを輩出しているスペインの気候は凄く乾燥している気候なので、材料となる木の乾燥などには適しているが、ギター自体の保管にはあまり向いているとも言えないだろう。 
さて、これからはこの2本のギターを交互に弾き比べながら練習しようと思う。 以前も2本のクラシックギターを所有していたときには交互に使用して、音色の違いを比べながら弾いていた。 今は音色自体の大きな差を感じないが、どちらもとても素敵なギターで、私はこれで、生涯ギターを弾き続ける事が出来る。 これ以上のギターを欲しいとも思わない気がする。 逆にこれ以上のギターとなると、予算的にも到底手に入れるには無理だろうと思う。 
本当にギターが上手でギターが好きな人は数百万でもギターに費やす事だろうが、少なくとも、私にはそんなギターが必要な実力もないし、今後もそれほどの力を持てるともちょっと思えない。 もちろん、ギターの上達には当然だけど、無限の可能性を信じているが、残りの人生でどれほど自分が思い描くギターでの演奏が出来るのかは全く分からない。 
出来る限りプロレベルに近づきたいと思うのは当然だが、果たして、どの程度の曲をどれほどの完成度で演奏が出来るのだろうか? 
毎日練習を続けて居るけど、ギターの上達ほど遅々たる物はこれまでに感じる事が無いのである。 例えば、若い頃にはウインドサーフィンを毎週土日に必ず朝から晩まで海で過ごして練習していたが、それは以外と早く自分が思って居るレベルには到達する事も出来た。 
スポーツに関しては、プロレベルではないなら、数年である程度の満足を得られるレベルには到達する事が出来ると思う。 
車の運転でも2~3年ほどでほぼ自分の思うレベルには到達する事が出来る。 
そうしたある意味では生活に密着するような物は日常での普段の身体の動きや、手の動き、目の使い方、感覚を鍛える事が出来る。 
しかし、絵画やギターのような楽器などの上達はある種の特別な要素が必要なので、普段の生活の中では得られる事が出来ない独特の練習が必須になる。 
絵画ならデッサン力や筆の使い方、色の作り方などなど、通常の生活とはまったく別の能力を必要とするような事は、上達するにはそれ相応の時間や練習の仕方、指導などが欠かせない。 
独学で到達する事も出来るが、やはり基礎的な物を得るには指導者の善し悪しにも大きな要素である。 
独学でも大成する人もいるが、それは相当な才能の持ち主だろう。 どんな物でもやはり基礎は絶対的に必須であり、しっかりとした基礎の上に独自の特性が積み上げられるのである。 これはやはり、良く例えとして言われることが正しいと思う。 家の重要な基礎こそがしっかり出来ていないとその家の将来は危険な物となる。 いくら、綺麗に見える外観や作りでも、基礎がしっかりと出来ていない家は必ず将来的に崩壊する日が早くなる。 
そして、いろんな不都合やいろんな欠陥が早い段階で出始めるのは基礎や正しい工法が出来ていない事が原因である。 
こうした事は楽器やスポーツやその他の多くの事で実感したり、経験したり、体感する事が出来る。
ギターなどの楽器は特にこの基礎が重要だと実感している。 左手の形、右手の形、運指、爪弾きの角度、移動時の腕の形、指の開き方、ギターの構え方、角度、身体とギターの位置関係などなど。 
そうした各要素が複雑に繋がり、さらに、各個人の体型や指の大きさ、腕の長さ、爪の形などなど・・・。 単純に正しい姿勢と言っても、人の個性に見合う物で無ければ、それは無理を続ける事になるので、将来的には破綻する危険がある。 基礎と簡単に言っても、人それぞれの個性の中でより理想的な形を作る事が重要になる。 誰かの形をそのまま真似てもそれが自分の体型や指の形やギターとの相性なども違って居るので、それが全て良いとも言えない。 
そうした意味での基礎を固める事はとても大切な意識だろうと私は思う。 





CordobaEstesoSP!

2023年07月29日 | Weblog
 新しいギターを購入した。 CordobaEstesoSP。 本日予定通りに受け取り、早々にハードケースから取り出して傷などが無いか点検。 とても綺麗な個体で、木目もカッコ良い。 ペグも今使用しているCordoba45limitedよりも高級感もあり、調弦もスムーズである。 弦高も依頼通り、弦も張り替えて頂き、サバレスハイテンション、クリエションプレミアム。 ギターとの相性はこの弦でとても良い。 チューニングして早々に弾くことにした。 新品の弦なので、何度もチューニングを繰り返して、少し安定したところで曲を弾いて見た。 
さすがに上級機種だけあって、サスティーンの伸びは申し分なく、低音が特に良く鳴る。 倍音も今のギターに比較すると大きい。 高音も明瞭で伸びやかな音色で、ハイフレットの音もかなりの音量で深みもある。
やはり、ちょっと高額だったが、買って正解だったと実感する。 そして、気になっていたボディーサイズの小ぶりな事。 しかし、いつも通りにギターを抱えて弾いてみると、とても弾きやすいし、ギター角度もいつも通りの足台の高さを調整する事も無く、違和感なく弾ける。 さらに、この小ぶりなサイズ出あることが逆に抱え易く、弾きやすさに繋がっていると実感した。 
小ぶりのボディーとは思えない音量、音の奥行きも深く、伸びやかなのはちょっと驚きすら感じるほどである。 さすがに、Estesoの名前を付けるだけの事はある。 もちろん、Estesoの本物のギターなど聴いたこともないし、見たこともないが、間違い無く、音量、バランス、サスティーンの伸び、音の奥行き感、ボディーの振動など、全ては今のギターを上回るギターだと実感した。
間違い無く、これはこれから私のメインギターにする事に決定。 
もちろん、これまでのCordoba45limitedも同様に大切に弾き続けるが、仮に妻がギタークラブで弾く事になったら、Cordoba45limitedの方を妻に貸すことにしようと思っている。 
もちろん、これまで弾いていたので、弦が新品と、そうでない事もあるが、それを差し引いてもEstesoSPは間違い無く、価格を裏切らないギターだ。
逆にこれほどのギターが308000円(税込み、専用ハードケース付属)なのが不思議ですら感じるのである。 
これまでも高級ギターの音色を聴いて来たが、そうした100万円近いギターと比べても遜色ないだろうと思う。 そして、トラスロッド機能により、ネックの反りの心配も無い。 実際に、このロッドが埋め込まれて居る事で、ネックの強度は頑強である。 Cordoba45limitedにもトラスロッド機能はあり、これまで、全くネックの反りなどは無く、保管時でも弦を緩める事が無いが、全くネックなどの変化は皆無である。 
クラシックギターでトラスロッド機能を採用しているギターはほとんど無く、Cordobaギターぐらいだろう。 
これにより、ネックの反りなどを気にする事が無いし、ハイテンション弦を張り続けて居ても、何も心配する事も無い。 
さらに、このロッドのおかげで、音色はより明瞭な音になつ気がする。
高級ギターのネックにはエボニーやカーボンがネック裏側に埋め込まれていて、ネックの耐久性を高める工法があるギターがあるが、そんな物よりも、鉄のトラスロッド機能を埋め込んだ方が間違い無く、ネックは完全に変形する事が無くなるだろう。 なんで、クラシックギターにはトラスロッド機能が組み込まれて居ないのか??? 私からすると不思議な気もする。 仮にネックが反った場合はそうした機能が無い場合には、大がかりな修理が必須になる。 
フレットを全て取り、指板を削ってフラットにして、仕上げてからフレットを打ち直す作業が必要になる。 
クラシックギターはナイロン弦なので、テンションがあまり高くなく、(スチール弦に比較すると)ネックの反りには影響しないと言う前提だろう。 
もちろん、ネック自体の幅もあり、強度的にはエレキやアコギに比較するとネックの変化は無いと言うことだろう。 
音色に関してはどうだろうか? 鉄が挿入されているネックの音色はそうでないネックに比較して、果たして音色が劣るのか?
そんな事は皆無だと言っても良い。 
実際に私はAntonioSanchezのprofessor4とCordoba45limitedの音色を毎日引き比べて、その違いを感じる事が無いし、逆に音のバランスはCordoba45limitedの方が勝っている。 ネックが木だけで作られて居る方が音が良くなるなどと言うのは単なる迷信であるし、何か高級ギターはこうした鉄などを組み込むような小細工などはしない・・・なんて言うような、ある種の優越感でしかないのだろうと私は思う。 エレキのようにトラスロッド機能を持つようなギターはクラシックギターとしては何かマイナスな思想があるのか?
そして、どんな環境でもネックなどの調整が出来る方が弾き手としてはありがたいし、末永く同じ状態で弾く事が出来る。 
さて、だからこそ、私はCordobaギターを愛する1人である。 ギターの材質などの組み合わせなども含めて、Cordobaは常にナイロン弦ギターの可能性を模索して弾き手が喜ぶギターを作り続けて欲しいと願う。 
エレガットのGKシリーズはおそらく、エレガットとしてはどのメーカーのギターよりも多くの愛用者が居るだろう。 
クラシックギターではCordobaはまだまだその良さは認知されていない様子だが、実際にこのギターを手にして弾いていると、他のギターなどには気持を移す事は無くなるような気もする。 
さて、これから益々ギターを弾く楽しみが増した。 やはりクラシックギターは素晴らしい。 その音色、楽曲もそうだけど、飽きる事がないギターはやはり唯一クラシックギターだと実感するのである。 
やはり、エレキやエレガットは電気的な音色を変化させる楽しさはあるが、ギターそのものの音色を最大限に引き出して弾く事の難しさのやはり楽しい作業なのである。 ちょっとした指の角度や爪の形(私は指頭奏法なので、爪は関係ないけど)身体の姿勢、バランスなど、ギターの持って居るポテンシャルを最大に弾き熟すには相応の時間も経験も、当然練習量もいろんな試行錯誤の要素なくしては無理だ。 逆にだからこそ、ギターが楽しいのである。 
簡単に熟せる物は長続きしない。 常に挑戦を繰り返す事が人間を魅了する要素だと私は思う。 
さて、さて、ともかく、良かった!!!!。 想像以上のギターであることを実感する事が出来たので、今回の新しいギターが無駄になることはないと確信出来た。 





ギター、ギター到着予定

2023年07月29日 | Weblog
 さて、今日は先日購入したギター(CordobaEstesoSP)が午前中に配達される。 今回のギター購入は、正直、私に取っては相当な覚悟を持って購入を決めたのである。 なにしろ、30万円超えのギターなのだから。 これは私のバイト代の半年分になる。 簡単に半年と言っても、バイト代の全てを預金出来る訳でもなく、毎月の小遣いや、ギターの弦、ギター講座の受講料、タバコ代、コンサートなどの費用、時折好きな物を買ったり、服を買ったり・・・。
そうした雑費などで必要な小遣いをバイト代から捻出して、残金をギターに費やすとなると、最低でも10ヶ月以上のバイト代が必要だろう。 
お金の話はともかくとして、今回のギターは、先日売却したギター(AntonioSanchezのprofessor4)の反動でもある。 何しろ、このギターもある意味では私に取っては相当な金額だったので、半年足らずで売却に至った事は私の無駄使いの愚の骨頂なのである。 これまで、購入しては半年程度で売却したギターはすでに8本になる。 クラシックギターだけでも2本。 その他のアコギ、エレキ、エレガットなど、いろんなギターを買っては売却してきた。 結局はその損益は平均すると1本に8万程度になるだろうか?
約7~80万円程度は無駄にお金を費やした事になる。 これを有益な物として考える事もある程度は出来るけど、やはり、無駄な出費であることは否めない。 今回も無駄な買い物だと言っても良いかもしれない。 クラシックギターはメインのギターを所有していて、このギターは3年半前に購入して、これまで8本のギターを手放した中で、唯一売却する事がないギターだ。 
それほど気にいって居るし、実際にとても素敵なギターなのである。
だから、あえて、今回、ギターを新調する必要はない。 しかし、今回のギターはCordobaの以前から私が本当に欲しいと思っていたギターなのである。 
クラシックギターはある程度の価格帯以上のギターになると、音色や弾きやすさなど、どんなメーカーでもそれほどの差を感じる事は無い。
デザインやギターの材質などの違いで選ぶ事になるが、私はこれまでの経験から常にデザイン優先で選択することに決めて居る。 
これまでの購入経験から、ギターの善し悪しは最低でも半年から数年使用しないと分からないのが実際に感じる事である。 いくらショップで試奏をしても、短時間の試奏程度で長く自分が弾く事になるギターを選ぶ事は無理だ。 
音色や価格などで判断するのはあまり賢い選択ではない。 多くの人は、現物を見て、触って、試奏して購入する事が失敗が無いと言う。 
しかし、私はそうは思って居ない。 先日売却したギターもかなり試奏して、他のギターとの比較を繰り返して購入したギターだった。 しかし、半年使用する経過で、やはり何か足りない物、私が求めている物とは違う事に気づく。 
そうなると、どうしても他に持って居るギターと比較して、結局はあまり弾く事が無くなる。 こうなると、やはりそのギターとの縁が無かったと思えるのである。 こうして繰り返して購入、売却を繰り返して来た。
結局はそのギターのデザイン、見た目が手放したくない・・・と思える姿であること、それと、音色は当然だけど、音色に関しては大きな違いは無い。
先日手放したギターに不満を感じていた要素は、ネックの反り。 新品購入時からそれは気になっていた。 しかし、音色が気に入った事や、自分がメインで使用しているギター(今は私の一番のお気に入り)の音量などと比較して、音量はとても良かったこと。 
しかし、やはり音色も結局は私が求めているバランスでは無い事。 全体のデザインもありふれた物であること。 まっ、理由はいろいろだが、結局はあまり弾く気がしなくなった事か。 
今回のギターは一番気に入って居るCordobaの今では最上級機種のギターである。 以前はこれ以上の最上級のギターのラインナップがあったが、今はCordobaはスペインの工房もなくなり、制作は全て中国での生産になった。 
材料はスペインからの調達だが、組み立てなどは中国の工房のみとなり、アメリカの本社はyamahaに買収されているので、今後はyamahaの経営理念やノウハウ、その他のギター製作自体にも影響が出てくるだろう。 
yamahaのギターも30万円以下のギターの全ては中国生産であることは誰も知っているが、これもコスト削減と、よりリーズナブルなギターを制作する為の戦略だろう。 スペイン工房でのみ生産するギターメーカーも多々ある。 しかし、いろいろと試奏もした経験から、決してスペイン生産だから良いギターだとは言えないのは確かである。 制作、組み立てなどの工程の違いで、音色などには影響はほとんど無い。 結局は材料、ギター組み立てのノウハウ。 設計の問題なんだろう。 組み立てなどももちろん、メーカーの手順や技法なども大きな要素になるだろう。 
中国生産だから中国人が作っているとは限らない。 スペインの工房から中国の工房に転勤して生産するルシアーもいるだろう。 さらに、ギター生産の工程や技法、品質管理なども厳格に管理されて居るギターメーカーの物は、スペイン生産品との差異はほとんど無い。 ギターを生産する環境や、その他の要素でギターの善し悪しは決まる。 
Cordobaのギターの上級品は生産数にも限りがあり、初めて私が購入した3年半前とはその体制が変わっているだろうし、以前はもっと価格が安くて、ハンドクラフトのスペイン産のギターを販売していた。 
ただし、スペインのハンドクラフトといっても、細かい点を見ると、かなり雑な作りになっているのも確かで、日本人の感覚からすると、かなり雑と言える部分もあるのである。 これは海外と日本の物作りに対する意識の違いもあるし、ギターに対する姿勢や、ギターと言う楽器に対する環境も違って居るのだろう。 スペインはギターは日常的に家にあって当たり前の楽器だろうし、小学校などでは必須授業などもあるほどである。 

さて、午前中にいよいよ、これまでで一番期待しているギターが届く。 
わくわくする。 想像以上のギターであって欲しいと願っている 。









ギターは難しい・・・。

2023年07月27日 | Weblog
 つくづく、ギターの難しさを実感している。 それは、今回のギター講座の課題曲はすでに1ヶ月程度練習しているが、未だに全曲を通してスムーズに弾けない箇所がある 。 どうしても左指の押弦が出来ない箇所。 1小節程度なんだけど、この曲をマスターする肝になる部分だろう。 
なので、九割程度の完成度だと言ってもいいのだけど、1カ所でも詰まって音が途切れたりすれば、音楽的には台無しだ。 
音も綺麗に出せない箇所もある。 明日はギター講座なので、今日はしっかりと時間の限り練習しようと思う。

昨日はバイトだった。 これまでは車で通勤していたが、昨日は原付での通勤。 当初はそもそも原付で通勤する予定だったのだ。(雨天時は車だけど)。
しかし、睡眠時間で使用する布団を持って行く事になり、車に積んで行くことにした。 ただ、バイト先の駐車場は砂砂利で、タイヤに汚れが付着するし、雨の時には地面からの跳ね返りなどもあり、車のボディーにも泥がこびりつく。 さらに、朝露が車体全体に付着して、汚れは避けられない。 
毎回、バイトから帰宅すると、綺麗にボディーはもちろん、タイヤまで綺麗に吹き上げる必要があり、その手間が結構大変なのである。 
なので、今は連日晴れ間が広がる天候が続いているので、原付でも問題ない。
ただ、布団を積載する事が出来るだろうか? 積載したら安全に運転する事が出来るだろうか? バイト先では屋根のある場所には駐車出来るので、雨や朝露などで濡れる心配はないが、風が強く吹く時に雨が降ったりすると、ある程度は濡れる事も覚悟しないといけないだろう。 
通勤自体は原付で十分な距離程度なので、とくにジャケットを着たり、それなりのバイクを乗る服装出なくても、今時ならTシャツに夏用のズボンでも十分だ。 何しろ、3分程度の場所なんだからスピードを出す必要もないし、住宅街の交通量も極めて少ない道路をのんびりと走行するのであるから、何も心配する事も無い。 
バイク後方の荷台に布団を載せて、リックサックを背負って乗るのであるが、ちょっと、荷台の荷物にリュックが当たって窮屈になるが、とりあえず、通常通りに乗る事は出来るし、運転に悪影響などもほとんど無く、そろそろと走って通勤出来る。 
これからは天気が良ければ原付で通勤しようと決めた。 
今時はとくに車内の温度は高温になっていて、逆に車の方が暑い。 
たかが、3分の道のりなら原付の方が夕方からの通勤時なら涼しいぐらいである。 

それにしても、この夏は相当に暑く感じる。 日差しは強烈だし、気温も名古屋でも39度に達するほどである。 湿度が高ければ暑さはさらに増すので、この東海地方は夏の湿度が意外と高く、同じ気温でもそれ以上に暑さを感じる。 
ギターの練習はもちろんだけど、家の中でエアコンを稼働していない部屋、廊下、トイレ、キッチンなどに移動すると1分もしない間に汗が出るほどだ。 
毎日ギターを弾いているので、私の部屋は常時エアコン稼働状態だ。 ギターも気温や湿度には影響を受けるので、できる限り気温は平温、湿度は45%~55%内で維持したいと思う。 

さて、新しいギターを購入して、明後日の土曜日午前中の到着予定になった。 明後日に実物とのご対面となる。 写真で確認済みだが、実物はどの程度だろうか・・・。 サイズは通常のクラシックギターよりも一回り、コンパクトなので、実際に構えた時の姿勢や角度などがどれぐらい違うのか・・。 
もちろん、音色は?? 弾きやすさは? 弦のテンションは? などなどいろいろと想像はしているが・・・。 
ギター自体の材質、作り、デザイン、さらにはトラスロッドが装備されているので、ネックの反りなどが気に入らないなら即ストレートに修正する。
弦高は依頼した弦高で調整済みだし、弦も新品の指定の弦を張って頂いている。 ケースもハードケース付属なので、(以前もCordobaのハードケース付属のギターを購入したが、1年半程度で補強部分が剥がれて来たので、ケースは交換したのである)ただし、今回はギターのサイズが通常よりも小ぶりなので、ぴったり合うケースを見つけるには難しいだろうと思う。 
まっ、今回のケースがしっかりとした品質である事を願うしかないだろう。 
仮に破損したとしても、その部分を補修して使用する以外には無いだろうと思って居る。 今回購入したギターは今使用しているCordoba45limitedをサブギターにして、メインギターにする予定だし、価格的にもそうあって欲しい。 
私としては今後もこれほどの高額なギターは買うつもりもないし、今後はギターを買い換えるつもりもない。
なので、私が望んでいるギターであって欲しいと願うのである。 
(私の直感を信じて購入したギターなので、それは信じている)
さて、夕方まで時間もあるし、ギターの練習に専念しよう。 筋トレはしばらくは休止である。 







ギターの話

2023年07月26日 | Weblog
 毎日ギターの話を書いている。 今は仕事もリタイヤして、週1回程度のバイト以外はほとんど家で過ごす日々を過ごしている。 フルで仕事をしていた時はギターを弾く時間が思うように作れない事が残念な気持ちもあり、なかなか上達出来ない事に焦りなどもあり、先を急いで練習曲もある意味ではどうしても難しい箇所の習熟度は無視して、次の曲、次の曲と進めていた。 
しかし、そうした練習はやはり本当の実力を身につけるにはあまり良いとは言えない事が実感した。 難度がある曲を練習してある程度弾けるようになるのはそれほど難しい事では無い。 九割程度まではおそらく中級から上級レベルの曲でもギター経験が浅くても弾けるようにはなる。 ただし、それがギターの上達とか技術的な実力には結びついていないのである。 曲を譜面を見なくても弾けるようにもなる。 しかし、それだけで次の曲を弾くときにどれほどの応用が出来るのか・・・。 もちろん、同じ運指やテンポなどがある場合にはその点は容易く出来るかもしれないが、基本的なギターを弾く事、音楽的な演奏をする事はそれほど簡単でもないし、運指も楽に抑えたり、フレット間の移動などをスムーズにより早く出来るようになるには簡単ではない。 
今は基礎的な曲(初級レベルの曲)を完璧に弾けるまで繰り返して弾いている。 限りなく、可能な限り楽に弾けるレベルに到達するまでは次の曲には進まない。 もちろん、1曲だけなら飽きてしまうので、3曲程度を同時に進行するし、時にはクラシック以外の曲を弾いたり、ギター講座の課題曲はしっかりと練習もする。 今は毎日最低でも2時間は弾いているし、何も用事が無い時なら4時間程度は弾く事が出来る。 
なので、以前のように先を急ぐ事は少なくなった。 それでも、どうしても上手く弾けない箇所もあるので、その箇所は繰り返して、繰り返して、何度も弾いている。 それでも、1ヶ月経過してもなかなか弾けない・・・。 だんだんと焦りも出てくるが、それでも諦める事はしない。 
ギターはそんなに簡単な楽器でもないし、普段の生活ではギターを弾くような指の動きは皆無なので、ギターを弾くための指の使い方、動き方、動かし方など、ギターを弾くために必要な指を作るにはそれなりの時間も経験も必須なのである。 
以前も書いたけど、10000時間の法則と言う物がある。 
AIに10000時間の法則を聞いてみたが、答えはとても良く分かるし、注意喚起もされていて、参考にはなるだろう。 以下が回答である。 
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1万時間の法則とは、ある分野でエキスパートになるためには、1万時間の練習が必要だという理論です。この理論は、スタンフォード大学の心理学者であるアンソニー・ダニエルズによって提唱されたものです。
ダニエルズは、1万時間の練習を積んだ人は、そうでない人に比べて、特定の分野において、圧倒的に高いパフォーマンスを発揮できることを、研究によって明らかにしました。例えば、チェスのグランドマスターになるには、1万時間以上の練習が必要であり、ピアニストになるには、2万時間以上の練習が必要であることがわかっています。
1万時間の法則は、誰でも努力すれば、エキスパートになれるという希望を与えてくれる理論です。しかし、この理論には、いくつかの注意点があります。
まず、1万時間の練習は、質の高い練習である必要があります。ただ漫然と練習をしても、効果はありません。効率的に練習をするために、明確な目標を立て、フィードバックを受けながら練習することが大切です。
また、1万時間の練習は、継続することが重要です。練習を途中で挫折してしまうと、効果は期待できません。目標を達成するために、モチベーションを維持しながら、練習を続けることが大切です。
1万時間の法則は、エキスパートになるためのひとつの指針です。この理論を参考に、質の高い練習を継続することで、目標を達成しましょう。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
特に注目は「1万時間の法則は、誰でも努力すれば、エキスパートになれるという希望を与えてくれる理論です。」
希望を与えてくれる理論・・・。 そう、あくまでも1万時間の法則は1万時間の練習、経験を重ねれば相応の実力が身につくと言うような保証では無い。 
特に、「チェスのグランドマスターになるには、1万時間以上の練習が必要であり、ピアニストになるには、2万時間以上の練習が必要」
2万時間・・・日に5時間練習するとして、1年356日毎日練習しても1825時間である。 これを10年間継続しても2万時間には満たないのである。 
仮に練習時間を日に2.5時間だったら、23年掛かる。 
プロレベルになるには少なくとも、アマチュアレベルの練習や趣味程度の練習では到底届かないレベルなのである。 
なので、私が仮に日に4時間の練習を継続しても、最低でも10年以上は必要になるし、さらにはある意味では独学程度(ギター講座で講師に教えてもらっていたとしても、ほとんどは独学レベル)の練習ではさらに倍以上の時間が必要になるだろう。 私はすでに高齢者の仲間になる年齢だ。 この先何年弾けるだろうか? さらに、若い人との差は指の動き、記憶、身体の対応力、柔らかさ、応用力なども劣るだろう。
なので、クラシックギターを本格的に再開してから3年半程度経過したが、今のように毎日弾けるようになってからはあだ半年程度。 この半年で確かにそれまでの3年間の経験よりも遙かに上達するスピードは上がった気もするが、逆に言えば、まだ半年程度の経験値でしかないとも言える。 
最近、右手の爪弾きの角度などを模索して練習している。 若いときの基礎的な形が本当に正解なのか? そうした疑問もあるし、いろんなギタリスト(クラシック以外など含めて)の手の動きや形なども参考にしながら、練習をしているが、やはり、それは個人的な個性もあるし、いろんな師事する講師やギタリストなどからの指導などもあるだろうが、やはり、個性(爪の形、身体の大きさ、指の大きさ、ギターとの相性、爪が無い指頭なのかなどなど)
を最大限に生かした奏法と言う物を確立する事だろう。
若い年齢なら癖を修正する事もそれほど難しい事も無いだろうが、私のようにある程度の年齢やそれまでの練習方法、弾き方を修正するにはさらに時間も経験も練習方法も見直す事になる。 
楽器を演奏する事、弾く事は単純に指先だけの動きではない。 身体全体の動きが連動しているので、右手の形を変えるだけでも、左手の動きにも影響するし、身体全体の動きにも影響するので、先日から右手の形を少し修正しているが、それだけも左指の動きにぎこちなさを感じたり、身体のどこかの箇所が無理をしているような感じもある。 
しかし、これも今後長く練習して、左手、右手、身体全体にもその形が浸透する事で、全体が同期してくるだろう。 
右手の形を修正する事は、和音などで、爪弾く指の組み合わせによってはバランスが取れない事で、音が揃わず、音が綺麗に出ない点を直したいと思って、いろいろと模索して今一番良いだろうと思う形を自分の物にするように努力している。 これはそんなに簡単な事では無い。
この形は私が若いときにクラシックギターを最初に習った時の指導時の形である。 爪弾きから指頭に切り替えた時から、この形が私には最も音色を綺麗に出す為の形だと実感している。 
これからも常にいろんな無駄を無くし、より良い形、より良い運指の形を追求する事はギターの向上に繋がる。 

さて、昨日も書いたけど、今回、新しいギターを購入した。 価格308000円。この価格はこれまで購入したギターの中で最高値のギターである。 
そして、今後もこれ以上の高額なギターは購入する事はないし、新しいギターを購入する事も無いだろう。 新しいギターの購入をしないとつい先月も書いたはずであるが、クラシックギター1本の売却をして、妻がギターを弾くかもしれないとの話もあり、手頃なギターを探していてのであるが、そうした中で、私がどうしても欲しいと思ったギターを見つけたので、今回はこれで最後だという思いで思い切って購入を決めた。 
仮にこのギターに愛着が失われても、嫌、そんな事を今は想定していないが、今後末永く、私が死ぬまではこのギターを使い切る事。 このギターを最大限に生かす弾き方や音を追求したいと思う。
今のギター同様に同じCordobaのギターの中でも現在では最上位機種のギターだ。 ただし、これまでの経験から、価格とギターの善し悪しは別物で、自分が求める物がどれほどそのギターの特性が持って居るか。 自分との相性がどの程度マッチするのか・・・。 もちろん、2~3万円程度のギターとは比べるまでもないが、一定の音色や材料を使用したギターとの差異を実感するには、ギターの経験や音を聞き分ける能力や、自分が求めている音色や弾きやすさやその他の要素などがそのギターの善し悪しを決めるのであろう。 
これまでの経験から、ショップで試奏しても決してそのギターの善し悪しは分からない。 何度書いているが、最低でも数ヶ月、数年間使用しないと自分が求めているギターであるのか、自分に合っているのか、相性が良いのかなどは分からないのである。 
今使用しているギターは今は私に最も相性が良いと思うし、私が思っている音を奏でている。 なので、今のギターは生涯私のメインギターだろう。 
今回購入したギターがそれと同じ、それ以上の私との相性の良さ、私が求めているギターであって欲しい。 
今のギターも試奏もしないし、実際に現物を見て買った物でもない。 ネットで見つけて即購入を決めた物だ。 
新しく買ったギターもネットで見つけたギターである。 何が購入の決め手になったか・・・。 これはギターの木目やデザインなどがとても素敵だと言うこと。 少なくとも、そのルックスを嫌いになる要素は無いだろう。 見ているだけでも幸せ感を得る事が出来る物はそんなに多くは無い。
そうした自分が良い、魅力的だと思うデザインや全体の形などには何か自分との相性の良さを感じる。 これは車を選ぶ時や服を選ぶ時や、その他の物で同じだけど、気に入った物を長く大切に使う事は当然のことだろう。 
どんなに音色が良く、弾きやすくても、そのルックスが気に入らない物を長く使用する事はない。 どこかでその物に対する愛着は失われる。 
これまでのギターで結果的に売却する事になったギターはやはりどこかで違和感や不満な要素が含まれている物だ。 
これはそのギターがありふれているデザインだったり、ありふれた音色だったり・・・。 ただし、レスポールやフルアコやアコギなどはその使用頻度のあるが、やはりよく考えるとどこかに不満があった事は確かである。 
さて、長く書いたので、そろそろギターの練習をしたいと思う。 










CordobaEstesoSP!購入決定だ!

2023年07月25日 | Weblog
 前から何度も登場しているCordobaEstesoSP。 ついに買ってしまった!!!
以前から欲しかったギター・・・。 ちょっと私には価格的にも無理があるな~~~っと。 でも、今回は現物を手にする事はないが、ショップからの写真などを見て、即、買いだと確信した。 
サウンドホールのインレイの独特のカッコ良さ。 それと、サイド、バックのソリッドパーフェローの木目の美しさ・・。 このパーフェローの木目は個体によっては大きな差があり、バック中央に白色の木目の入り方でかなり印象が違う。
その点、今回の個体は完璧な木目だったので、これは買い!と即断してしまった。 トップ材はヨーロピアンスプルース、サイド、バックはパーフェローの単板のオールソリッド(単板仕様)。 
これで、音色が悪いわけが無いだろう。 ただしCordobaは今はスペインの工房は無く、中国での生産を主としているので、ハンドクラフトといえども、中国生産品である。
本社はアメリカを拠点としているが、最近になって、yamahaが100%株主となったので、事実上はyamaha傘下のギターと言うことになるだろう。 
私はすでに廃盤となったスペイン工房のハンドクラフトギターを所有している。 もちろん、Cordobaであるが、当初はただ見た目のインパクトに誘われて購入したギターだが、この3年半引き続けて、いまだにネック形状など、その他の部位なども完璧に新品状態を維持している。 
ただ、トップ材のスプルースは若干色目が変化しつつあり、音色も奥行きが増している気もする。 今後もこのギターがより魅力的な音色に変化する事を願っている。 
さて、そのCordobaのEstesoSP。 現状のCordobaギターのラインナップでも
Friederich に継ぐ最高グレードだろう。 価格も実売価格は30万円を超えるギターだ。 一般的に30万円のギターは所謂、上級者向けのギターとしては当たり前だろうと思われるが、このCordobaのギターに関しては想像以上に価格を超えるレベルなのである。
特に、ネック調整機能であるトラスロッド機能は他のクラシックギターメーカーではほとんど無い仕様だ。
さて、今回はたまたま見かけてた添付画像の中にこのEstesoSPを見つけて、なんだかそれまでは新しくギターは買わないと思っていたし、買ったしても、10万円以内のギターに限ると思っていたのであるが・・・。 
しかし、結局はやはり、このギターの作り、綺麗な木目、インパクトのあるインレイなどなど、価格以上に私の心を捉える物であった。 
まっ、しかし、これまでも幾本ものギターを購入しては売却する事を繰り返して来た経験もあり、果たして、30万円のもギターを購入する事は確かにかなりのリスクを伴う。 
仮に手元に届いて・・・がっかり・・・などと言うことになって・・。
がしかし、まっ、それならそれでも良いか・・。 
自分の感性を信じて購入を決めた以上は、このギターの本当の魅力を醸し出す技術を磨く以外には無いだろう。 
このCordobaと言うメーカーのギターはフラメンコギターのエレアコが有名で、クラシックなどギターに関してはあまり周知されていない。 
がしかし、実際にはクラシックギターでも他の高級ギター、国産の手工ギターにも劣ることもない音色や作りの良さ、見た目のかっこよさ、弾きやすさなどでも価格以上に素晴らしいギターだと確信出来る。 
このメーカーのギターの価格は上昇を続けていて、おそらく今回購入したギターの価格は今後は手に届かない価格になっているだろう。 





CordobaEstesoSPどうする?

2023年07月25日 | Weblog
クロサワ楽器のオンラインショップでCordobaF7の購入を考えていて、現物の写真を送付して頂いた。 ゴルペ板の取り外しは可能だが、5600円(税込み)作業手数料が発生する。 まっ、これは当然だろう。 専門の工房で作業するので、傷などは心配ないが、日焼けなどの痕は消せないので、その点は承知する必要がある。 価格は82500円。 私は妻用にこのギターを買おう(私も弾くけど)と思っていたが、その写真の背景に並んでいるギターの中にCordobaEstesoSPが写っていて、現物があるのだと分かった。 バックの木目などが気になったので、そのギターのバックなどの写真を送付して頂いた。 で、思って居た理想的な綺麗な木目である。 
価格は308000円。 これはCordobaの公式サイトでの表示価格と同額である。 
このギターは他にも販売されているので、そのサイトだと40000円安く買える。 
しかし、ギターの木目は同じ物はない。 その安いギターの木目はちょっと気に入らないような・・・。 4万円の差額は確かに私の小遣いから考えるとかなり大きい。 1ヶ月のバイト代と同額だ。 
しかし、そのショップはメンテなどのアフターフォローなどを考えるとちょっと選択する気持ちになれない。 このショップは確かに他のギターでも他のギター専門店に比較するとかなり安く販売する。 しかし、このショップは現物などのチェックなども皆無だし、入荷した状態をそのまま送付する店である。 
さらに、何度か問い合わせをした時の対応は最悪で、これまでギターの弦などもAmazonで買っていた(このショップ)が、今後はこのショップの商品を購入したいと思わない気もする。 
特にある程度の高額な商品、ギターなどの個体がそれぞれ違って居る物はアフターフォローなどが充実して、担当者の対応も大切な要素である。
確かに、4万円は大きい。 毎月1万円のローンだとしても、4ヶ月分の差額がある。 しかし、このショップは無金利ローンなどもないので、今回は私は36回のローンで全額ローン返済にしようと思っている。 実は先日(2ヶ月前)にアコギを購入して、このローンが月1万円の10回払いになっている。
これも無金利なので、続けても良いけど、10万円の頭金をEstesoSPに使うなら、このアコギのローンを完済して、24回を36回にしようと思う。 
さて、どうするか? 果たして、新しいギターが必要か? 何度もギターを購入して売却を繰り返して来た経験もあるので、今回のギターを果たして本当に今使用しているギターと同様に長く使用する事が出来るだろうか?
仮に売却となると、半額以下になるので、20万円程度の無駄になる。 
逆に生涯使用するなら30万円で毎日が楽しくギターを弾く事が出来るなら何も異論は無いだろう。 でも、今回、EstesoSPを偶然見つけて、それ以前からいろいろと探して、このギターにはとても魅了されている。 思い入れもあるギターなので、やはり、これは何かの縁だとうと思う事も良いかもしれない。 
添付写真の背景に見つけたギターである。 何か、そうした意味でも私に発見される事を意味していたような・・・。 まっ、そんな運命的な物はないだろうけど・・・。 単なる私の無駄使いでしかない・・・。 
まっ、でもそのためにバイトもしてる訳だし。 







ギターリサイタル

2023年07月24日 | Weblog
 コンサートとリサイタルの違いは? AIで質問すると、次の答えでした。
「コンサートとリサイタルはどちらも音楽を聴衆に聴かせるイベントですが、いくつかの違いがあります。
  • コンサートは、通常、オーケストラやバンドなどの大人数で演奏するイベントです。一方、リサイタルは、通常、ソリストや小規模なアンサンブルで演奏するイベントです。
  • コンサートは、通常、より多くの種類の音楽を演奏します。一方、リサイタルは、特定のジャンルの音楽に焦点を当てています。
  • コンサートは、通常、より大きな会場で開催されます。一方、リサイタルは、通常、より小さな会場で開催されます。
コンサートとリサイタルはどちらも、音楽を聴衆に聴かせる素晴らしい方法です。どちらのイベントが自分に合っているかは、好みや興味によって異なります。」

なので、ギターソロなどの演奏はリサイタルと言うことになる、さらに、デュオからアンサンブルの4~5人程度の合奏もリサイタルと言うことだろう。 
所謂、歌手とか、クラシック交響楽団とか、多くの楽器、多くの演奏家が一緒になって演奏する講演などはコンサートと言える。 
さて、昨日はギターソロ演奏なので、リサイタルと言うことだろう。 名古屋の宗次ホールでの宮川春菜リサイタル。 午後13:30の開演で終わったのは15:30頃だった。 若い女性ギタリストの中で今最も人気があるギタリストだと思う。 彼女の容姿もとても綺麗でそれ自体でも魅力的だ。 身長も170センチ以上あり、すらりとした姿は女優同様にインパクトがある。 
昨日も前半と後半には衣装替えもあり、衣装にも拘りもあるのだろう、後半はウエディングドレス的なデザインで、とても綺麗で輝いていた。 もちろん、ギター演奏は注目されているギタリストであることは裏切る事も無く、テクニック的にも、音楽的にも透明感のある音色、音の印象の付け方なども彼女の才能は間違い無いだろう。 
昨年も同じ時期にこのホールでリサイタル(独奏)を観覧したが、その時に比較すると、選曲はちょっとわかり憎い点もあったが、今回は前から3列目の中央席だったので、ギターの生音が聞こえて、とても臨場感があった。
自由席なので、受付順に席を取れることもあり、昨日は開場時間前の3時間前に受付を済ませた。 
開場までの時間に名古屋市内の楽器店でギターの試奏をしていた。 前にも書いているが、妻がギタークラブで練習する?かも?と言うことで、妻用のギターを探しているが、予算は10万円以内。ケースも含めて10万円以内で買えるギター(ケースはギグバックでもいい)を探している。
昨日は小平、アランフェス、Raymondの3本。 11万円程度の価格。 
小平のギターの印象は音量はのも足りない。 弾きやすいネック形状や作りのい丁寧な所は良いと思ったが、スプルースの単板トップ材で、フレットはローズウッドか?黒色に塗装されているので、エボニーに見えるがそうではない。 見た目は黒色の指板なので、高級感はあるが、サイド、バックの合板との組み合わせは音色はちょっと物足りない。 アランフェスは小平と同じレベルだと思った。 この価格のアランフェスは中国生産製だが、作りも丁寧で綺麗だ。 弦高も低く設定されていて、弾きやすいネック形状だった。
音色や音量などは小平との差は感じない印象。 ケースはセミハードケース付属なので、同じ価格ならこちらを選択するだろう。 
Raymondのギターはスペイン産である。 10万円強でメイドインスペイン。 これはトップ材はシダー、サイドバックはローズウッドの合板だろう。 ただし、3本の中では音量は一番良く、音色も奥行きを感じるレベルだった。 弾きやすいネック形状はとても良い印象。 軽量の樹脂製ハードケース付属でこの点もとても良いと思った。 ただし、ネックが若干順反りなのが少し気になる。 この3本の共通の印象は弦のテンションがとても柔らかいと思ったこと。 どのような弦を張っているかは分からなかったが、ノーマルテンション弦だとしても、私が今使用しているCordoba45limitedのテンションの半分程度じゃないかと思えるほどに柔らかく感じる。 
ただし、その分は音量や音色のメリハリは劣ると思った。 やはり、弦のテンションは音色、音量に直結する要素だろう。 ただし、ギター自体の完成度が高いギター(高級ギター、20万円以上のギター)はテンションが柔らかくてもギターの鳴りはとても良い。 
今回試奏した3本は全て弦のテンションは柔らかい事は評価出来るが、その見返りとして、音量や音色の明瞭な切れ、奥行きなどを犠牲にしているような気もする。 仮にハイテンション弦に張り替えて、どの程度の音色の変化が期待出来るだろう? と思うけど。 
今回の試奏では10万円程度を費やして買いたいと思ったギターはあえて選ぶならRaymondのギターだろうと思った。 もちろん、買わないけど。
私が今回試奏してある程度買いたいと思ったギターはやはりCordobaF7、F7Pacoだろうと思った。 ただし、このギターのピックガード(ゴルペ板)は私は嬉しくないので、これは取り外したいと思うし、その方が音色や音量も良くなるだろうと想像出来る。 
どちらも8万円台で買えるギターだし、Cordobaのギグバックはとても良いケースだから問題も無い。 今ネットではこのシダートップのPaco、スプルーストップのF7。 Cordobaのこの価格帯のギターは価格以上に音色や弾きやすさ、音量などを考慮すると購入しても失敗はないだろう。 
以前にも私はCordobaのGKstudiolimitedを使用したいた経験もあるので、後悔はしないと思う。 GKシリーズはPUが装備されていて、やはりアンプを通して音を作り要素があるので、音量や音色も生音では少し不満もあるかもしれない。 今回はそうしたPUは全くいらないので、通常のギターを買いたい。