本格的に再開したギター。 最初は以前から所有していたクラシックギター、フォークギターを弾き始めたのだが、何しろ40年以上も前の代物である。
フォークギターはすでにブリッジが浮き上がり、ネックも準反りがかなり進み、ネック反りを調整するトラスロッドで何とかなるだろうと思って、始めて調整。
結果はネックの付け根からヒビが入り、元に戻ることは不可能になった。
ブリッジもほぼ剥がれている状態なので、ボルトで固定したが、結局はネックがダメになったので、意味が無くなった。
これで、このギターは使用不可。 クラシックギターはまだ以前とほぼ変わらない状態を保っていて、少しネックの順反りはあるものの、まだまだ使うことは可能。 ただし、音に関してはやっぱり所謂安価なギターのレベルだろう。
弦を交換して少しは鳴りも良くなった気もするが、やはり、ネックの厚みもあり、弾き難さもある。 ボディーの厚みもあるので、ちょっと構える姿勢も良くない。 で、新規にギターを購入することに決めた。
しかし、欲しいギターは15万円程度する。 どうするか? で、まだ購入して1年足らずのバイクを売却する決断をしたのである。
それまでは趣味としてはバイク、筋トレをしていたど、コロナ感染拡大の影響でどちらも出来ない状態になった。 特に筋トレは完全にジムの閉館などもあり、バイクも数人で出かける事も無くなった。
結果、家で過ごす時間をどのように充実した時間に変えるのか??_
以前から家に在ったギターを弾こう!!
もっと言えば、年齢的にもバイクで事故を起こすリスクも高くなってきたので、それほど遠くない日にはバイクは売却する運命になるのは明らか。
筋トレは家でも出来るようにホームジム、ダンベル、ベンチを揃えて、家でっトレーニングをする事にした。
今は少しサボっているけど、今の仕事をリタイヤしたら、再開することにしている。 今はギターの練習を優先していて、家で過ごす自由な時間は全てギターを弾く時間にしている。
で、新規に購入するギターを決めて、バイクの売却した後に即に購入した。
Córdoba45limited。 クラシックギターのフルスケールのギターだ。
これはインスタでも何時も見ているRob Lunnさんと同じギターである。
最初は解らなかったけど、どうも私のギターにそっくりな感じだったので、インスタの画像でサウンドホール内が見えるのを探してみると、やはりCórdoba45limitedのラベルがはっきりと分かった。
なんだかすごく嬉しくなった。 まっ、これについてはたまたまであるけど。
その後にはもう少しネックが狭くて弾き易いギターも欲しくなり、同じメーカーのCórdobaGKstudioLimitedを購入。 これはピックアップ搭載のフラメンコギターである。 ネックも2mm狭く、ボディー厚も5mm程度薄い。
確かに音も文句なく、弾き易い、アンプに通して音も少し歪ませることも出来るので、楽しいギターである。
ある程度レベルが上がってきたので、以前からジャズが弾きたかったので、ジャズの教本を数冊買いあさり、結局はフルアコが欲しくなりフルアコを購入した。 IbanezAF95SBを購入。 これはサイズ的にはフルアコでも大きなサイズである。 音も申し分なし、アンプに通すと所謂ジャズの音そのものだ。
生音もある程度の音量があるので、アンプに通さなくても練習は可能だが、やはりアンプに通して、実際の音を常に聞くことが大切だろう。
しかし、夜間では逆にこの生音がある程度音量があることが逆にリスクになった。 どうしても、周りへの騒音問題にもなるので、夜間弾きたいと思っても弾けない。 で、ソリッドのエレキで練習しようと決めて、エピホンのSGを1万7千円で購入。 これはこれで全然良いギターだと思って居る。 今はほとんど使用していないけど。 SGはどうしても完全にエレキの音なので、もう少しジャズらしい音が欲しい。 そこで、Epiphoneレスポールを購入した。
これは見た目にも音的にもジャズでも全く違和感も無いし、弾き易さは最高である。 フルアコよりも弾き易い。 ネック幅や厚みなどはフルアコと同等だけど、全体的にボディーの薄さや大きさなどもあり、弾き易い。
夜間はヘッドホンを使用して弾けば、ほぼ完全に音は自分の部屋以外には漏れない。 思いっきりかき鳴らしても全然気にする必要もなく、夜7時以降はレスポールで練習している。
で、こうしてこの2年間でこれだけのギターを購入することになったのである。 クラシック、フラメンコ、フルアコ、SG、レスポールの5本を現在所有することになった。
クラシックギター以外は全て10万円以下で、8万から6万前後だ。
以前、これ以外にも今は手元にないけど、国産の手工ギターを購入した経験がある。 これは松井国義のクラシックギターで販売価格は36万円。
もちろん、新品同等品を26万で購入したのだけど、3か月程度で売却。
想像していた音ではなく、私の好みには全くなかった。 ギター自体の作りもセラック塗装で、傷付きやすく、柔らかいので、すぐに傷が目立つ。
音量も期待した以下で、音質も高音の抜けも悪く、粒立ちも良くない。
Córdoba45limitedとの比較では、全くCórdoba45limitedには到底及ばないレベル。 もちろん、これはあくまでも私の主観なので、松井国義のギターが良くないなんてことはない。 プロの耳や弾き易さからするとそれ相応の高級ギターなんだろうと思うけど。
こうした経験もあり、私は所謂高級ギターには全く興味が無い。 ギターは価格で選択することは意味がないと言う事を経験で学んだのである。
なので、今後も10万円を超えるようなギターは買わないだろう。 GibsonやFenderなどのブランドギターも欲しいとも思わない。
ブランドにお金を費やすのはただの金持ちの趣味だろう。 音の違いを聴き分ける程のプロなら別だけど、素人のレベルでGibsonとEpiphoneの違いを聴き分けるようなレベルの人はそんなに居ないだろうと私は思って居る。
これで私はギターの種類としてはほぼ全てのラインナップが揃った事になる。 ほぼ、唯一ないのは、アコースティックギター(フォークギター)である。
これはやはり1本は欲しいギターなので、今回、その中で欲しいギターを見つけてしまった。
Headway Japan Tune-up Series HD-5080SE(NA)。
これは定価では税込み88000円。 販売価格としてはoutlet品で52800円。 正規品で64000円である。
この6万円前後だったら私は購入する気持ちになれる。 これまでもフルアコが65000円。 レスポールが84000円。 CórdobaGKstudioLimitedは少し高額で95000円だったと記憶している。
このheadwayのギターはその品質や音質に関してはお墨付きで、本来は国産ギターだけど、廉価版としては国外(恐らく中国など)で日本の職人の管理下で制作しているギターだ。 この国外で生産して日本でチューニングした物がこのJapan tune-upである。
このレベルのギターはその品質もそうだけど、細部などのデザインなどもとてもおしゃれで、見た目でも満足できるレベルなのである。
このoutlet商品は価格的には正規品よりも17000円も安く買えるので、どうしようか? ただし、やはりチョイ傷などの説明もあり、どうしてもそうした傷が気になる所である。 ショップに問い合わせることにしたけど、実際の傷等があるならその辺の写真なども送付してもらって、納得できるなら購入する意欲はある。
さて、そうした訳で、ギターはいろんな種類があり、さらに価格的には本当に千差万別と言っても良い程にあるので、初心者の人は当然だけど、ある程度弾ける人でも相当に迷うことである。
ただし、どんなジャンルの楽曲を弾くのかで当然だけど、ギターの種類は決まる。 アコースティックギターでクラシックを弾くのはちょっと違和感もあるし、かなり弾き難いだろうことは想像できるだろう。
もちろん、どんなギターだって、どんなジャンルでも弾けるのは変わらないけど、その楽曲に合った音色、弾き易さはやはり違う。
私は種類としてはいろんなギターを所有しているけど、当然だけどクラシックはクラシックかフラメンコを使っているし、ジャズはフルアコ、レスポールを使っている。 ポピュラー曲のソロはフルアコかフラメンコをメインで使用しているけど、夜間はどんな曲の練習でもレスポールを使用している。
こうして、私は再びギターを弾くことを趣味として再開する事になった。
これは新型コロナ感染影響である。 しかし、私にとって、この選択は大正解であり、逆にコロナによってギターを弾くことを再開出来た事を感謝したいぐらいである。 ギターは家に居る限りは何時でも時間や天候に左右されることもなく、弾くことが出来るし、ギターを弾くこと自体はとても楽しい。
当然だけど、レベルアップにはそれ相応の努力も練習も必要だけど、所謂、趣味としてのギターレベルなので、そんなに根詰めて練習する必要もないし、そんなに必死になる必要もない。
今は仕事の休みの日、仕事の明けの日には最低でも3時間から5時間程度まで練習している。 午前中、午後、夜を合わせて5時間程度は練習する時間はあるので、少しづつだけど、練習する曲の難度も上がり、ある程度弾けるようになるとやっぱり楽しさも増すのである。
さて、今日もしっかりと練習しよう。