いよいよ連日の猛暑日が続いている。 予報も雨マークは全くなく、台風5号が通り過ぎた後の日本列島は高気圧に覆われて、晴れ間が広がる天候に成っている。 今年はまだ台風の数は例年よりも少ないとのことだけど、8月に入ってからはおそらく台風の発生は例年以上に多くなると言う見通しでもある。
昔は台風と言えば秋の物と言うイメージがあったけど、最近は夏前でも日本に近づいて来たり、実際に上陸する傾向もある。
しかも、台風の規模が年々大きさ、強さを増して来て、大きな災害になる傾向も実感する。 水不足になる程の干ばつでは困るけど、雨が降り過ぎるのはもっと深刻だろう。 豪雨による土砂災害や川の決壊などで家屋の浸水、道路の冠水、橋などの損壊など。 特に地盤の低い土地に住む人達は激しい雨が降る時には相当に心配だろうと予想出来る。
我が家の住む土地は高台になっているので、どれほどの雨が降っても水が溜まることもないので、その点に関しては心配することは全くなく、豪雨には側溝などが綺麗になるので、かえってメリットが多くあるような気もする。
道路の側溝などに泥や水が溜まった状態にあると、蚊、蠅、その他の虫の発生源になるし、悪臭の原因にもなるので、そうした面からすると、ほとんど側溝には普段から泥も水も全くたまる様子は無いので、綺麗な状態である。
地盤が固く、しっかりとした高台で、近くには小山、崖などもない地域は住む場所としては理想的だ。 ただし、徒歩などでは坂道を登る時には結構辛い事もあり、車などで移動するなら問題もないけど、実際に私の住む場所の最寄り駅から家までの道のりは相当な坂道で、駅から徒歩で帰宅する時にはさすがにちょっと辛い時もある。
若い時なら問題もないけど、高齢になってからキツイ坂道を登るのはやはり遠慮したい。
それ以外にはとても快適な住む場所だと思っている。 高台は風の通り抜けも良く、日当りも良く、水の心配もなく、盤石な地盤なら地震などで液状化などの心配も無いだろう。 さらに、幹線道路から離れているので、車の騒音などもほとんどなく、日中でもほとんど近隣や、車などの騒音は皆無と言っても良い。
さて、今日は休み。 妻が午前中に買い物に行きたいとのことで、私も少し買う物があるので、行く方向が同じなので、一緒に出掛ける予定にしている。
午後からはいつも通りにギターの練習、夕方には筋トレ。
これほどの暑さだと筋トレをする意欲が失われるけど、それでも短時間でもいいので、トレーニングをすることにしている。
ギターはポジションの練習も併用する練習曲になってきた。 ハイポジションやハーモニクスなどの奏法、スラーやグリッサンドなどは慣れて来たけど、まだまだハイポジションなどや、セーハなどの形で弾くのは以外と難しい。
今は運指(セーハなどの選択。 単独で押えるよりもスムーズな運指が出来るならそうした押え方が良いと感じる)などもいろいろと試している。
私は右手の爪は伸ばすことが出来ないので、指頭奏法を続けているけど、最近は指頭奏法のデメリットなども感じる事が無くなって来た。
確かに音の明瞭さには欠けるかもしれないし、特に和音などを綺麗に揃えるのも難しい時もある。 さらに、高速奏法などでは指を弦の間に入れる必要があるので、スピードの点でも不利だろう。
しかし、慣れて来ると音自体の明瞭さは意外と気になることもなく、それはそれで個性的な音色だと納得できる。 ギターや弦の相性もあるけど、家で弾く程度なら十分な音量だし、特に不満はない。
むしろ、普段から爪を気にする必要がないのはストレスなどもなく、激しい指使いなどでも気にすることもない。
さらに言えば、爪の間に汚れなどの付着もないので、衛生的だ。
単純にしっかりと短く切り揃える程度で良いのは、ギターを弾く時のメンテナンスがとても楽である。
以前は爪を無理に伸ばしていた時期もあったけど、とても大変な思いをしていた気もする。 特に、左指は完全に短く切っていて、右手の爪を伸ばしている状態はとてもバランス的にも無理もある。
筋トレをする時でも、ダンベルなどを扱う時でも気になるし、車の洗車などでもとても気になる。 さらには、爪が割れることが多々あったので、服などに引っかかったり、肌に傷を付けたり。
結局は爪は完全に短く切り揃えて、逆に今は爪が弦に当たらないようにしている程である。 これは親指も含めて、4本の指の音を均一にするためにもどの指の爪も弦に当たらないようにしている。
ギターを弾く時も爪をしっかりと削って、弦に当たらいようにする。
これはとても簡単な作業で、単純に短く削るだけだし、弾いている時でもいつでも簡単に出来るので、爪を使わない奏法はデメリットよりもメリットが多くあるだろうと私は思う。
もちろん、プロを目指す人ならそうは言って居られないだろうけど、趣味で弾く程度なら、爪弾きはあまりメリットがあるとも言えないだろう。
ましてや、家で練習するなら、爪が無い方が音量も調整する事も指頭奏法の方が容易だ。 さらには、元々音量が弱くなる傾向もあるので、近隣への騒音対策にもなるだろう。
私のように高齢になると、爪が弱くなる人も多くいて、生涯伸ばすのは難しい。 ならば、生涯ギターを弾き続けるなら、早い段階で指頭での奏法を確立した方が良いかも知れない。
指頭奏法は音を弦を捉えるタッチも繊細になるので、音量の調整や、微妙なニュアンスなども表現しやすい。 カッティングなどでも爪の音でカチカチする音も無くなるし、消音時も爪が当たるような音も無くなる。
ただし、ラスゲアードなどの奏法はある意味では難しくなる。 爪ではなく、爪の上の肉の部分が弦当たる時があるので、その点はもっと確実にタッチする精度を高める必要が有るだろう。