summer diary

日記らしきページ

曇りのち? 晴れるかな?

2024年09月30日 | Weblog
 今朝は朝から曇り空。 昨日も曇り空で洗濯物を干したが、カラッとは乾かない。 家に居れて、今朝、外にだそうと思ったが、この天気なので、まだ出すことを躊躇している。 今はいかにも雨が降って来るような雲行きである。 
予報では雨は降らない予報だし、雨雲レーダーで確認しても雨の心配はなさそうである。  今日はちょっと用事があるので、午前中に済ませる予定で出かけることに決めている。 ただ、こんな天気だと、今朝外に干したタオル類が気になる。 雨が降るなら家に入れて・・・とは思うが。 
用事を済ませてから少し買い物にも出かけることにしているし、昼に食べるご飯を昼までには炊いて置きたいし。 
もちろん、今日は休みなので、ギター練習をしっかりとするつもりだし、本も読みたいし、AmazonAudibleで朗読も聞いたりと。 
それにしても、ギターはなかなか先に進めない。 これはこれまで無かったことで、今回の曲も次の曲も、さらにはその次の曲も私のレベルではまだ相当に難しいのだろうと思う。 もちろん、ギター講座の順序なので、私のレベルに見合った曲なのだろうけど。 実際にギターのレベルと言う物がどんな基準で出来ているのかは定かでない。 人によってはその曲の難度は前後するだろうし、簡単そうな曲が意外と手こずることもあるので。 楽曲の難度はどこに基準があるのかは難しいが、例えば、私はカルカッシ教則本を順番に進めているが、これは確かに良く出来ていて、練習曲の手順は相当に旨くレベルに合わせて選曲されているので、間違いなく、この教本のレベルは相応のレベルであると評価できそうだ。 
そうした事を考慮して考えると、ギター講座の曲はカルカッシ教則本のレベルに比較すると、ちょっと先を急いでいるような気もするし、逆に意外と容易な気もするし。 ギター講座の曲は、練習曲・・・例えば、カルカッシや、ソルやその他の教本のように、所謂、演奏会などで演奏するような曲とは違って、ギターの上達のために作曲されている曲なので、通常の著名な作曲家が曲として作曲した曲とは少し違う気もするが。 
もちろん、練習曲だからと言って、アルペジオなどの練習曲とは違うし、音階を練習するような指の運動などとは違い、しっかりと曲としての魅力もあるし、カルカッシ教則本の曲はどれもとても素敵な曲である。 
以前はこのカルカッシ教則本が私の唯一の練習曲だったし、今でもこの練習曲は継続して練習を続けている。 ただ、最近はギター講座の曲が難しくなってきて、こちらの曲を弾けるようになるまでに時間が掛かっていて、なかなか、練習が疎かになっている。 ポピュラー曲の講座の曲も以前は同率で練習を進めていたが、やはり、講座の曲に時間を費やしているので、最近はこれも疎かになっている。 
もちろん、それはそれで致し方ないだろうし、どちらにしても、いずれは全てを完全に終えるまでは止めるつもりもないし、必ず、最後まですべての曲をしっかりと弾けるまでは継続することを決めている。 
さてと、まっ、どんな曲だろうと、ギターを弾いて居る限りは必ず弾ける日が来るし、半年後、1年後、2年後、5年後、10年後、20年後・・・。 今よりも少しはギターの腕前も上がっていると思うし、今の曲がそれほど難しいとも思えない日も来るだろう。 もっと言えば、初見の譜面でもスラスラと弾く事が出来る日も来るだろう。 もちろん、何年も時が掛かるだろうけど、それでも、諦めずに続ける限りは、何時かは必ずそうした日が訪れると信じて疑わないのである。 

さてと、ではそろそろ用事を済ませに出かけることにしよう。 まっ、途中で雨が降ったら、それはそれで諦めるしかないので。 







雨・・・

2024年09月29日 | Weblog
 雨の日。 早朝から雨が降り続いていて、時折は止む時間もあるが、降り続いている。 降っていると言っても、小雨でパラパラ程度の雨なので、雨と言う感じもしない。 もちろん、晴れ間が出るわけでもないし、空は雨雲が広がり続けているので、今日は終日小雨でも降り続けるだろうと予想される。 
さて、今日も何時も通りだが、バイト明けは午前中は何もする気が起きないので、のんびりと過ごす事に決めている。 
ギター練習も午後からにしようと思っているが、それでも、少し弾いて昼にしようかな。  ギターの弦交換をしてもなお、もっと良い弦が無いのか? と言う思いは消えないので、いろいろと探してみるが、レビューや評価などを見ても、今これが良いと思って使っている弦以上に期待できそうな弦は見つからない。 
結局は弦も多少の音色や弾きやすさの違いはあるが、やはり、ギターそのものの特性で音色やバランス、音の伸びや、深みや、余韻や、そうした根本的な質は変わらないのだと実感している。 これは、私が2本のギターを持っていて、同じ弦を張ってみても、やはり、音色もテンションすら違いがあり、弦の違いでは自分が思っている音色を手に入れるのは難しいと思う。 結局はギターの奏法や爪弾きの違いなど、結局は技量によるのである。 音が鳴らない・・・などと憂うよりも、鳴らす技量を身に着ける必要を感じるし、弦の押しかた、爪弾きの角度や力加減や1音に対する拘りをどの程度追求する姿勢に行きつくのだろう。 
これまでも何本かのギターを購入しては売却することを繰り返して来たが、これも自分の技量や技術よりも、ギターそのものの性能や特性に頼るような意識だったからだろう。 本当に実力のあるギタリストは格安ギターでもそれなりに奏でる技量を持っている。 ギターのせいにはしなのである。 もちろん、個別に好き嫌いや、弾きやすさや、音色の趣向の違いはあるので、プロレベルなら尚更、ギターには拘るだろう。 しかし、どんなに優れたギターでも、結局は弾き手の技量が無い限りは、満足するような音色を奏でることは出来はしないと気付く事が大切だし、そこに少しでも近づけるように日々努力する事。 これ以外には結局はギターの上達や、心に染みる音色を手に入れることは出来ないのである。 






曇り

2024年09月28日 | Weblog
 今日の天気は曇り空。 雨は降っていない。 今日の日中は晴れ間は期待できないだろう。 時折は雨も降るかもしれないと思えるほどに空は曇っている。 
今日はバイトの日。 3日に1回のバイトシフトである。 今月は2週間程度少し間隔が空いたシフトだったので、なんだかのんびり過ごした月だった。
来月のシフトも出て、来月は孫娘の催事や、息子の嫁が友達の結婚式で遠出をするので、孫娘を連れて息子が帰省したりなど、少しシフトの間隔が変則になる。 
なので、連続でバイトになるシフトもあるので、ちょっと忙しく感じるだろう。 ただ、毎日家でのんびりとギターを弾く日々も良いけど、旅行に行ったり、少し忙しい方が気持ちに張りが出るし、健康的? 
さてと、今日は特に用事は無い。 これも何時も通りである。 今日はしっかりと筋トレをする日なので、今日は怠けずに20分間しっかりとやりたい。 
ギターの弦交換をして、今はまだ完全に安定はしてないが、音色が本当に良くなるのは、弦が安定してからである。 
人によっては弦交換直後が一番良い音色だと言う人もいるが、私は交換後に2週間程度経過して、チューニングが安定する時期頃が一番良い音色になると感じるし、その後も1か月程度はすべての弦がバランスが良くなり、全体の音色の印象が綺麗に感じる。 

さて、今日もギターを弾いて気持ちよく過ごそう。 今朝はAmazonAudibleで久しぶりに「本所おけら長屋」を聞いた。 18巻、19巻が出揃ったので、その18巻の壱から四までと、19巻の壱から四までをダウンロード済みとして、これからしばらく楽しむことが出来る。 
この小説は本当に面白いし、人間味がたっぷりと詰め込まれていて、時代小説と言うジャンルなどとは思えないし、現代でもそのまま通じる心に染み入る物語だし、ナレーションが実に、絶妙に合っていて、小説を読む以上に楽しめるだろうと思う。 
この小説は文字として読んだことはないので、本を読むのとは印象が違っているだろうと思うが、この小説の本を全冊揃えたいような気にさせる。 
これ以外に今聞いているのは山本周五郎の短編集であるが、それはまだまだ未読なので、残りの短編もすべて聴こうと決めている。 
実は、バイト先に持って行っている本も山本周五郎の長編小説で、この長編小説は是全26巻だったか。 今はその中で少し短めの小説から読んでいて、上下巻ある物はまだ先の楽しみとしている。 
そのほかにもいろんな時代小説作家の本も読みたいし、これまでも多くの作家の本を読んでいるが、やはり時代小説は面白い。 
AmazonAudibleでは村木 嵐 「またうど」を聞いている。 人はなぜ、身に余る位や物を望むのか。 「この者は、〈またうど〉の者なりーー」 徳川家重の言葉を生涯大切にし続けた老中・田沼意次が主人公で描かれている物語であるが、まだ、半分程度聞いているだけなので、この先が楽しみである。 
幡 大介 の「大富豪同心」シリーズも楽しみに聞き続けている。 その他にもいろいろと聞いている。 
知野 みさき「上絵師 律の似顔絵帳」シリーズも楽しく聞き続けているが、他に聞きたい物がいくつかあるので、なかなか聞き終えていない。 
さてと、これからのんびりとギターを弾いて過ごそう。  






今日はのんびりです

2024年09月27日 | Weblog
 今日はバイトも無し。 要するに休みである。 休み・・・などと言うと、何だかしっかりと仕事をしているように聞こえるが。 
バイトがある日でも、朝から夕方まではのんびりと暮らす日々であるから、まっ、休みと言っても差し支えないのである。 ただし、バイトの日は一切、酒は飲めないので、その点は休みとは違っているし、家で寝る事も叶わないが、バイト先では8時間の睡眠時間が確保されているので、睡眠不足とはならないが。
バイトはシフト制で、土日休みなどは関係なくバイト日となる。 ただ、月8~10日が限度なので、(来月は9日間)まっ、3日に1回が最大のバイトとなる。 さらに、事前に休みを届ければほぼ100%は休みとなる。 なので、旅行に行く時や、息子夫婦や孫の催事などがある時にはすべて休みにしている。 
ただし、それはあくまでも事前申請なので、仮にシフトが決定してからの変更は難しい。 絶対に出来ないわけではないが、それでも、他の人との入れ替えか、それ以外の人に変わってもらうことになる。  なので、これまで、葬儀などで1度だけ急な休みにした経験があるが、変更はほぼすることは無い。 

今日の天気は朝から小雨が降っていて、今日は雨の一日だろうか。 日差しが無いので、多少は気温も低く、涼しいかな? と思うが、意外と湿度が高くて蒸し暑い。 エアコンは要らないかな? と思ったが、やっぱり蒸し暑さを感じるので、エアコンを稼働している。 雨だろうと晴れだろうと、窓は結局締め切ることになるので、やはりまだまだエアコンは必須になる。 窓を閉め切るのはギターを弾くからで、これは近隣への配慮である。 雨戸を閉め切った状態なら、ギターをしっかりと弾いても、ほとんど家の外に音が漏れることはないし、窓を開けていても、それほどの音が漏れる事もないだろうが、それでも、やはり、ギターの音が近隣の家に届くのは気になる。 
実際に、近隣からのピアノなどの音は時折聞こえて来るが、私はそれほど気にならないが、気になる人はただの騒音でしかないだろう。 
ギターを弾く人のそうした住居環境はどうなんだろうと思う時がある。 出来るなら、可能な限りにしっかりと音を出して、しっかりと爪弾き弾きたいのは当然だろう。 しかし、仮に集合住宅や、とても近隣との距離が近い一戸建て住宅や、もちりん、同居している人への配慮もあるだろう。 
集合住宅でも防音設備がある部屋があるとか、一戸建建てで近隣との距離が離れているとか、防音対策がされている部屋とかあるなら、音が周囲に漏れて気を遣うような必要はないが、逆にそれほど作りの良くないアパートとか、マンションでもすぐに隣の音が聞こえたりするような作りとか、もっと言えば、同居家族が常時家に居て、すぐに音が聞こえたりするとか。 
そうした事情がある人がギターやその他の楽器を家で練習する事は難しいのではないだろうか。 私は幸いにもギターを弾く部屋は自分の部屋であるし、他の部屋にそれほど音は漏れないので、あまり気にして弾く事は無いが。 
弦交換をしてから2日目で、ある程度はチューニングも安定して来た。 これはかなり早い期間だろう。 弾く時間にもよるが、弦もプレミアムで通常の弦よりもコーティングがしっかりされているので、安定する期間も短時間になる傾向がある。 その弦交換はある程度納得できるレベルになった。 納得とは言っても、前から言っているように、やはりどうしても鳴りの弱い音はそれほど改善されたとは言えないかもしれない。 それでも、これまでいろんな弦を使用した経験や、音を見極める感性が高くなった事や、各弦の種類の特徴なども知る事も出来たし、今後使用する弦に対しての信頼度も高まって来た気がする。 
結局は所有するギターの2本の弦は同じにしたいと思うので、Córdoba Esteso SP の相性の良い弦を選択することにしようと決めた。 これまでは、何か少しでも音量がある弦、ブライトな表情の弦を求める傾向があったが、最近は音のバランスや、どのフレットの音も綺麗に鳴る弦を重視している。 以前は3弦カーボン弦なども不明瞭な音色になりがちな3弦の音を際立たせる効果があるなどで使用していたが、やはり、他のナイロン弦とのバランスや押弦のしやすさや、音の鳴りとしては一般的なナイロン弦の方がクラシックギターには相性が良い。 
さてと、今日もしっかりとギター練習に励もう。 何度も書いているが、今回の課題曲は相当に難しい。 すでに2週間練習しているが、まだ弾けない箇所が3か所はある。 この箇所をいかにスムーズに弾けるようになるか。 演奏は曲の途中で停止していては音楽にならないし、聞いている方も気持ちは良くない。 
いかに流暢に、いかに簡単に弾いているように見えるか。 苦しんで弾いている姿では聞く方も楽しめないし、弾いている方も楽しくない。 
音楽的にも、曲の表現としても綺麗な音色で、流暢にスムーズに、奏でることは音楽として表現することは必須である。 
私はこれまで人前で弾く事はギター講座の発表会や、市の依頼などの催事でアンサンブルやデュオで弾いた経験もあるが、ソロで弾く経験はまだない。 講座の受講生達とアンサンブルを弾くときでも緊張するし、なかなか完璧には弾く事も難しいことは経験している。 ましてや、ソロで演奏する姿も何度も見ているが、プロではない趣味程度でギターを弾いている私達の演奏で必要なことは、音色はもちろんだが、いかに途切れることなく、スムーズに弾くのか、いかに音量をしっかりと出せるのか、もちろん、音が外れていては話にならないけど。 しかし、これはギターを弾いている人なら経験している事だが、講師の前で演奏するだけでも緊張するのである。 特にそうした経験の少ない人は余計にいつも通りに演奏することは難しい。 
私はギター講座に通い始めて、ようやく2年程度が経過した。 最近は以前よりも講師の前でもいつも通りに少しは弾けるようになったが、それでも、家で弾いている時の様にはなかなか弾けないのである。 
これはメンタルの問題だろうが、このメンタルを強くしていつも通りに弾く事はまだまだ時間が必要だろう。 どこでもいつも通りに弾けるまで自信を持てるまでのレベルになることが必要だろうし、自分の演奏に対する信頼を持てるまでしっかりと練習する事が何よりだろう。 
どこかに不安が残っている間は人までで演奏する時にその不安が緊張となって現れる。 これを無くすには、完璧以上の演奏が出来ている自信が必須だ。 
これは・・・練習する以外には克服できないだろう。 













ギター弦交換の話・・・続き

2024年09月26日 | Weblog
 ギターの弦の話を続けて書いている。 昨日、Córdoba Esteso SP の弦交換を終えた。  これは3週間で交換となったのであるが。 前にも書いているが、何かちょっと物足りたいと言うか、どうしてもあるフレットの音が上手く鳴らないので、交換することにしたのである。 そして、昨日交換して・・・。 低音の弦がノーマルに、3弦がカーボンからノーマルのナイロンに交換となったわけであるが。  まっ、正直に言ってしまえが、ほとんど変わり映えはしていないと言えるレベル。 ただし、確かに、若干だが、その鳴らないフレットの音が多少は鳴る音になったような・・ようなである。 
やっぱり、これはどうしてもギターの問題で、弦交換でそんなに端的に変わるような事でもないようだ。 しかし、このギターは私の2本のギターでも一番にお気に入りのギターだし、今後も生涯使い続けることを決断して購入したギターである。 
とは言いながら、仮にであるが、お金にたっぷりと余裕が出来たら、もう少し鳴りの良いギターが欲しくなることは間違いないが。 
仮にであるが、宝くじで高額当選でもしたら・・・おそらくは、本当に欲しいギターを金額を差し置いて買うだろうと思うけど。 
さて、仮の話はともかくとして。 弦交換してからまだまだチューニングが安定していないし、まだ弦が伸びきっていないので、本来の音色になるまでにはもう少し時間が掛かるだろう。 前回使用していた弦でもあり、その時にはその弦が一番良いと実感していたので、これからもう少し馴染んできたら、以前の納得できる音色になるだろうと期待している。 もう1本のギター(Córdoba45limited)は前回交換した弦との相性はとても良いし、このギターは昨日も書いただろうけど、ある意味ではどんな弦でもそれなりの納得できる音色を奏でることが出来ている。
最近はこのギターの方が全体的に音色なども良い気もするような・・・。 これはやはり、ある程度の年季が経ち、ギターの音色も深まってきたのだろうか?
最近はこのCórdoba45limitedの音色が当初に比べると、音量や音色の深みが増していることを実感する。 もちろん、低音のふくよかさと言うか、重みと言うか、低音に関してはCórdoba Esteso SP に及ばないことは素人の私でも感じる音色である。 
しかし、高音に関してはほとんど差が無い気もするし、逆に2,3弦の鳴りの良さはこのギターの方が優れている? と思う時がある。 1弦は確かにさすがにCórdoba Esteso SP の方が張りもあるし、サスティーンの伸びなども良いと思うが、ハイフレットになると、どうしても音量としては劣る気もする。 
これはギターのボディーのサイズから比較してもやはり、響きの弱さはある意味では弱点だろうか。 がしかし、私はコンサート会場とか、広い会場で弾く事もないし、家で手元で聞こえる音色で判断しているだけなので、実際にはどちらの音色が優れているのかは分からないのである。 
ギターは手元で響きが感じる物もあるし、会場の後ろまで届く音色のギターもあり、意外と手元で大きく鳴っているギターはコンサート会場などでは思っているほどには音が届かない物がある。 これは音の振動のサイクルと言うか、反響する音として鳴っているか、それとも、弦の振動だけで鳴っているのかだろう。 
ギター全体で鳴るギターは案外、手元での音が小さく聞こえる事が多い。 これは構造上の問題や、材質の問題や、そもそも、作りそのものの違いかもしれないし、ダブルトップ構造などのように、音量が単板のトップ材だけの物とは構造的な違いは明白だろう。 ただし、ギターの音色は以前にも書いたが、音量で判断できないので、やはり、音量、音色、音階の完全なバランスや、弾きやすさや、音の伸び、深み、重みなどなど。 これも以前何度も書いたが、音色の好き嫌いは趣向なので、その人の感性でしかない。 クラシック特有の甘い音色(メローなと言う事も出来る)が好きな人もいるし、硬いより金属的な音(ブライトと言ってもいいかも)の方が好きと言う人もいる。  その中間的な音色が好きと言う人もいるし、それこそ人それぞれである。 がしかし、自分が思っている音量で鳴らないとなると、やっぱり納得できないだろう。 
これは爪弾きの奏法などでも変わるが、あるいは、弦へのタッチ感などでも変わるし、爪の長さや、指頭から爪にかけてのタッチ感や私のように爪無しで指頭で弾く人とは明らかな違いは明白だろう。 
何度も書いているが、指頭奏法では音を明瞭にはっきりとした音色を出すのは至難の業で、爪のような、仮にピックなどでも同様だが、硬い物で弦を弾く音は音量も出しやすいし、音色もはっきりと明瞭になることはギターを弾いている人なら当然に経験しているだろう。  それに比べると、指頭の柔らかい指先の肉で弦を弾くことは、音量も下がるし、音色も少し曇った感じになる。 これは当たり前の話で、弦を弾く時の瞬間の時間的なロスであるし、指先の柔らかい指先からリリースされるので、弦は緩やかに弾かれるからである。 
しかし、逆に甘い雰囲気の楽曲などは、指頭の方がよりその雰囲気を出しやすい。 爪に当たって出る雑音もないし、硬い音色には成らない。 
ただ、やはり、しっかりと明瞭な音色は魅力的だし、軽いタッチで音がしっかりと出せることは演奏を容易にするだろう。 指頭奏法の弱点はある程度の音量を求めると、どうしても指先をしっかりと弦に当てる必要がある。 これは、弦に対して、深く指先を入れて弾く事が必須なので、指の動きが大きくなる。 さらには、隣の弦に指が触れる可能性が高い。 高速で弦を爪弾くような曲(アルハンブラとか、その他のアルペジオの速弾きの曲など)を弾く時は相当な技術と言うか、指の動きははるかに速く動かす必要が生まれる。 
さて、まっ、今更爪を羨んでも仕方ないので、指頭で可能な限りに演奏することにするし、可能な限りに音色や音量を明瞭に出す工夫をする以外には、指頭奏法で爪弾きと同等の音を出すことは難しいと納得する以外にはない。 
最近になって、(指頭で弾くようになってからすでに5年近いが)ようやく、その音の出し方というか、バランスが取れた音色を出す事が少し出来るようになって来た。 以前から意識しているが、右指の薬指(a)の音はどうしても弱くなる。 この音だけがどうしても弱くて、他の指(i,m)に比べてバランスがとりにくい。 それでも最近はやっと意識的にしていた爪弾きも自然に出来るようになってきた。 確かに、弦に対して、ある程度深く入れることになるが、そうした動作は意外と難しい。 しかし、意識して弾いていると、その動作は自然に出来るようになってくる。 
指先の肉も多少は硬くなってくるし、少しづつだが、音色が明瞭になって来た実感はある。 これは、Córdoba45limitedの音色が良くなって来た・・・と言う実感も、こうした奏法が少しづつ出来上がって来た事も要因だろうと思うのである。 
ギターの音色だけではなく、奏者の能力も向上する事で相乗効果もあるだろう。 私は指頭だからと言って、爪弾きの音色が出せないなどと憂うようなことはしない。 必ず、納得できるまでギターの音色だけは拘るし、楽器はそもそも、音色がすべてである。 人を魅了する音色が出せたら本望だ。 それは速弾きのテクニックだけではない。 音楽的な演奏や、芸術的な音楽性を出せるのは、やはり音色であろう。 心地よい音色であり、心地よい音楽性であり、楽曲だろう。 
音楽の良さは音の良さである。 








ギター弦交換

2024年09月25日 | Weblog
 先月末にCórdoba Esteso SP 、Córdoba45limitedの2本のギターの弦交換をした。 
弦はSAVAREZのミクスドテンションプレミアム(低音がハイテンション、1,2弦がノーマルテンション、3弦がカーボン弦)に2本とも同じ弦を交換した。 
以前も何度も使用している弦なので、音色などもほとんど知った物である。 が、Córdoba Esteso SP にはあまり相性が良いと思わない。 以前も使用した覚えがあるのだが、否、使用した事が無かったか? もう1本のCórdoba45limitedには相性が良さそうで、それほど不満は無い。 このギターはこれまでもいろんな種類の弦を使用しているが、どれもそれなりに満足できている。 
しかし、Córdoba Esteso SP はもう少し柔らかい弦の方が相性が良さそうだし、前回の交換時に使用した弦はSAVAREZニュークリスタルのノーマルテンションで、その時の印象が良かったので、本当ならこの弦に交換するつもりだったが、2本の弦に同じ弦を張って、その違いも知りたいと思った事もあり、今回は同じ弦を張ってみた。
なので、やはり不満が残ることになった。 そこで、前回の弦に改めて交換することに決めて、昨日、その弦が到着したので、今日は早速弦交換をしようと思っている。 
昨日はこの弦が到着したのが、夜になってからだったので、今日の交換は無理だろうと思っていたが、昨日到着したので、今日は交換しよう。 
これで、何とか納得できる音が鳴ってくれたら嬉しいけど。 今、気になっている音は2弦、3弦の5フレットの音が鳴らない事。 
それ以外の音はそれほどでもないが、やはり全体的にギターの特性を出せない弦だと感じる印象がある。
特にハイフレットの音の鳴りが悪く、やはりテンションが少し高く、硬い印象を受けるので、かなり強く爪弾かないと鳴らないのである。 これは、どうしてもテンションが弱くて、音色は少し甘い感じになるが、音が良く鳴るなら納得できるろう。 
さて、今日はバイト日なので、午後からはそれほどのんびりとはいかない。 今日は筋トレも? どうしようかな? まだ少し筋肉の疲労を感じているので、今日は休みにするか。 それにしても、朝晩の気温は確かに少し下がって来て、過ごしやすくなったが、日中はまだまだ暑い日が続いている。 朝は窓を開け放して風を入れているが、10時頃になるとやはりエアコンが必須になる。 もちろん、ギターを弾くときも窓は閉めるので、この時期はエアコンは欠かせない。 ギターは確かにいつでも、天候に左右されないし、時間に左右されないし、自分の都合で練習することが出来る。 ただ一つ言えるのは、近隣への騒音になる可能性がある事。 我が家は一戸建て住宅なので、近隣への騒音にはなりにくいが、それでもやはり隣の家に対しては気を遣う。  ピアノや管楽器やバイオリンなどの音量がある楽器は特に近隣への配慮が必要だろう。 
その中でもギターはそれほどの音量が無いので、それほど気にする程ではないかもしれないが。 それでも、窓を開け放してしっかり爪弾けば、当然音は近隣まで届くだろう。 なので、ギターを弾く時は必ず窓は閉めているし、時には雨戸も閉めて弾く事もある。 なので、エアコンは必須なのである。 
本当なら、窓を開けて、自然な風を受けて気持ち良く弾けるならいいのだけど。 それには、否かの一軒家で、近隣との距離がかなり離れているような家屋である必要があるだろう。 
さてと、では午前中にさっと弦交換を終えて仕舞おう。 今日はCórdoba Esteso SP でしっかりと練習することにしよう。 




朗読・・・

2024年09月24日 | Weblog
 私は朝目覚めてベッドから起きて、最初にトイレに行き、それからキッチンに行き、タバコに火を付けて、庭に出て、ゆっくりと吸い。 それから、再びキッチンに戻ってから、プロテインを作ってカップに移して飲み、マルチビタミンを1錠飲み、プロテインはそのまま飲み干す事もあるが、同時にご飯を食べながら飲み終えてから、そのカップにお茶を入れて飲み・・・と続く。 
ご飯の前に洗濯物がある時には洗濯機に入れて回しながら、ご飯を食べるのであるが、何時もはAudibleで時代小説などを聞きながらであるが、今日はNHKのらじるらじるで前回は4回まで聞き終えている「吉本ばなな・・・「キッチン」」の5回、6回が聞き逃し再放送で聞けるので、5,6回を聞きながら食べ終えた。
以前から吉本ばななさんの小説を読みたいな~と思っていたが、Audibleではほとんどtラインナップされていないので、図書館で借りて読もうと思っていたが、なかなかそれも出来ずにいた。 なので、この『キッチン』は(1987年)で海燕新人文学賞を受賞している作品で、ある意味では吉本ばななのデビュー作となった小説だと言えるだろう。 
その後の作品でも『ムーンライト・シャドウ』(1988年)で泉鏡花文学賞、『キッチン』と『うたかた/サンクチュアリ』(1988年)で芸術選奨新人賞、『TUGUMI』(1989年)で山本周五郎賞を、それぞれ受賞。非日常的な、神秘的な事象、また「生と死」「再生」をテーマとして書き続けている。 となっている。 
家族構成からしても、 ・・(批評家・詩人の吉本隆明の次女。姉は漫画家のハルノ宵子)作家として成功する環境やDNAが生まれた時から備わっていると言ってもいいかもしれない。 もちろん、努力なしに作家として認められるような事などあり得ないのであるが。 
さて、その「キッチン」の朗読を6回まで聞いて、確かに聞いていても心地よさや、何か心に染み入るような感覚を覚える。 この朗読をしているのは、女優で歌手の「北乃きい」さんで、ある意味では可愛らしい声色なので、人によってはあまり好きな声色ではないと思う人もいるだろうし、そう言う、私も初めはちょっと声が子供じみている・・・し、可愛らしさの印象が強いので、どうかな??と思ったが、しかし、1回を聞いてみて、この小説の主人公と物語性や作家の文体、言葉などがこの北乃きいさんの声色とがとても合っていて、この小説を読む以上にすてきな物語として聞く事が出来ると思った。 
私は北乃きいさんのドラマや映画や音楽などはほとんど知らないので、朗読者(ナレーター)として素直に聞く事が出来るので、彼女に対する先入観などもほとんどない。
それにしても、確かにこの朗読はとても良いと言う印象である。 朗読がこの主人公のイメージやキャラクターの心理表現を上手く表現しているし、この小説の物語性もこのある意味では淡々とした語り口なども好印象だと思う。
 
 他の朗読も朗読者の人物像を知りすぎていると、聞いていてもその人のイメージが想像されてしまうので、逆に見たことも無い、あまり知らない人の方がナレーターとしては理想的な気もする。 
AmazonAudibleで北乃きいさんのナレーターでの作品を探したが、1作も無かった。 私の好きな時代小説には彼女の声色はあまり相性は良くないだろうけど。 
おろらく、現代小説で、しかも主人公が若い学生とか、若い社会人とか、そんなキャラクターが相性がいいのだろう。 
朗読はAmazonAudibleで聞くことがほとんどだが、時折、NHKの朗読で聞いたりしている。 今はスマホで聞き逃し配信で、放送時間に関係なくいつでも聞く事が出来るので、とても重宝している。 

さて、今日もちょっとギターの話であるが、昨日もギター練習をしていて、Córdoba Esteso SP で弾いていて、やはり次回の課題曲を練習している時に、どうしても音が思っているように出ない箇所があり、どんなにしても、前とは違っていると感じた。 これはやはり弦の種類の問題だろうと思った。 で、昨日は早々に前回使用した弦を購入した。 これはサバレスのノーマル弦(ニュークリスタル)である。 やはり、少し柔らかい弦の方がこのギターには相性が良いと実感している。 今回、音が出ないと思った箇所は、2弦、3弦の5フレットを同時に弾く音だ。 どうしてもこの音を同時に弾くと、音が鳴らない。 もう1本のギター(Córdoba45limited)ではある程度は音は鳴るので、これはギターの特性の違いや、弦との相性の問題だろうと思って・・・。 それから、やはり一度はギター調整をするためにメンテナンスに持って行って、この音が鳴らないとか相談して、ナット、サドルの高さや、材質なども相談したいと思う気もする。 それと、Córdoba45limitedのペグ交換も以前から考えているので、その事も一度ギターメンテ専門店で相談しようと思うのであるが。 
それにしても、このCórdoba Esteso SP は購入当初はこれはこまでにない鳴るギターだと思っていたし、実際に45limitedに比べてもその音量や音色の奥行き、響きの重みすら感じると思っていたので、ここに来て、ちょっと何だか残念な気分になった。 
がしかし、これは私の奏法の問題でもあり、指頭奏法の弱点でもあるのである。 
その弱点を克服する爪弾きなどもいろいろと試行しながら練習しているが、今回の鳴りが納得できない点を克服するのは容易ではない。 
やはり、弦交換して、それでもダメなら、他のメーカーの弦も試すことになるだろう。 ただ、以前もいろいろと変えてみたが、ダダリオ弦も生彩を感じないし、音量も物足りない事も実感しているし、その他の弦も試してもいるが、今一つ満足する弦が見つからない。 なので、仮にノーマルのニュークリスタル、今回はプレミアムだが、他の弦も検討するかもしれない。 カルムとか、プレミアムではない物とか。 確かにこれまで、弦の劣化の点で、プレミアムを使用しているが、やはり、少し音色が硬くなる傾向があるし、弦のテンションも強くなったりするので、当然だが、音色にも影響していることもあるだろう。 
なので、価格面でも安くなるし、劣化や安定期間などもあるが、それでも、通常の弦を使用する価値があるだろう。 
以前もカルムを使用した経験もあるが、ほとんど他のノーマル弦との差異を感じないし、決して音量なども遜色ないので、この今鳴らない箇所の音が綺麗に出るなら、その弦を使用したいと思う。 
さて、今日はちょっとこれから買い物に出かける。 今日は空には薄雲が広がっていて、少し涼しさを感じる。 少しづつ秋めいて来た感じはするが、日中の気温は今だに30度を遥かに超える気温の予報である。 実際に屋外はすでに相当な暑さだし、日が出ると、依然と変わる事もないほどに暑い。 
息子が仕事を辞めてから半年以上家で過ごしていたが、新しい仕事(会社)も決まって、先日から会社の寮(アパートであるが)に引っ越したので、今は妻も仕事に行っているし、私一人でのんびりと過ごしている。 これからものんびりと静かに以前のように(息子が一人暮らしをしていたので)静かに暮らせる生活に戻る。 
妻も食事に気を使わないでいいし、その他の洗濯物なども少ないし。 まだまだ、家には息子の持ち物が沢山あるし、特にキャンプ道具などもそのままだし、ベッドや机なども以前もそうだが、そのままなので、時折帰宅する度にまだ持って行くこともあるだろうし、しばらくは、帰宅する機会も増えて、まだ引っ越しが完了している訳でもないので、ちょっと慌ただしい事もあるだろう。 

さて、そのギターの弦交換はどうする? 弦は今日中に届くので、明日にでも交換したいと思うのであるが。 それでも、まだ交換して3週間程度なので、交換するには勿体ない?? のである。 本当なら3か月、少なくとも2か月は使用する予定なので、この短期間で交換するのはちょっと勿体ない。 がしかし、このCórdoba Esteso SP で弾きたいし、今後も弾きづつけることには変わらないので、早くその交換後の音を確認したいと思うし。 
明日には交換しようかな。 明日はバイトの日なので、明日も日中はのんびりと過ごせる。 もちろん、今日もしっかりとギターは弾く。 今日、どうしようかな? 今日は45limitedを終日使おうかな。 さてと、ちょっと買い物に行こう。 










やれやれ・・・。 

2024年09月23日 | Weblog
 バイト明け。 なので、今朝はちょっとすっきりしていない朝だ。 
昨夜もバイト先ではいつも通りに寝ることは出来た。 もちろん、家で寝る事に比較すると確かに熟睡と言えないだろうが、それでも、5時間程度は完全に熟睡している。 これぐらいしっかりと寝たら十分だと言えるだろう。 
実際には7時間半は睡眠時間で、その間はずっと寝ていた事には変わりはない。 1度はトイレに起きたが、それ以外はベッド(簡易的なエアーベッドだが、これが意外と寝心地は悪くない)に横になって寝ている状態なので、身体の疲れは取れている。
私がいつもは家では10時間近くベッドで寝ているので、それに比べると少し短いが、それでも睡眠としてはそれほどの差を感じないが。 
ただ、睡眠時間の違いもあるので、その点ではちょっと睡眠の質の違いは否めないのだろう。  今日はバイト明けで、これも何時も通りだが、午前中は何もする気が起き無し、帰宅してから軽く食事を済ませてからはのんびりと昼まで過ごす事にしている。 
昼はほとんど食事らしい食事はすることが無い。 帰宅してから軽めに食べるので、腹は空かないし、ビールを飲んで、少しのんびりと昼寝などしたい気持ちがある。 
ギター練習は昼寝を少ししてから夕方までの2時間程度がせいぜいで、寝る前に少し30分程度弾いてから寝る事が通例になっている。 
午後から2時間・・は最大で、実際には1時間半程度だろうか。  それでも、ある意味では十分な練習時間だと思っている。 練習時間が長ければ良いと言えないことは以前にも書いたが、実際に同じ練習を一日に長い時間弾いていても思っているほどには身につかない。 これは、記憶力の問題だろう。 記憶力と言っても、それは単に脳に記録される事だけはなく、身体が記憶する運動機能と言うか、指が覚える事。 ギターの弦を音符(譜面)に忠実に弾く記憶だ。  特に難しい運指や、今課題にしているセーハの押弦などは何度も繰り返して弾く事で、徐々に身体にその動きを会得させるのである。 会得と言うと何だかギター演奏に関係ない気もするが、実際には押弦をスムーズにするためには、指の動きや、タイミング、次の音への準備態勢などを丁寧に確認して身に着ける必要がある。 これはまさしく、会得するのである。 剣道などでの呼吸や、相手の気を読み取って、打ち込む期を掴む事と同様に、音楽的な感性はある意味では会得することに似ている。 
私は音楽的な所謂、芸術性などは到底及ばないが、それでも、出来る限り協調する箇所、弱める箇所、メロティーを歌うような奏で方。 そうした音楽的な要素を少しでも表現出来たら良いと思うし、そうした演奏を意識はしている。  今日もそうした事を意識してしっかりと弾こうと思う。 練習・・・と言うか、可能な限りに綺麗で魅力的な演奏を1回でも出来るように励みたい。 










爪の話

2024年09月22日 | Weblog
 これまでも何度も書いているが、爪の話。 クラシックギターだけではなく、アコギでも爪を延ばして、爪弾きが大方のギタリストの技法だろう。 もちろん、エレキやフルアコなどでジャズなどを弾くギタリスト達はほとんど爪は延ばしていないが、ピックを使用して弾く事もほとんどであるし、フルアコで指引きするジャズギタリストもいる。 ただし、ほとんどの場合にはアンプを通して音量も音色も変化させているし、そもそも、アコギのスチール弦は爪無しでもそれなりに音量や音色はそれほどの差を感じない。 
しかし、クラシックギターの場合にはナイロン弦で(4~6弦は一応はナイロン弦にスチール弦を巻いている巻き弦を使用しているが)、1~3弦の音色はギターの音量や、その特徴などもあるが、指弾きではどうしても音色は甘くなり、明瞭さに欠けるのは否めない。 さらに、音量も出しにくくなるし、そもそも、爪が無いので、それなりの音量を出すためには、指頭を弦に深く押し当てて爪弾く必要がある。 これは、誰でも同じだろう。 指頭奏法の一番の難しさはやはり音量、音色の透明感を出す事が難しい事。 それ以外のメリットも沢山あるが、音楽的なと言うのか、曲の表現とか、演奏とかのメリットはそれほど多くない・・・と私は思っている。 
ただ、爪に当たる時の雑音は無くなるし、音色の強弱を表現することは優れているかもしれない。 しかし、やはり、高音のメロディーを強調するような曲などは各指毎に力加減を変える必要が出て来るし、それはしかし、かなり難しい技術になる。 
しかし、爪に気を使わない事は、普段の生活を快適に過ごせることや、仮に爪が割れて、いつもの演奏が出来ないとか、爪が剥がれたりするような怪我などの心配もないのである。 ギター講座でも爪が割れて、何時も通りの演奏が出来ないとか、痛みがあるとか、などと言う人もいる。 
そうした演奏以外に気を付けないといけない事などは無くなる。 さらには、衛生面でも爪の隙間にばい菌が入ったりすることも無くなるし、常に爪に気を遣うような生活をする必要もなくなる。 
もちろん、ギター演奏に関しては、今でも私は爪弾きの方が音色や音量などを考慮しても、技法としては優れているのだろうと思っている。 
しかし、私の爪は弱くて、すぐに割れてしまうし、薄くて爪弾くには向いていないのである。 以前は爪を延ばして弾いていた時期もあるが、爪のメンテナンスや、爪に気を遣う生活自体が面倒と言うか、嫌と言うか、出来ないと諦めたのだ。 
しかし、それから指頭奏法を続けているが、今はその爪が無い音色に対してもそれなりに対応することが出来ているし、今では、指頭奏法の良さを生かした演奏を目指している。 今後さらに年齢を重ねて行くと、嫌でも爪などの衰えは否めないだろう。 しかし、最初から爪無しで弾く事は、将来変わる事が無い演奏を続けることが出来る事なのである。 そう。 今後も生涯、音色は変わることは無いし、逆に言えば、まだまだ音色は進化する事が出来る。 指頭奏法をさらに向上させて、爪無しの弱点を改善するような奏法を見つける事も出来るだろう。 









さて、バイト

2024年09月22日 | Weblog
 今日は5日振り(明け日は含まないので、実質は4日間の休みである)にバイトである。 今朝は小雨の降る網模様の天候だ。 予報では午後からは雨も降りやむ予報であるので、バイトにはいつも通りに原付で行くことが出来るだろう。 
雨の日なら車で行くことになり、車は汚れるので、出来るなら原付で行きたいと思っている。 雨でも原付で行くことが出来るなら原付で行くのだが、バイトには寝具を持って行くことになるので、さすがに雨で濡らす訳にはいかない。 どうしても、雨が降っている時には車で行くしかないのである。 
なので、翌日の朝の天気も気になる。 帰宅は翌朝なので、前日に雨でなくても、翌朝に雨が降っているとやはり寝具が雨で濡れることは気になる。 
これまでも何度かあるが、その時は寝具はビニール袋に入れて、雨に濡れるのを防ぐのだけど。 原付や身体が濡れるのは帰宅する時なら気にならない。 家に帰れば、着替えもするし、シャワーにも入れるので、濡れることは構わない。 もちろん、バイトに行く時はそんな訳にはいかない。 バイト先で仕事をするので、濡れるのは良くないし、着替えなどもするような事もないので。 
さてと、今日もバイトに持って行くパン2個を買いに出かけるだけで、その他には何も用事などないし、今日は洗濯物もないし、夕方の筋トレ以外はギターを弾いて過ごす日である。 ギター練習も今の課題曲は指への負担が大きいので、長くても1時間程度で休憩して、課題曲とその他の曲の練習を織り交ぜながら練習することにしている。 
同じ曲を繰り返して弾いていると、どうしても同じ指、同じ動き、同じフレットを繰り返して弾くので、指全体の動きではなくなるし、固定化されてしまうので、数曲を同時に練習して指の動きだけでなく、身体全体の動きや、曲の感性なども深まるし、譜面の理解度も深まることになる。 
高齢になってくると、どうしても身体の動きも硬くなるし、俊敏性も衰えるし、指の開きも苦しくなってくる。 もちろん、曲の、譜面の記憶力も衰えてくるし、相当な時間を費やしても、練習する曲が変わってからはある程度の時間が経過すると、かなり記憶が薄れていて、前回の曲を練習している時ほどには弾けないし、実際に運指なども忘れている事がほとんどだ。 
まっ、しかし、そうした繰り返しを継続することで、少しづつ技術的にも、譜面の理解度や、ギターフレット位置と音の同期が即座に出来るようになってくるだろう。 
基礎練習などでスケール練習も大切だし、アルペジオなどの指の動きを滑らかにすることも大切だが、実際には曲をしっかりと弾く練習は何よりも上達には大切な練習であるし、いろんなパターンの運指や、移動、動きを身に着けるには実際に曲を丁寧に練習する事が何よりである。 
今日もギター練習をするが、いつもどのようにしたら弾けるのか、どのようなタイミングで移動して、どのような指の準備をするのか、どこを強調して、どこを弱く、そして、どの指の爪弾きを意識するのか・・・。 
今日も、明日も、その先も、ひたすら弾く事である。 愚直に、直に、丁寧に、常に試行、思考して、最善の演奏を目指すことだろう。 
ギターの弦もやっぱり変えたいなと、先日交換した弦を使用してみて、改めて次回使用する弦を決めた。 これは2本あるクラシックギターの1本についてである。 その1本はCórdoba Esteso SP である。 これまではハイテンションやミクスドテンションなどいろんな弦を使用していて、それはそれで悪くないと思っていたし、実際にそれほど悪いとは思っていない。 しかし、前々回交換した弦の印象が良く、先日交換した弦との比較でもやはりノーマル弦との相性が一番良いと実感したので、次回からはカーボンなども無い、ノーマルのナイロン弦を使用することに決めた。 
それにしても・・・。 ギターは難しいし、先が長い・・・。 私は爪弾きではないし、逆に爪を短くカットしていので、高音が出にくい、爪で弾く音量や音色は爪無しではかなり弱くなるし、音色も明瞭さに欠ける。 なので、高音のメロディーをはっきりと出すにはその指の力加減を意識して弾く必要がある。