ちょうど、今頃だったかな・・

小学２年の５月だった。

あのころは、ゴールデンウィークなんて長い休みがあったかな？

２年になって学校にも慣れて、新しく転校してきた男の子と隣の席になった。

○山明君。家も近所で、他の女の子や男の子と一緒に帰宅の路についていた。

帰りに遊ぶ約束をしたようで、男の子が２人遊びに来た。

母は喜んで二人を家に上げた。

２人の男の子は意気投合し、メンコで遊び始めた。

１人取り残された私は「ここは私の家なのに・・」と思ったかどうか覚えてないが・・・

２人の気を引くつもりで、寝たふりをした。実際、月曜日だったし新しい友達に気を使っていたからなのか疲れたはいたようだ。

子供のいたずら心だが、困らせてやるつもりがホントに眠ってしまった。

夕飯だと、母に起こされてがっかり。

遊びたかったのに・・・とっくに「なあんだ、ねちゃった・・」と帰ってしまった友達が恨めしかった。

「どうして起こしてくれなかったの！」と言って母をなじったが「起こしたけど一向に起きる気配はなかった」とあきれられた。

５月というと思い出す。

あの次の日、私は学校に行ってその○山君たちに謝ったのかしら。

５歳と３歳の孫と過ごしていて、遠い昔を思い出しちゃった。

５歳の年長の孫は、もう結婚を申し込まれたらしい。

面白いねえ。