1年10ヶ月前、今のパートの面接にこぎつけた。
面接に行くまでの、電話で「70歳なんですね、キツい仕事なんですよ」と言われて、これをまた辞退したら後がないと思い「70歳と言われましても、なったばかりですし」と反論したら、少しお待ちくださいになって、翌日面接になったのだ。
見た目は年より若いつもりなので、会ってもらうのが大事だった。
しかし採用になって仕事を習っている間の1ヶ月で働き方が変わり、午前と午後で2人ずつ仕事していたのが1人ずつになった。
採用になって仕事を教わってひと月で、私はやいなくてもいい人になってしまった。
「東條さん、仕事を覚えてもらったけど月に6日くらいしかあげられません。それが嫌だったら、もっと他を探すか、辞めるかご自分で判断してください」と言われてしまった。
なにくそ精神の私は、やることにした。
ずーっと月に6日だけ仕事させてもらっている感じ。それが1年続く。
一年経ってから別会社になった時、4、5人辞めた人がいたので、仕事する日数が少し増えて10日ほどになった。
以前の会社の定年は70歳。
別会社になったら定年は70歳とのこと。しかし今までいた私ともう1人は、すでに70を超えていたので、75歳が定年とのこと。
来年の1月で75歳になる人は、3月に退職することになっています。
先日こう言われました。
「東條さん、3月に〇〇さんが退職したら勤務が少し増えますが大丈夫ですか?」と。
ご都合主義だなー。
しかも歳をとるほど忙しくなる。
ここで募集をかけたところ2人ほど面接に来た。そのうちの1人が来年の1月末から入ってくるらしい。
「東條さんも、後何年かはできるけどわからないからね」とのこと。
結局私は、いなくてもいい人のようだ。
問題は、私自身が仕事をしたいかしたくないかなだけ。
それで良いのではない?
単純なことだ。
自分が何様のつもりでいるのかな?
世の中忙しいのだ。
私のプライドやポリシーなどに構ってはくれないのだ。
…と考えればどうってことないの。
やりたいかやりたくないか…なだけが大事なことなんです。
今日は音楽仲間との練習日だった。
7人の仲間のうち1人は静岡在住で、他の2人は電車で来るのだがお休みだった。
最近一番高齢の人は休みがちだ。
なので今日は4人での練習でした。
来月介護施設でクリスマスコンサートをやることになっているが、最悪この4人でやることになるかもなー。生徒の1人が入ってくれても5人である。
大丈夫、やるしかない。
4人での練習も楽しくやれて、ホッと胸を撫で下ろした。
オカリナもたまに吹いたのではダメだと強く反省する。
夕方長女にあった時、来月のクリスマスコンサートに入ってくれると言った。
えーっ、考えてもなかったよー!
いいねいいね、平均年齢も下がるしね。
オカリナの譜面と歌の楽譜を写メして帰って行った。
ま、パートの仕事はキツいし、ま、いろいろ悔しいこともあるけど、ま、こういう楽しいことを長年やって来たのだから、ま、我慢もできることでしょう。
がまんがまん…。