goo blog サービス終了のお知らせ 

むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

はかなくもまねく...(東鶴)

2010-11-14 | 書道
長野から夕方、武蔵野に帰宅いたしました。



今回の成果の一部です。
12月の墨華月例競書を書いていました。




そういえば、長野の家のベランダのすぐ下に真っ赤な紅葉を見つけました。





今回は冬に備えての水抜きが目的の1つでした。
以前はよく越年をして、湯の丸やプランシュ鷹山でスキーをしていたのですが、
最近は寒さに億劫となり、正月を武蔵野で過ごすことが多くなっています。




はかなくも まねく

尾花に たはふれて

 暮れゆく秋を

知らぬてふ哉

北面の武士 源 仲正


墨友会の良い子たちは、知らないおじさん、おばさんに
はかなく、まねかれても、おいそれとついていかないようにしましょうね。



書、大人のたしなみ

2010-11-14 | 書道

 この「和楽」は毎月購読しているものです。

書、大人のたしなみ

と言うタイトルが表紙に載っていました。

 

先日、桃太郎さんも紹介していた「サライ」でも書を掲載されていましたね。

正月が近いので、12月号には書に関する特集が組まれるのかも知れません。

 

 

文中には“はじまりは和のステーショナリーから・・・”と書かれています。

私にはちょっと難しい表現で、よくわかりません。

 

その中でも、書の道具を紹介していました。

中国では「硯」「墨」「筆」「紙」を「文房四宝」(ぶんぼうしほう)として、特に大切にしていたとしています。

「文房四宝」とは・・・?

この本では、紙のかわりに、美しい意匠をほどこした、水滴を紹介しています。

 

 

 

自前の硯箱を持って、旅するのも粋なもんですね。

 

入門当時、東鶴さんからいただいたのもです。

 

 

晩年、父が書斎に入って自己流だとは思いますが、書をしている後姿を良く見かけました。

モノを集めるのが好きで、書の文房四宝が出てきました。

けっして、高価なモノとは思いませんが、私の代だけでも受け継ぎたいと思っています。

 

こんな真面目なことを言っていますが、先ず有言実行が必要なのでしょう。

山ほど積まれた毎回の宿題と半切の作品を書かなければなりません。

 そんな風情?に親しんでいる場合ではありません。

頑張らなくちゃ!

 

今日は母の米寿の祝い。また、書をする時が無くなっちゃった! 

(萬鶴)