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むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

整いました

2010-11-16 | 書道

整いました

秋の火災予防運動(消防隊員)とかけまして

私の思いととく

そのこころは

どちらも初動(書道)が大事です

 

 

私の思いが整いつつあるのは“篆刻”です。

東鶴さんに誘われた時に、書道より篆刻ならと思い入門いたしました。

 

 

先生より、先ず基礎が大事です。

ただ彫るだけでは、三文判ですよ。

“しっかりと、いろいろな書体から学ぶことです”と言われ、今日になっています。

 

 

聞くところによると、初心者は篆書をやらないとか・・・。

やらせないと、内田藍亭先生がおっしゃっていました。

 

それなのに吉野大巨先生は、半切でも篆書のお手本をくださいます。

また、“何でも得意?な書体を持ちなさい”と言ってくださいます。

 

 

 

 

先生は入門当初から、私の思いを叶えてくださる準備をしていたのですね。

昨日、今日の事でなく先を見越してのご指導です。

最近では、呉昌碩の「苦銕印選」(くてついんせん)の落款集がお手本となりました。

ここまで来て当初思っていた、篆刻への道?が整ってきました。

何でも、基礎が大事ですね。

 

(萬鶴)